同室の人の目覚ましで目が覚める。
まだ眠い気もするけど。
そして風邪っぽい。
俺も出かける準備して、中庭に降りていく。
ここのホステルは、普通の民家っぽくて、中庭があってその周りに建物と塀が有る。
中庭には柿が植わってる。
ブドウかスモモのイメージが有ったので、ちょっと驚き。
乙嫁語りのカルルク一家の家もこんな感じなのだろう。
中庭のテーブルに座って朝食。
昨日と同じメニューでオムレツ、ナン、チーズ、ヨーグルト、リンゴジャム、バター。
お茶は、今日は青茶にしてみた。
飯の後にチェックアウト。
ドームで2晩泊まって84,000ソム。
84枚も数えるのがつらい。
10枚単位で数えて8回。
昨日、市場で5,000ソム札持ってる人を見たんだけど、あんまり流通してないのかしら。
一刻も早く100,000ソム札まで刷るべき。
途中バザールをかすめつつメトロへ。
カボチャが山盛りだよ。
なお市場で野菜は多量に売られてても、ほとんど飯で食べてない。
トルコみたいに定食屋が流行れば良いのに。
メトロの入り口で警官にこっちじゃ無いと言われる。
え、チケット売り場ここだろ。
「カサ、カサ」と外を指さす(KASSAがチケット売り場のこと)。
むぅ?
あ、外側にチケット売り場有った。
チケット売り場で買ったコイン見せつけつつ入ってったらOKだった。
荷物検査も無し。
メトロでパフタコールへ。
パフタコールで乗り換えだが、出口と乗り換え口がどっちだか分からない。
えーい、俺は右側に賭けるぜ。
大正解。
そして丁度入ってきた列車でオルマゾールへ。
っていうか、こっち側で良かったんだよね?
心配になってきて地球の歩き方を取り出し、次の駅を確認。
うむ、アナウンス的にはオッケーっぽい。
終着駅のオルマゾールに無事到着。オッケーだったようだ。
駅出たら客引きまみれ。
適当にサマルカンドと呼んでるおっさんについて行く。
え、ミニバンでもバンでも無くて普通の乗用車かよ。
サマルカンドまでいくらよ?計算機で交渉。
60,000ソム?たけーよ。20,000で。
OKになる。
荷物積んで助手席に。後ろにおっさんが3人いる。
走り出してから、運転手が計算機を出せという。
さっき20,000言うたやん。
50,000だという。
えー、20,000だろ。
じゃあ45,000だと。
ふざけんなよ、20,000だろと大激怒
何回かやり取りしてたら運転手が後ろのおっさんも巻き込んで、俺らも45,000だという
ほんとかよ!?
まあ、しょうがないので、OKに。
地球の歩き方で確認したら25,000~35,000と書いてある。乗用車だし値上がりとか考慮すればそれほどぼったでも無いな。
運転が荒いよ。
そして道も荒れてる。
でも120km/h出す。
さらに前の遅い車をクラクションでどかして抜かす。
怖いわ。
「車の運転得意だから」って言ってる人に「お前、それウズベキスタンでも言えんの?」って言ったら黙るレベル。
途中で給油アンド尿休憩。
後ろに乗ってたおっさんの1人がやけにフレンドリー。
トイレの場所とか教えてくれて10円のジュースもおごってくれる。
ここでもグルジアと同じ方式の10円ジュースが。
クワスもあったしソ連圏内の文化だな。
そういや昨日クワス飲んだけど、微妙に炭酸っぽかった。
グルジアのはそんな感じしなかったけどな。
給油待ってる間に同乗者のおっさんがロシア語だかウズベキスタン語だかで話しかけてくる。
何もかもが分からない。
適当に相づちを打つ。
えーと、ジャパンだよ。
名前も名乗る。名字の方を言ったら、なぜかトムと呼ばれるようになる。
また途中で止まって運転手が揚げ砂糖(サータアンダギーみたいなのに溶かした砂糖がかかってる)を買ってきて、後ろのおっさんがひまわりの種を買ってくる。
もう今じゃ結婚式じゃ無くても揚げ砂糖食べられるんだな。
揚げ砂糖はそんな腹減ってないので遠慮する。
ひまわりの種はちょっとだけもらう。
ひまわりの種は尖ってる方を前歯で割って食べる。
さくっと割れるよ。
でも取り出すのが面倒。
そしてうまいもんでもない。
食べ終わった殻が困る。
運転手が揚げ砂糖食べ終わった袋をくれたのでそれに捨てる。
同乗者のおっさんが時々話しかけてくるが、何言ってるか全くわからんわ。
「綿花畑だ、綿花、綿花」、「ひまわり畑だ、あれがこれになるんだ」とか「サマルカンドの入り口に付いたぞ」とかはわかった。
そして飽きたのか話しかけてこなくなり、サマルカンド到着。
45,000ソム払ってお別れ。
別れの時は同乗者のおっさんもあっさり。
タクシー拾って宿屋へ。
8,000ソム。
タクシーがあり得ねえ裏道のような道を通って行くよ。
しかし対向車も多い。
普通の道なのかな、これ。
やっとまともな道に出たと思ったらホステルの前だった。
ホステルのおっさんに部屋に案内される。
普通のシングル。
1泊$15。
2泊するって言ったら$14になった。
お安い。
19:00頃に晩飯だとか。
別料金だろうけど、ウズベキスタンは夜に外で食べる場所少ないし、暗いので助かる。
ちょっと一休みしてレギストラーツィア待ち。
パンとメロンとお茶が出てきた。
メロンが白い。サクサクしてる。
これはこれでうまいな。
レギストラーツィアもらって出発。
歩いてレギスタン広場とやらへ。
目の前でした。
そしてウルグベク・メドレセ、シェルドル・メドレセ、ティラカリ・メドレセという3つの建造物が並ぶ
ところに来た。
圧倒的な存在感で目の前にそびえ立つよ。
全体的に碧い。
タイルがそういう色なのだが、煉瓦も青く塗られてる。
写真を撮りまくる。
中に入ろうとすると、おっさんにチケットと言われる。
ふむ?どこで買うの?
おっさんがポケットから出す。怪しい。
15,000ソム。
値段は普通だな。
そして金を渡すと近くの警官と分け合う。
おいい。正規じゃねえな。
気にせず中に入っていく。
中は中庭のようになっていて屋根が無く、周りに建物がある。
そこの建物のところは土産物屋だらけだ。
なんか中国の客家土楼とイメージがかぶる。
各建物に1カ所すごく派手な部屋がある。モスクとも違うようだが。
装飾がかなりすごい。
土産物はスザニ(刺繍された布)、スカーフ、陶器、ナイフ、毛皮の帽子等々。
土産物は概ねスルーですが。
シェルドル・メドレセだけ、子鹿を追う獅子(と言われてる。書いてあるのは虎っぽいけど)と人の顔が描かれている。
イスラム教じゃ、偶像崇拝禁止的な意味で絵も禁止。動物、人の絵なんてもってのほかですよ。
と言うわけで、このメドレセは支配者が権威を示すためにそういう絵を描かせたとか。
そして建築家はそれの責任取って自殺したとか。
それはそれとして、虎の絵が微妙な感じで味がある。
人の顔は微妙にきもい。
中は3つのメドレセともだいたい同じ構造。
ふむ、満足した。
さて昼飯時だし飯食べたいです。
観光客がいなさそうな店があったので入ってみる。
先に入ってたじじばばがラグマン食べてたので俺もそれに。
あとコクチャイ(青茶)。
ここのラグマンは具だくさんのスープにうどんっぽい麺が入ってる。
あんまりコシのない麺だ。ウイグルのラグマンはかなりコシ有ったけど違うのだな。
具は羊肉、ジャガイモ、ピーマン、人参。そして上にディルの刻んだのが乗ってる。
ディルの香りが新鮮。
麺が主食なのに、なぜか付いてくるナンをスープに浸して食べる。
これもうまいね。
ちぎって羊肉泡模みたいにして食べてみた。
食べ終わる頃に、客が入ってきた。と思ったら日本人の女性だ。
ロシア語の指差し会話帳持ってる。
俺も持ってこようかと思って悩んでやめた。
そして、ニェットと言われている。何か頼もうとしてなかったようだ。
この店、ラグマンしか無いみたい。
特に話すわけでは無く、5,000ソム払って退店。
つぎはアミール・ティムール廟まで歩いて行くよ。
途中違う廟による。
今調べたらルルバッド廟と言うらしい。
中でお祈り中だった。
爺さんが座るように手招きするが、遠慮しておく。
写真撮るのも気が引けたので、外だけ撮ってさよなら。
すぐ近くのアミール・ティムール廟に。
ここはティムールとその息子、孫とかのお墓。
見た目モスク。
そしてここも碧い。碧の軌跡。
金払って中に入る。
人がいっぱいいて座ってる。
なんなの?と思いきや、ガイドが解説始めた。
俺は気にせず写真だけ撮ってさよなら。
裏手から出たら、また違う廟が。
チケットいるらしいので遠慮しておく。
そして裏道の方に入っていくと、普通の民家の扉がある。
こういうところも写真に撮るよ。
ガキに気付かれた。
フォト、フォト言って寄ってくるので3人揃ったところを撮ってやった。
なぜ撮られたがるのか。そして撮ったやつを見て満足している。
さらに1人のところを撮れと、男の子が言ってくる。これも撮ってやる。ナルシストなの?
カバンに入りっぱなしになってたペットボトルのお茶に付いてたおまけをあげる。エコバッグ。
さて次は歴史博物館。
遠い。
途中適当に写真を撮りながら。
中に入ると、青銅の大砲が2門お出迎え。台座が無くて寝転がしてある。
中庭に変な乗り物が。装甲車的な何か?装甲無いですけど。
館の中に入ると綺麗な受付のおねえさんに「ミュゼアム?」と聞かれる。
イエス、イエス。
9,000ソム。
先史時代からのものが色々並んでる。
ふむふむ。
ここら辺が世界最古の農耕後があったはず。まあ解説が無いのでよく分かりませんが。
チェインメイルとシャムシールが飾ってあってファンタジーっぽい。
最後の方はすごく細かいスザニとかが飾ってある。
これを縫うのは大変だろう。そりゃ高値で取引されるわ。
2Fは鉱物とか剥製。この展示はブルガリアで見た記憶…。
共産主義はそういう歴史博物館が必須なの?
ワイン博物館はあまりのしょぼさに省略。
でも剣の形したボトルに入ったブランデーは格好良かった。
その近くで女の子らが群がってたアイスを、俺も購入してみる。
500ソム。お安い。
アイスクリンって感じだ。
歩いて帰る途中でホットドッグを食べる。
と言ってもパンはドネルケバブ屋の半円形のパン。
そこにソーセージ3本と野菜ちょこっととトマトソース+ヨーグルトソース。
ソースはうまいけどソーセージが致命的に微妙。
そしてお腹いっぱいになるくらいにでかい。
満足。
帰りに公園で猫発見。
写真を撮ろうとするも、逃げられる。
望遠で撮った1枚と、逃げる途中の1枚のみ。
ホステルに帰り着いて日記を書く。
19:00から晩飯ですわ。
降りてって席に着いたら、出てきたのはラグマン。
おいぃ。
まあ、しかたない。
で、フランス人とかアメリカ人とかと適当に話しながら。
フランス人の老夫婦とアメリカ人は、レストランの生野菜はお腹壊したけど、ここのは大丈夫かしらとか、ウズベキスタンの油は綿実油だからお腹に合わないわとか話してた。
アメリカ人のヤングメンは自転車で中央アジア回ってるらしい。
でもトルクメニスタンはビザの関係上行かないそうだ。難しいと思うって言ってた。
食べてる間に日本人の老夫婦が来た。
じいさんが焼酎持ってきてた。酒飲みか。
韓国で買ったらしい。
そのじいさんはシニア海外ボランティアで6年もやってたらしい。
ブータン、フィジー、エルサルバドル。
すげえわ。
JAICAに協力的だと、その後も内地でJAICA的な仕事を回してくれるとか。
ほほう。
俺も早めにリタイアして行くしかない。
で、その老夫婦は2月くらいまで旅行するとか。
中央アジアを11月末くらいまで回って、その後インドのシッキム、アッサム方面、バンコクで年越しして、その後ミャンマー、スリランカ。
アクティブすぎる。
焼酎をちょっともらって、酔ったので退散。
ごちそうさまでした。
部屋に戻ってネットしつつ日記。
やっと書き終わった。
まだ眠い気もするけど。
そして風邪っぽい。
俺も出かける準備して、中庭に降りていく。
ここのホステルは、普通の民家っぽくて、中庭があってその周りに建物と塀が有る。
中庭には柿が植わってる。
ブドウかスモモのイメージが有ったので、ちょっと驚き。
乙嫁語りのカルルク一家の家もこんな感じなのだろう。
中庭のテーブルに座って朝食。
昨日と同じメニューでオムレツ、ナン、チーズ、ヨーグルト、リンゴジャム、バター。
お茶は、今日は青茶にしてみた。
飯の後にチェックアウト。
ドームで2晩泊まって84,000ソム。
84枚も数えるのがつらい。
10枚単位で数えて8回。
昨日、市場で5,000ソム札持ってる人を見たんだけど、あんまり流通してないのかしら。
一刻も早く100,000ソム札まで刷るべき。
途中バザールをかすめつつメトロへ。
カボチャが山盛りだよ。
なお市場で野菜は多量に売られてても、ほとんど飯で食べてない。
トルコみたいに定食屋が流行れば良いのに。
メトロの入り口で警官にこっちじゃ無いと言われる。
え、チケット売り場ここだろ。
「カサ、カサ」と外を指さす(KASSAがチケット売り場のこと)。
むぅ?
あ、外側にチケット売り場有った。
チケット売り場で買ったコイン見せつけつつ入ってったらOKだった。
荷物検査も無し。
メトロでパフタコールへ。
パフタコールで乗り換えだが、出口と乗り換え口がどっちだか分からない。
えーい、俺は右側に賭けるぜ。
大正解。
そして丁度入ってきた列車でオルマゾールへ。
っていうか、こっち側で良かったんだよね?
心配になってきて地球の歩き方を取り出し、次の駅を確認。
うむ、アナウンス的にはオッケーっぽい。
終着駅のオルマゾールに無事到着。オッケーだったようだ。
駅出たら客引きまみれ。
適当にサマルカンドと呼んでるおっさんについて行く。
え、ミニバンでもバンでも無くて普通の乗用車かよ。
サマルカンドまでいくらよ?計算機で交渉。
60,000ソム?たけーよ。20,000で。
OKになる。
荷物積んで助手席に。後ろにおっさんが3人いる。
走り出してから、運転手が計算機を出せという。
さっき20,000言うたやん。
50,000だという。
えー、20,000だろ。
じゃあ45,000だと。
ふざけんなよ、20,000だろと大激怒
何回かやり取りしてたら運転手が後ろのおっさんも巻き込んで、俺らも45,000だという
ほんとかよ!?
まあ、しょうがないので、OKに。
地球の歩き方で確認したら25,000~35,000と書いてある。乗用車だし値上がりとか考慮すればそれほどぼったでも無いな。
運転が荒いよ。
そして道も荒れてる。
でも120km/h出す。
さらに前の遅い車をクラクションでどかして抜かす。
怖いわ。
「車の運転得意だから」って言ってる人に「お前、それウズベキスタンでも言えんの?」って言ったら黙るレベル。
途中で給油アンド尿休憩。
後ろに乗ってたおっさんの1人がやけにフレンドリー。
トイレの場所とか教えてくれて10円のジュースもおごってくれる。
ここでもグルジアと同じ方式の10円ジュースが。
クワスもあったしソ連圏内の文化だな。
そういや昨日クワス飲んだけど、微妙に炭酸っぽかった。
グルジアのはそんな感じしなかったけどな。
給油待ってる間に同乗者のおっさんがロシア語だかウズベキスタン語だかで話しかけてくる。
何もかもが分からない。
適当に相づちを打つ。
えーと、ジャパンだよ。
名前も名乗る。名字の方を言ったら、なぜかトムと呼ばれるようになる。
また途中で止まって運転手が揚げ砂糖(サータアンダギーみたいなのに溶かした砂糖がかかってる)を買ってきて、後ろのおっさんがひまわりの種を買ってくる。
もう今じゃ結婚式じゃ無くても揚げ砂糖食べられるんだな。
揚げ砂糖はそんな腹減ってないので遠慮する。
ひまわりの種はちょっとだけもらう。
ひまわりの種は尖ってる方を前歯で割って食べる。
さくっと割れるよ。
でも取り出すのが面倒。
そしてうまいもんでもない。
食べ終わった殻が困る。
運転手が揚げ砂糖食べ終わった袋をくれたのでそれに捨てる。
同乗者のおっさんが時々話しかけてくるが、何言ってるか全くわからんわ。
「綿花畑だ、綿花、綿花」、「ひまわり畑だ、あれがこれになるんだ」とか「サマルカンドの入り口に付いたぞ」とかはわかった。
そして飽きたのか話しかけてこなくなり、サマルカンド到着。
45,000ソム払ってお別れ。
別れの時は同乗者のおっさんもあっさり。
タクシー拾って宿屋へ。
8,000ソム。
タクシーがあり得ねえ裏道のような道を通って行くよ。
しかし対向車も多い。
普通の道なのかな、これ。
やっとまともな道に出たと思ったらホステルの前だった。
ホステルのおっさんに部屋に案内される。
普通のシングル。
1泊$15。
2泊するって言ったら$14になった。
お安い。
19:00頃に晩飯だとか。
別料金だろうけど、ウズベキスタンは夜に外で食べる場所少ないし、暗いので助かる。
ちょっと一休みしてレギストラーツィア待ち。
パンとメロンとお茶が出てきた。
メロンが白い。サクサクしてる。
これはこれでうまいな。
レギストラーツィアもらって出発。
歩いてレギスタン広場とやらへ。
目の前でした。
そしてウルグベク・メドレセ、シェルドル・メドレセ、ティラカリ・メドレセという3つの建造物が並ぶ
ところに来た。
圧倒的な存在感で目の前にそびえ立つよ。
全体的に碧い。
タイルがそういう色なのだが、煉瓦も青く塗られてる。
写真を撮りまくる。
中に入ろうとすると、おっさんにチケットと言われる。
ふむ?どこで買うの?
おっさんがポケットから出す。怪しい。
15,000ソム。
値段は普通だな。
そして金を渡すと近くの警官と分け合う。
おいい。正規じゃねえな。
気にせず中に入っていく。
中は中庭のようになっていて屋根が無く、周りに建物がある。
そこの建物のところは土産物屋だらけだ。
なんか中国の客家土楼とイメージがかぶる。
各建物に1カ所すごく派手な部屋がある。モスクとも違うようだが。
装飾がかなりすごい。
土産物はスザニ(刺繍された布)、スカーフ、陶器、ナイフ、毛皮の帽子等々。
土産物は概ねスルーですが。
シェルドル・メドレセだけ、子鹿を追う獅子(と言われてる。書いてあるのは虎っぽいけど)と人の顔が描かれている。
イスラム教じゃ、偶像崇拝禁止的な意味で絵も禁止。動物、人の絵なんてもってのほかですよ。
と言うわけで、このメドレセは支配者が権威を示すためにそういう絵を描かせたとか。
そして建築家はそれの責任取って自殺したとか。
それはそれとして、虎の絵が微妙な感じで味がある。
人の顔は微妙にきもい。
中は3つのメドレセともだいたい同じ構造。
ふむ、満足した。
さて昼飯時だし飯食べたいです。
観光客がいなさそうな店があったので入ってみる。
先に入ってたじじばばがラグマン食べてたので俺もそれに。
あとコクチャイ(青茶)。
ここのラグマンは具だくさんのスープにうどんっぽい麺が入ってる。
あんまりコシのない麺だ。ウイグルのラグマンはかなりコシ有ったけど違うのだな。
具は羊肉、ジャガイモ、ピーマン、人参。そして上にディルの刻んだのが乗ってる。
ディルの香りが新鮮。
麺が主食なのに、なぜか付いてくるナンをスープに浸して食べる。
これもうまいね。
ちぎって羊肉泡模みたいにして食べてみた。
食べ終わる頃に、客が入ってきた。と思ったら日本人の女性だ。
ロシア語の指差し会話帳持ってる。
俺も持ってこようかと思って悩んでやめた。
そして、ニェットと言われている。何か頼もうとしてなかったようだ。
この店、ラグマンしか無いみたい。
特に話すわけでは無く、5,000ソム払って退店。
つぎはアミール・ティムール廟まで歩いて行くよ。
途中違う廟による。
今調べたらルルバッド廟と言うらしい。
中でお祈り中だった。
爺さんが座るように手招きするが、遠慮しておく。
写真撮るのも気が引けたので、外だけ撮ってさよなら。
すぐ近くのアミール・ティムール廟に。
ここはティムールとその息子、孫とかのお墓。
見た目モスク。
そしてここも碧い。碧の軌跡。
金払って中に入る。
人がいっぱいいて座ってる。
なんなの?と思いきや、ガイドが解説始めた。
俺は気にせず写真だけ撮ってさよなら。
裏手から出たら、また違う廟が。
チケットいるらしいので遠慮しておく。
そして裏道の方に入っていくと、普通の民家の扉がある。
こういうところも写真に撮るよ。
ガキに気付かれた。
フォト、フォト言って寄ってくるので3人揃ったところを撮ってやった。
なぜ撮られたがるのか。そして撮ったやつを見て満足している。
さらに1人のところを撮れと、男の子が言ってくる。これも撮ってやる。ナルシストなの?
カバンに入りっぱなしになってたペットボトルのお茶に付いてたおまけをあげる。エコバッグ。
さて次は歴史博物館。
遠い。
途中適当に写真を撮りながら。
中に入ると、青銅の大砲が2門お出迎え。台座が無くて寝転がしてある。
中庭に変な乗り物が。装甲車的な何か?装甲無いですけど。
館の中に入ると綺麗な受付のおねえさんに「ミュゼアム?」と聞かれる。
イエス、イエス。
9,000ソム。
先史時代からのものが色々並んでる。
ふむふむ。
ここら辺が世界最古の農耕後があったはず。まあ解説が無いのでよく分かりませんが。
チェインメイルとシャムシールが飾ってあってファンタジーっぽい。
最後の方はすごく細かいスザニとかが飾ってある。
これを縫うのは大変だろう。そりゃ高値で取引されるわ。
2Fは鉱物とか剥製。この展示はブルガリアで見た記憶…。
共産主義はそういう歴史博物館が必須なの?
ワイン博物館はあまりのしょぼさに省略。
でも剣の形したボトルに入ったブランデーは格好良かった。
その近くで女の子らが群がってたアイスを、俺も購入してみる。
500ソム。お安い。
アイスクリンって感じだ。
歩いて帰る途中でホットドッグを食べる。
と言ってもパンはドネルケバブ屋の半円形のパン。
そこにソーセージ3本と野菜ちょこっととトマトソース+ヨーグルトソース。
ソースはうまいけどソーセージが致命的に微妙。
そしてお腹いっぱいになるくらいにでかい。
満足。
帰りに公園で猫発見。
写真を撮ろうとするも、逃げられる。
望遠で撮った1枚と、逃げる途中の1枚のみ。
ホステルに帰り着いて日記を書く。
19:00から晩飯ですわ。
降りてって席に着いたら、出てきたのはラグマン。
おいぃ。
まあ、しかたない。
で、フランス人とかアメリカ人とかと適当に話しながら。
フランス人の老夫婦とアメリカ人は、レストランの生野菜はお腹壊したけど、ここのは大丈夫かしらとか、ウズベキスタンの油は綿実油だからお腹に合わないわとか話してた。
アメリカ人のヤングメンは自転車で中央アジア回ってるらしい。
でもトルクメニスタンはビザの関係上行かないそうだ。難しいと思うって言ってた。
食べてる間に日本人の老夫婦が来た。
じいさんが焼酎持ってきてた。酒飲みか。
韓国で買ったらしい。
そのじいさんはシニア海外ボランティアで6年もやってたらしい。
ブータン、フィジー、エルサルバドル。
すげえわ。
JAICAに協力的だと、その後も内地でJAICA的な仕事を回してくれるとか。
ほほう。
俺も早めにリタイアして行くしかない。
で、その老夫婦は2月くらいまで旅行するとか。
中央アジアを11月末くらいまで回って、その後インドのシッキム、アッサム方面、バンコクで年越しして、その後ミャンマー、スリランカ。
アクティブすぎる。
焼酎をちょっともらって、酔ったので退散。
ごちそうさまでした。
部屋に戻ってネットしつつ日記。
やっと書き終わった。
トムww