徒然肉

それほどまずくない

客家土楼

2012-12-31 23:00:00 | 旅行
6時に起きて準備。
飯は宿の前の店で粥と鹹蛋と蒸し餃子。
蒸し餃子の皮が小麦粉の皮だな。
包み方が綺麗。
粥は味無しで鹹蛋の塩味で食べる。

宿のロビーで待ってたら昨日の旅行屋のおっさんが来た。
ホテルのロビーにある茶卓で茶を入れ始める。
この茶のテーブル木の根っこでできててかっこいいな。
お茶や湯を流す排水ホースも着いてる。

40分位待ってたらやっとバスが来た。
おせえよ。

バスに乗るといろいろ聞かれる。
てぃんぷーとん。
田螺土楼に行きます。
このバスに乗り換えろと指示されたようだ。
で、バスの集まってるところで乗り換え。

途中、トイレ休憩兼土産物屋に寄る。
何も買わず。
周りの人はバナナとかお菓子とか買ってた。
隣の人がジャックフルーツチップスをくれる。
ありがとう。

次はトイレ休憩兼竹繊維製品売り場に。
何言ってるかわからんが竹繊維は醤油ぶっかけても水洗いで綺麗になることだけはわかった。
竹炭コーティングピーナッツとかもあったが、小さい袋がなかったので何も買わず。

そして昼飯。
5番のテーブルよ、とガイドに言われる。
隣の人がご飯をよそってくれる。ありがとう。
おかずが次々と運ばれてくる。
鶏肉の煮たの、白菜の炒め物、干し菜の煮物、タケノコの炒め煮、小魚の揚げたの、スープ。あと何品か有ったが忘れた。
円卓でみんなで食べる形式。
うまい。

山道を越えに越えてやっと土楼に。
と見せかけて観光オフィスだった。
どうやらこの地域一帯が観光地扱いで入場料を取られるようだ。
さらに別のバスに乗り換えて山を越える。
やっと土楼が見えた!
おー、写真で見たのと同じ景色が見える。
俺も写真撮る。
丸と四角が入り交じってるな。
ここは見るポイントなので、さらに移動。

丸い土楼に入れるところに来た。
中に入ると1階は全て土産物屋化してる。
4階まであって、2階以上が居住区。洗濯物とか布団が干してある。
土産物屋で売ってるのはお茶がメインで時々蜂の巣とか麦芽糖とか。
天然養肝茶を50g購入。
50元。お高い。
つーか値段交渉しなかったからぼったくられたわ。
真ん中のお堂でお参り。
そして線香を上げて線香代を取られる。
さらによくわからないおみくじみたいなのをもらってお布施をとられる。
50元。
いろいろとひどい、と言うか俺が間抜け。

次の土楼に移動。
こっちも丸形。ちょっと小さい。
ここは土産物屋がない。
中に鶏がいたり。

2時間くらいいて観光終了。
バスに戻る。
既に15時。列車は間に合わないな。
あきらめて睡眠。
帰りにトイレ兼土産物屋でタロイモの揚げた菓子を購入。


厦門に戻って適当なところで降りる。
既に20時近く。火車駅(鉄道の駅)に行く意味は無い。
さてバスターミナルはどう行けば良いんだ。
タクシーを捕まえようにもうまくいかない。
歩いてるおねえさんに道を聞こうとしたら避けられる。
厦門は冷たい街だよ。

バス停があったので汽車駅(長距離バスターミナル)行きを探す。
あったあった、これだ。
すぐ来た。
バスターミナルで降りるとおっさんに声かけられる。
どこ行くんだ?
広州です。
OK、ついてこい。
ついて行くとしょぼいバス屋に連れて行かれた。
ふむ、まあいいか。
軟臥バスで広州まで260元。
21:15発。
まだ時間があるので飯。
魚の煮たのと上海蟹のスープでごはん。
上海蟹は卵持ってた。
うまし。

しょぼいバス屋でバス待ち。
取り仕切ってるおっさんと客引きのバイトらしいねえちゃんが喧嘩。
若い兄ちゃんが取りなすもおっさんの怒りなかなかおさまらず。
なんか言い捨てておっさんが出てった。
なかなかバスが来ず。
受付のお姉ちゃんがかわいいので、眺めて過ごす。
やっと来た。
俺の席どこ?
どこでも良いようなので、真ん中にする。
そして縦に狭くて脚伸ばせねえ。
布団かぶって即寝。
うぉぉ、今回は上半身は寒さ対策したけど下半身して無くてつま先から脚が寒い。
つーか、真ん中とか関係なくすきま風が吹き抜ける。
何回か起きた。けど頑張って寝た。

厦門

2012-12-30 23:00:00 | 旅行
寒い。
窓側が猛烈に寒い。
とはいえ、布団でも防げず。
そんな感じで3,4回起きた。
明け方が一番きつかった。

地球の歩き方には8時間で着くようなことが書いてあったが着いたのは8時で12時間かかった。
降りたところに旅行業者の店があったのでそこに飛び込む。
土楼ツアー1つ。
今日のは既に出てしまったらしい。無念。
じゃあ明日。この田螺のやつ。
200元。
宿も手配してもらう。150元。
高いな。
安くして。130元になった。
OK、OK。

タクシーで連れてってもらう。
タクシー代は俺持ちか。10元。
ホテルのロビーが臭い。
大丈夫か?
部屋を見る。
部屋はまともだ。
じゃあ、ここで。
デポジット含めて300元。
カードで。
国際カードはダメらしい。
銀聯無い?と聞かれる。有るわけ無いじゃない。
しかたないので近くのATMで引き落とす。
戻って支払って、旅行業者のおばさんに明日の朝7時にそこのロビーで待ってろと説明を受ける。
OK、ありがとう。

部屋に。
トイレ入って風呂入って外出。

飯、飯。
俺はまだ朝飯を食べてないのだ。
歩いて行くと杭州小籠湯包と言う店があった。
店に入った瞬間「小籠包?」と聞かれる。
うん、小籠包。
ここのは肉まんが小さくなったようなのだ。
中にスープなぞは無い。
うむ、うまいうまい。

さて、次の朝飯は、と。
小籠包1籠だけで腹が満ちるわけもない。
お、路上市場っぽい小道。
そっちに入っていくと刀削麺の看板がある西北拉麺屋があった。
ふむ、これにするか。
刀削拌麺にしよう。
スープが出てきた。
牛肉+胡椒で塩味が丁度良い。寒いときにこれはありがたい。
麺は刀削麺を皿に並べて肉あんをかけたっぽい感じの物。
クミンが効いておる。
うまし。

満腹になったし適当に歩くか。
路上市場かと思ったらあまり店がなかった。

歩きに歩いて行くと城隍神廟があった。
ふむ、寄ってみよう。
「りょうさいしい」には良く出てくる。
先にお参りしてる人がいた。
じいさんが線香を俺に手渡す。
三回礼をして拝む。
写真も撮れ撮れと。
外に出て帰ろうとすると、じいさんが手招きしてるので行くとお菓子とお茶を振る舞ってくれた。
先にお参りしてた人もいる。
なんかノートが有る。
お参りした人の記念ノートのようだ。
お、日本人も何人かいるな。
結構物好きがいるようだ。
お菓子を何個もくれようとする。
いいです、いいです。
お茶も飲み終わったので失礼する。
ではでは。

華僑博物館というのがあったので入ってみる。
無料。
華僑で国を渡った人らの物が展示してある。
ほうほう、籐編みの荷物カバンとかかっこいいな。
上の階に行くとなぜか青銅器が。
しかも商(殷)代の物から有る。なにゆえ。
さらに上の階は陶磁器。
これも結構古いのから有る。
西夏の黒い陶器だけ、模様が異彩を放ってるな。
他はだいたい中華風。

博物館を出て先に行くとでかい寺が有った。
かなりでかい。
線香もらって1元お布施。
火を付けるところがないな。
周りの人の真似をして他の線香から火をもらう。
着かない。
あきらめて、そのまま差した。
最初の堂のところに四天王的な像が有る。
写真を撮ってたら、像の前の座布団のところで猫が寝てる。
しかも寝方がお参りしてるみたい。
写真を撮った後も見てたら寝相が変わってしまった。
先に行くと山に登るルートのようだ。
適当な中腹まで登って戻って来た。
降りてきて山の上の方を見るとなんか橋が有って危険そうなところが有った。
むう、行けば良かった。

寺を出て先に歩いて行ったら大学に。
しかも道が微妙に行き止まりというか大学の中を通ってるようだ。
砲台はスルーして、バスで駅に行こう。

バスの中でちょっと寝た。

駅に着いた。
さて明日の夜に広州行く列車はどれだ。
・・・17時のか。しかも空きは軟臥1つのみ。
明日、客家土楼ツアーから帰ってきて間に合うかどうか。
賭けだな。
かなり分が悪い気もするが、俺は列車に乗れる方に賭ける!
360元。
負けると5,000円近く無駄に。泣ける。

飯は駅前の快餐店。
適当に並んでるのから選ぶ。
豚の皮のところの肉の煮込みと青梗菜の炒め物と魚肉団子のスープ。
皮のところうまいよ。

歩いて宿の方に戻る。
デパートのところに携帯屋があったので見てみる。
そういや、中国人もスマホ持ってる人が多い。驚きのスマホ率。
携帯屋もほぼスマホ。そして中華スマホのメーカーの多さに驚く。
HuaweiとLenovoだけじゃないんだな。
しょぼめのやつだと1万円位から買えるわ。

デパートでデザートを食べる。
あんみつみたいなの。
仙草ゼリーに小豆の煮たのと牛皮みたいなのが載ってる。
仙草ゼリーってなんなんだろうな。

途中で漢方茶を飲む。
苦っ。

宿に戻る頃には暗くなってきた。
宿に戻って軽く一休みしてから飯に。
さて、何を食べようかね。
適当な店に入って注文。

モツの炒め物の鉄板焼き。
日式豆腐とエノキの土鍋炒め。
同じ料理名で鉄板か土鍋かの違いが選べるものもあるが意味がわからない。
あと茸と鴨のスープ。
モツ炒めはでかい唐辛子が入ってる。あまり辛くない。
茸と鴨のスープは壺に入ってる。
うまし。

帰りに中山路の脇の通りの土産物屋街を見る。
みんなお茶を勧めてくるよ。
大紅袍があるんだけど、そんな多量に取れる物だっけ?

宿に帰って寝。

成田~広州

2012-12-29 23:00:00 | 旅行
朝5時起き。
飯を食べずに出発。
6時ちょい過ぎの電車で青砥に。
青砥でゴルゴ13を買って、電車の中で読みつつ成田空港へ。
今回はJALだから第2ターミナルだわ。
あんまり並んでないな、と思ったら折り返しがひどかった。
それでも結構さくさく進み、チェックインマシンの前に。
JALのおねえさんに手伝ってもらってチェックイン。
窓側の席になってたが、真ん中の通路側に変更。真ん中が空いてることを祈る。
JALカード持ってきて無かったけど、勝手にマイル貯められてた。
預け荷物は無しだ。

第2ターミナルビルは、PriorityPassでいけるラウンジは出国前だけなので、そこに。
飯飯・・・なんとこのラウンジは飯無い。
驚きのダメ具合。
オレンジジュースだけ飲む。切ない。
今のうちにフリースとハードシェルを脱いでリュックにしまう。
他に何もすることもないので、仕方ないので出国。
出国も結構並んでたが、さくさく進んだ。

ゲートは、76番ゲートって一番遠いところだ。
ひどい。
歩いて行って、空いてる席で座って待つ。
搭乗始まった。
乗り込むぜ。
微妙に寒い。
ま、待ってれば暖かくなるか。
そして真ん中は残念ながら埋まった。痩せてる女性だったので、問題ない。
スッチーが毛布配りに来た。
毛布くれ、毛布。
初めから席に置いてあるわけじゃないのな。
それでも微妙に寒い感。
いつの間にか寝てた。
そして離陸。
安定するまでまた寝てた。
起きても微妙に寒いのでハードシェルを取り出して着る。
丁度良い。
今のうちに入出国カードに記入しよう。
ホテルの名前書くところがあって困る。
今日はいきなり寝台列車で龍岩まで行く予定なので。
むぅ・・・Longyan Hotel(龍岩ホテル)と有りもしないホテル名を記入。

ご飯来た。
JALは選択肢無し。ANAは有るのに。
空弁っぽい作りのものらしい。
ご飯熱い。鯛飯か?
おかずは小さいのが8種類くらい。
シュウマイはいらんだろ、これから広州行って飲茶食べるやつらだらけなのに(偏見)。
となりのおねえさんがおかずの箱持ちながら、ご飯の箱は置いてたべてた。
ご飯の箱を持つべきではないだろうか。
ごちそうさま。

スマホで麻雀をやる。
2,3局ほど半荘やったら電池が切れる。
泣ける。
仕方ないので睡眠。

起きた。
まだのようだ。
映画見よう。
よくわからんが、メリケンの下院議員の選挙戦を取り扱った物のようだ。
ライバル議員がほどよく下衆くていい。
なかなかおもしろかった。
見てる間に着陸。

出国も問題なく。
今のところあまり寒くない。
さすが南の方。
メトロで広州東火車駅へ。
結構かかるな。
着いたけど、チケット売り場どこ?
広すぎてわかんねえ。
う、寒い。と思ったら外からの風。やはり寒いのか。ぐぬぬ。
コンビニでノート購入。筆談用のメモ帳持ってくるの忘れた。
やっとチケット売り場発見。
えーと、列車の状況は?壁の電光掲示板を見る。
・・・無いよ。無席(自由席)しか売ってない。
座って行くのすら勘弁なのに、席無しの可能性とか死んでしまう。
あきらめよう。
とりあえず永和何とかという店で昼飯。
No2のセットくれ。
飯と鶏肉ときのこの炒め物と茹でレタスの醤油和えとスープと白飯。
ご飯とスープが一人分の釜で炊かれてた風な感じだ。
寒いのにスープがうまい。そして塩味が丁度良い感じ。
うまし。
30元。ちょっと高い感。

次は長距離バスターミナルだ。
・・・広州火車駅の方かよ。
メトロで移動。

バスターミナルまで結構歩くな。
壁の電光掲示板を見ると20時のが有るようだ。
チケット売り場で今天 龍岩 20時 1名 と書いた紙を見せる。
もう席がないようだ。えー。
明天。
別のバスターミナルなら有ると出る。
えー。
ぐぬぬ。あきらめよう。

おいい、どうすりゃいいんだ。
羊の串焼きを食べながら考える。1本30円。
土楼はどうやって行けば良いんだ・・・。
厦門(アモイ)行きのバスがあるな。
それにしよう。
これはチケットあった。

急いでメトロで地球の歩き方に載ってる飯屋の近くの駅まで。
黄砂駅で降りて探す。
ねえな。うおぉ道間違ってた。
こっちか。あった。
店に入るもなんか案内されない。
むぅ?リュック背負ってるからダメなのか?と思って奥に行くと結婚式会場。
今日は貸し切りかよ。
仕方ないので別の店に。
こっちは大丈夫だった。
えーと、農家三宝炒めと、田鰻の炒め物と白飯。
コーラを頼もうとしたら無いと言われたのでプーアル茶。
茶を飲んでたらコーラ出てきた。
没有って言ったじゃ無いですかー。
農家三宝炒めはドジョウインゲンと茄子とゴーヤの炒め物。
うまいけど油っこいな。
田鰻来た。
田鰻だけじゃなく、鳥レバと砂肝も入ってた。
ご飯が進むわ。っていうか、田鰻の前に半分以上食べてたけど。
ごちそうさま。
95元。食べ過ぎたか。

メトロで戻ってバスターミナルに。
余裕だった。
待ってると、床掃除マシーンが来た。
ぼーっと見てたら、動きがなんかおかしい。
三輪車でハンドルもフロントなんだがフロント駆動。なんと。
そして、ドリフトしまくりでケツ流れまくりと思ったがそんなことなく逆ハン切ってる。
やるじゃん、この運転手。

そして厦門行きのバス来た。
乗り込む。
狭い!
通路も狭いが寝るところも狭い。
俺、上かよ。
なぜか荷物も持ってきてしまったのでさらに狭い。
なんとか寝れた。
そんなに悪くないかも。
睡眠。