起きて準備してチェックアウト。
朝飯は近くのロカンタシ。
朝は3種類のスープしかないみたい。
レンズ豆のスープ、花嫁のスープ、イシュケンベチョルバス。
イシュケンベチョルバスあったー!
じゃあそれで。
イシュケンベチョルバスは羊のモツ煮スープ。
チョルバを頼むとパンは自動で付いてくる。
トルコのパンはバゲット(フランスパン)なんだが、これがうまい。
個人的にバゲットはトルコ、ベトナム、ラオス、日本の順だな。
でもバゲットの端っこの部分食べたら、パッサパサだった。昨日の残りか?
モツ煮にレモンを搾って食べる。
うまし。
羊のモツも結構脂がのってるな。
これって、モツを下ゆでして、その後強火で煮込んでるだけか?
豚骨ラーメンのスープみたいに白濁したスープなんだが、香辛料とか塩以外の調味料の味がしない。
タマネギとかニンニクが入ってる気配もない。
なお地球の歩き方によると、呑んだ後のラーメン的に食べるものらしい。
まあこっちじゃあんまり呑む人居ないんだけど。
おっさんどもが入れ替わり立ち替わり入ってくるが、75%がイシュケンベチョルバス頼んでた。
大人気だな。
俺含めると80%だわ。
オトガル(バスターミナル)まで歩く。
来たときとは違う道を選ぶ。
途中でメトロ(トルコ最大手バス会社)のオフィスが開いてたので、カルス行き扱ってるか聞いてみた。
オトガル行けと言われた。
あとカルスの発音が「カァルス」みたいな感じだ。
大手はマイナーな街は扱ってないのかな。
ここが噴水があるロータリーだな。
朝は噴水停まってるけど。
右手の方に軍隊の詰め所だか何かが。
壁の上に土嚢積んで、そこから顔だけ見えるような感じで歩哨が立ってる。
あれを倒すにはMG42じゃ時間かかるな。迫撃砲が要るな。とかCoH脳を発揮。
そして歩いてると次のロータリーが。また噴水がる。
噴水有りまくりじゃねえか、目印にするなよ。
うーむ、地図見るとこのわかりやすい方の道は遠いな。
来たときの道の方が近かった。
まあ、しょうがない。
朝なので涼しいし、いいわ。
でもさすがにリュック背負ってる背中には汗かくわ。
オトガル到着。
中でどのバス会社にしようかと思ってると、カァルス?と聞かれたのでイエスイエスと答える。
さっそくチケット購入。
15TL。9:20発。
オフィスの中で待てと言われる。
入ろうとしたらおっさんがタバコ吸ってて煙充満。
いや、これは無理だわ。
入らずに水を買いに。
ついでにアイランも飲む。
アイリャンって発音してたけど、トルコはアイランだな。
アイリャンはどこだっけ?ブルガリア?
そしてアイランのふたを開けたら白濁した液体が服にかかった。
白くてどろっとした液体が服に。
ささっとティッシュで拭く。
オフィスに戻ったら煙が無くなってた。
窓開けたらしい。
座って待つ。
もう9:10だけどまだ?
チケット持って、ちょっと外をうろついて見る。
チケットには2-3って書いてあるな。
このバスターミナルの2-3番はここだが、全然別のバス会社のバスが停まってる。
謎いけどここで待ってみよう。
車掌が来てバスのドアが開いた。
ふむ?どれどれ?
このチケットでいいのか?
違うようだ。みんなちゃんとそのバス会社のチケット持ってる。
オフィスに戻る途中でチケット発券したおっさんに聞いたらオフィスで待てと言われた。
ふむ、ああいう大きいバスじゃないのか?
エルズルムからカルスじゃ近いしな。
待ってたら別の光沢のある生地のスーツを着たおっさんがこっちだと言うのでついて行く。
ああ、やっぱりちっこいバンだ。
満席で出発。
満席のはずなのに、途中のバス停で人が待ってると声をかける。
まだ乗せる気か。
こういうところはどこも同じだな。
中国でもプラスチックの椅子で5人くらい追加で乗せてたな。
そして4人追加。
じいさんが「もう一杯だから乗せなくてもいいだろ!」って苦情言ってた。多分。
トルコ語わからないので雰囲気的にそうかなと。
そとの景色は畑とも荒野ともつかないような。
遠くの山に木は生えてない。
エルズルム時点で標高1,900mだし、雨もあんまり降らなさそうだし。
右手に川が現れた。
すごい濁ってるけど、そういうものなの?
しかし川はあっても木とか草があんまり生えてない。
ここら辺の川沿いの丘にブドウ畑作ればいいのに。
ワイン作って輸出とかしないのかね。
途中の街、ホラサンに到着。
数人降りて、また同じくらい乗ってきた。
後ろの席でずっとプラ椅子だった子供が普通の席に移動したけど、残念ながらまたプラ椅子に、と思ったら親父が代わってやってた。
ホラサンを出たら農場が広がった。
ここら辺の山には木も生えてる。
牛もいるわ。
小麦畑らしきところで、藁を何かしてる。
牛のえさ用か。
お、ひまわり畑。
ここら辺はひまわり畑も多いな。
トルコ人はひまわりの種食べまくるからな。
すでにひまわりの花は枯れ気味だ。
もう9月だし、それもそうか。
寝てる間にカルス到着。
13:00か。3時間半くらいか?
ここで降りればいいのか?
ああ、あそこにオトガルがあるわ。
さてと宿はどこだ?
えーと地図とオトガルの位置からするとこっちか?
まあ待て方位磁針で方角を確かめろ。
逆だった。危ない。
歩いてたらおっさんに話しかけられた。
ホテルTemelに行くんですけど。
何個か先で左に曲がれと言われた。
おk、知ってる。
どこで曲がればいいんだ?ここか?
ねーな。
少年に話しかけられて腕を掴まれる。
何を言ってるのかわからない。
ん?俺のペットボトル用カラビナが気になるのか?
何?ホテル?いい、いい。自分で探すから。って感じで振り切った。
なんなの。
さて、この大きな道で、このあたりだが?
無いな。
えーと、ロンプラに載ってる飯屋はここだな。
そうすると、この一本隣の道か?
そして曲がってすぐあっても良いはずだが無い。
あ、あった。
でもTemel2って書いてあるな。
まあいいか。
入ってみたが、人は居ない。
ハロー、アリョー。
いねー。
いったん外に出て見る。
あ、じいさんが降りてきた。
部屋はあるようだ。
1晩25TL。お安い。
パスポートを見せる。
む、返してくれない。メモって返してくれよ。
何とか言ってるな。えーと、指差し会話帳によると・・・コンピューター?
それよそれ、とじいさんは言うが意味がわからんな。後で登録するとかそういうことか?
とりあえず預けておこう。
部屋を見せてもらう。
ここでいいぜ。
と思ったら、別の部屋につれてかれた。
4階かよ。きついな。
まあここで良いわ。
部屋で一休みして観光に出発。
出るときにじいさんがパスポート持って走って出てった後、戻ってきて返してくれた。
近くに何かあるのか?
あ、Temel本館があるじゃねえか。
がーん、だな。まあいいわ。
本館は綺麗そうだからちょっと高そう。
こっちのじいさんのレベルで十分よ。
さて城を目指す。
暑いから水買っていこう。
ついでにアイリャンも飲もう。
1TL。
2TL出したら1TL返された。
こっちの方はイスタンブールの半分くらいの値段だな。
城の前に古いモスクっぽくないモスクがあった。
入れるようだ。靴を脱いで入る。
写真も良いのかな?他の人も撮ってるし良いようだ。
明かりは窓からだけなので撮るのが難しい。
フラッシュ焚いても綺麗に撮れねえしなあ。
三脚忘れてきたのが痛すぎる。
カルルアッバスが西暦932年に建てたらしい。
そして1998年に何?ふむ?管理人が説明してくれるが全くわからん。
由緒有ることだけはわかった。
外に出たら、看板があった。英語の説明も。
それによるとアッバス王が932年に建てた教会らしい。でも1500年頃にモスクに改装されたそうだ。
その後、19世紀末にロシアに占領されて使わなくなって、その後博物館として使われてたそうで。
で、1998年にモスクとして再度使用されるようになったとか。
謎は全て解けた。
このモスク、外側に石の彫刻で人が彫ってあるのだが、元教会ならそれも許されたわけだわ。
モスクに人の絵とか彫刻とか許されざるからな。
そして城へ。
歩いてたら幼女にハロー言われた。
ハローと返しておいた。
坂がきつい。
カルスも標高1,800m以上なんで、準高地トレーニング状態。
登り切った。
おー、カルスの街が一望できる。
見晴らし良い。
遠くに見えるあの山はアララト山?
でも方角が違うか。南東の方だしな。
アララト山はアルメニアに行ってから見ればいいや。
城を一回り。
オスマン時代の大砲が1門だけ残ってる。
そしてなぜか子供がどうやって行ったのってようなところに座ってる。
手を振られたので振り替えしておいた。
あと英語で名前を聞かれたが、そっちは無視した。
なんでいきなり名前なんだよ。
さて一周したし戻るか。
疲れたので宿へ帰って昼寝。
昼寝後街歩きに出ようとしたら、じいさんに引き留められて「おに、おに」と言われた。
なんなの?鬼?
どうやらアニ(Ani)遺跡のことのようだ。
丁度インフォメーションセンター行って予約頼もうと思ってたところだよ。
ナイスじいさん。
Temel本館に連れてかれた。
恰幅の良いおっさんが出てきて握手、そして引き入れられた。
「こうやって客ひいてるんだ」と笑いながらジョークをかます。
笑ってなかったらジョークとわからんわ。
で、アニ遺跡ツアー行きたいと言うと、$100とふっかけられる。
えー。
ツアーでと言ったら$200になった。
どういうことだよ。
どうやらジョークだったようで35TLだと。
明日の朝9:00にここに来ればいいらしい。35TL払う。そしてチケットも領収書もない。
こえーな。
で、払って出ようとしたら日本人が。
トルコ旅行してるらしい。
俺はこのあとグルジア行くんだと言ったら、ああジョージアと返された。
確かにグルジアはロシア語読みのグルジアじゃなくて英語読みして欲しいと言ってるけど。
まあ敵性国家の言葉で呼ばれたくないのはわかるが、ジョージアじゃなんか風情も何もないじゃん?
つーか、グルジア語ではグルジアってなんて言うんだろうな。
夕方にもなると涼しいな。
そーだ、そろそろ髭そろう。
シェービングフォーム買わねば。
大きめのコンビニ程度のスーパーに入ってみる。
店の女の子に髭そる素振りで聞いてみた。
カミソリの方を教えてくれたが、その隣にあった。
30TL?たけーなおい。
おいおい、ジレットの方なんて50だよ。20も上がるのかよ。
と、そのときはなぜか高いけどそんなもんかと思ってしまった。
金が足りないことに気づいたのでいったん店を出て金を下ろしてきた。
シェービングフォームと水とアイラン買って100TL出したら断られた。
む、小さい札はないけど?と財布見せたら5TL取られた。
そしてお釣りが1.5TL。
シェービングフォームは3TLだったらしい。
わかりづらい値札だな!
街を適当に歩きながらドンドルマ食べたり。
もうお腹は痛くない。
多分アイラン(飲むヨーグルト塩味)のおかげ。
晩飯はピデ屋に入った。
決め手は石窯ですよ。
ピデは船の形したピザみたいなの。チーズは乗ってたり乗ってなかったりする。
メニュー見てもどのピデが良いかわからんな。
この多少高いお値段のにしよう。
あとアイランくれ。
生タマネギのスライス、トマトとキュウリのサラダも出てきた。
ピデは、羊肉とピーマンとタマネギとチーズのやつだった。
超うまそう。
熱々を食べなくては。でもその前に写真。
もう今回の旅行じゃほとんど飯と猫の写真しか撮ってねえよ。
さて冷めないうちに。
うまい。最高だよ、君ぃ。
この生地のパリパリとチーズと具がナイス組み合わせだ。
ちょっとくどい感じもするが、トマトとキュウリ、アイランで無問題。
っていうか、ビール欲しい。
大満足。
9TL。450円くらい。お安い。
帰りに大繁盛してるペイニル屋(チーズ屋)があったので覗いてみた。
蜂蜜を味見させてくれた。
うまい。
まあでも買わないんだけど。
ここら辺は蜂蜜とチーズの店が多い。ほぼ必ず両方扱ってる。
どういう組み合わせなんだろうな。
そしてこの店は、チーズの種類が多い。
裂けるチーズ、穴あきチーズ、他にもいろいろ。
お、こいつ皮にくるまれてる。初めて見た。
写真だけ撮って出てきた。
この前買ったチーズ大図鑑に載ってなかったのも多いなあ。
まああの図鑑は東欧とかコーカサス地方がおざなりだしな。ロシアも載ってないし。
ホテルに戻る途中にビール(EFES 500ml瓶)と豆購入。4.5TL。
また歯で開けた。
うっ、この豆すごい。口の中の水分全部無くなる勢い。
パッサパサだな。パッサパサ。
ひよこ豆を炒ったものらしい。
5粒で十分だった。
日記書いて就寝。
朝飯は近くのロカンタシ。
朝は3種類のスープしかないみたい。
レンズ豆のスープ、花嫁のスープ、イシュケンベチョルバス。
イシュケンベチョルバスあったー!
じゃあそれで。
イシュケンベチョルバスは羊のモツ煮スープ。
チョルバを頼むとパンは自動で付いてくる。
トルコのパンはバゲット(フランスパン)なんだが、これがうまい。
個人的にバゲットはトルコ、ベトナム、ラオス、日本の順だな。
でもバゲットの端っこの部分食べたら、パッサパサだった。昨日の残りか?
モツ煮にレモンを搾って食べる。
うまし。
羊のモツも結構脂がのってるな。
これって、モツを下ゆでして、その後強火で煮込んでるだけか?
豚骨ラーメンのスープみたいに白濁したスープなんだが、香辛料とか塩以外の調味料の味がしない。
タマネギとかニンニクが入ってる気配もない。
なお地球の歩き方によると、呑んだ後のラーメン的に食べるものらしい。
まあこっちじゃあんまり呑む人居ないんだけど。
おっさんどもが入れ替わり立ち替わり入ってくるが、75%がイシュケンベチョルバス頼んでた。
大人気だな。
俺含めると80%だわ。
オトガル(バスターミナル)まで歩く。
来たときとは違う道を選ぶ。
途中でメトロ(トルコ最大手バス会社)のオフィスが開いてたので、カルス行き扱ってるか聞いてみた。
オトガル行けと言われた。
あとカルスの発音が「カァルス」みたいな感じだ。
大手はマイナーな街は扱ってないのかな。
ここが噴水があるロータリーだな。
朝は噴水停まってるけど。
右手の方に軍隊の詰め所だか何かが。
壁の上に土嚢積んで、そこから顔だけ見えるような感じで歩哨が立ってる。
あれを倒すにはMG42じゃ時間かかるな。迫撃砲が要るな。とかCoH脳を発揮。
そして歩いてると次のロータリーが。また噴水がる。
噴水有りまくりじゃねえか、目印にするなよ。
うーむ、地図見るとこのわかりやすい方の道は遠いな。
来たときの道の方が近かった。
まあ、しょうがない。
朝なので涼しいし、いいわ。
でもさすがにリュック背負ってる背中には汗かくわ。
オトガル到着。
中でどのバス会社にしようかと思ってると、カァルス?と聞かれたのでイエスイエスと答える。
さっそくチケット購入。
15TL。9:20発。
オフィスの中で待てと言われる。
入ろうとしたらおっさんがタバコ吸ってて煙充満。
いや、これは無理だわ。
入らずに水を買いに。
ついでにアイランも飲む。
アイリャンって発音してたけど、トルコはアイランだな。
アイリャンはどこだっけ?ブルガリア?
そしてアイランのふたを開けたら白濁した液体が服にかかった。
白くてどろっとした液体が服に。
ささっとティッシュで拭く。
オフィスに戻ったら煙が無くなってた。
窓開けたらしい。
座って待つ。
もう9:10だけどまだ?
チケット持って、ちょっと外をうろついて見る。
チケットには2-3って書いてあるな。
このバスターミナルの2-3番はここだが、全然別のバス会社のバスが停まってる。
謎いけどここで待ってみよう。
車掌が来てバスのドアが開いた。
ふむ?どれどれ?
このチケットでいいのか?
違うようだ。みんなちゃんとそのバス会社のチケット持ってる。
オフィスに戻る途中でチケット発券したおっさんに聞いたらオフィスで待てと言われた。
ふむ、ああいう大きいバスじゃないのか?
エルズルムからカルスじゃ近いしな。
待ってたら別の光沢のある生地のスーツを着たおっさんがこっちだと言うのでついて行く。
ああ、やっぱりちっこいバンだ。
満席で出発。
満席のはずなのに、途中のバス停で人が待ってると声をかける。
まだ乗せる気か。
こういうところはどこも同じだな。
中国でもプラスチックの椅子で5人くらい追加で乗せてたな。
そして4人追加。
じいさんが「もう一杯だから乗せなくてもいいだろ!」って苦情言ってた。多分。
トルコ語わからないので雰囲気的にそうかなと。
そとの景色は畑とも荒野ともつかないような。
遠くの山に木は生えてない。
エルズルム時点で標高1,900mだし、雨もあんまり降らなさそうだし。
右手に川が現れた。
すごい濁ってるけど、そういうものなの?
しかし川はあっても木とか草があんまり生えてない。
ここら辺の川沿いの丘にブドウ畑作ればいいのに。
ワイン作って輸出とかしないのかね。
途中の街、ホラサンに到着。
数人降りて、また同じくらい乗ってきた。
後ろの席でずっとプラ椅子だった子供が普通の席に移動したけど、残念ながらまたプラ椅子に、と思ったら親父が代わってやってた。
ホラサンを出たら農場が広がった。
ここら辺の山には木も生えてる。
牛もいるわ。
小麦畑らしきところで、藁を何かしてる。
牛のえさ用か。
お、ひまわり畑。
ここら辺はひまわり畑も多いな。
トルコ人はひまわりの種食べまくるからな。
すでにひまわりの花は枯れ気味だ。
もう9月だし、それもそうか。
寝てる間にカルス到着。
13:00か。3時間半くらいか?
ここで降りればいいのか?
ああ、あそこにオトガルがあるわ。
さてと宿はどこだ?
えーと地図とオトガルの位置からするとこっちか?
まあ待て方位磁針で方角を確かめろ。
逆だった。危ない。
歩いてたらおっさんに話しかけられた。
ホテルTemelに行くんですけど。
何個か先で左に曲がれと言われた。
おk、知ってる。
どこで曲がればいいんだ?ここか?
ねーな。
少年に話しかけられて腕を掴まれる。
何を言ってるのかわからない。
ん?俺のペットボトル用カラビナが気になるのか?
何?ホテル?いい、いい。自分で探すから。って感じで振り切った。
なんなの。
さて、この大きな道で、このあたりだが?
無いな。
えーと、ロンプラに載ってる飯屋はここだな。
そうすると、この一本隣の道か?
そして曲がってすぐあっても良いはずだが無い。
あ、あった。
でもTemel2って書いてあるな。
まあいいか。
入ってみたが、人は居ない。
ハロー、アリョー。
いねー。
いったん外に出て見る。
あ、じいさんが降りてきた。
部屋はあるようだ。
1晩25TL。お安い。
パスポートを見せる。
む、返してくれない。メモって返してくれよ。
何とか言ってるな。えーと、指差し会話帳によると・・・コンピューター?
それよそれ、とじいさんは言うが意味がわからんな。後で登録するとかそういうことか?
とりあえず預けておこう。
部屋を見せてもらう。
ここでいいぜ。
と思ったら、別の部屋につれてかれた。
4階かよ。きついな。
まあここで良いわ。
部屋で一休みして観光に出発。
出るときにじいさんがパスポート持って走って出てった後、戻ってきて返してくれた。
近くに何かあるのか?
あ、Temel本館があるじゃねえか。
がーん、だな。まあいいわ。
本館は綺麗そうだからちょっと高そう。
こっちのじいさんのレベルで十分よ。
さて城を目指す。
暑いから水買っていこう。
ついでにアイリャンも飲もう。
1TL。
2TL出したら1TL返された。
こっちの方はイスタンブールの半分くらいの値段だな。
城の前に古いモスクっぽくないモスクがあった。
入れるようだ。靴を脱いで入る。
写真も良いのかな?他の人も撮ってるし良いようだ。
明かりは窓からだけなので撮るのが難しい。
フラッシュ焚いても綺麗に撮れねえしなあ。
三脚忘れてきたのが痛すぎる。
カルルアッバスが西暦932年に建てたらしい。
そして1998年に何?ふむ?管理人が説明してくれるが全くわからん。
由緒有ることだけはわかった。
外に出たら、看板があった。英語の説明も。
それによるとアッバス王が932年に建てた教会らしい。でも1500年頃にモスクに改装されたそうだ。
その後、19世紀末にロシアに占領されて使わなくなって、その後博物館として使われてたそうで。
で、1998年にモスクとして再度使用されるようになったとか。
謎は全て解けた。
このモスク、外側に石の彫刻で人が彫ってあるのだが、元教会ならそれも許されたわけだわ。
モスクに人の絵とか彫刻とか許されざるからな。
そして城へ。
歩いてたら幼女にハロー言われた。
ハローと返しておいた。
坂がきつい。
カルスも標高1,800m以上なんで、準高地トレーニング状態。
登り切った。
おー、カルスの街が一望できる。
見晴らし良い。
遠くに見えるあの山はアララト山?
でも方角が違うか。南東の方だしな。
アララト山はアルメニアに行ってから見ればいいや。
城を一回り。
オスマン時代の大砲が1門だけ残ってる。
そしてなぜか子供がどうやって行ったのってようなところに座ってる。
手を振られたので振り替えしておいた。
あと英語で名前を聞かれたが、そっちは無視した。
なんでいきなり名前なんだよ。
さて一周したし戻るか。
疲れたので宿へ帰って昼寝。
昼寝後街歩きに出ようとしたら、じいさんに引き留められて「おに、おに」と言われた。
なんなの?鬼?
どうやらアニ(Ani)遺跡のことのようだ。
丁度インフォメーションセンター行って予約頼もうと思ってたところだよ。
ナイスじいさん。
Temel本館に連れてかれた。
恰幅の良いおっさんが出てきて握手、そして引き入れられた。
「こうやって客ひいてるんだ」と笑いながらジョークをかます。
笑ってなかったらジョークとわからんわ。
で、アニ遺跡ツアー行きたいと言うと、$100とふっかけられる。
えー。
ツアーでと言ったら$200になった。
どういうことだよ。
どうやらジョークだったようで35TLだと。
明日の朝9:00にここに来ればいいらしい。35TL払う。そしてチケットも領収書もない。
こえーな。
で、払って出ようとしたら日本人が。
トルコ旅行してるらしい。
俺はこのあとグルジア行くんだと言ったら、ああジョージアと返された。
確かにグルジアはロシア語読みのグルジアじゃなくて英語読みして欲しいと言ってるけど。
まあ敵性国家の言葉で呼ばれたくないのはわかるが、ジョージアじゃなんか風情も何もないじゃん?
つーか、グルジア語ではグルジアってなんて言うんだろうな。
夕方にもなると涼しいな。
そーだ、そろそろ髭そろう。
シェービングフォーム買わねば。
大きめのコンビニ程度のスーパーに入ってみる。
店の女の子に髭そる素振りで聞いてみた。
カミソリの方を教えてくれたが、その隣にあった。
30TL?たけーなおい。
おいおい、ジレットの方なんて50だよ。20も上がるのかよ。
と、そのときはなぜか高いけどそんなもんかと思ってしまった。
金が足りないことに気づいたのでいったん店を出て金を下ろしてきた。
シェービングフォームと水とアイラン買って100TL出したら断られた。
む、小さい札はないけど?と財布見せたら5TL取られた。
そしてお釣りが1.5TL。
シェービングフォームは3TLだったらしい。
わかりづらい値札だな!
街を適当に歩きながらドンドルマ食べたり。
もうお腹は痛くない。
多分アイラン(飲むヨーグルト塩味)のおかげ。
晩飯はピデ屋に入った。
決め手は石窯ですよ。
ピデは船の形したピザみたいなの。チーズは乗ってたり乗ってなかったりする。
メニュー見てもどのピデが良いかわからんな。
この多少高いお値段のにしよう。
あとアイランくれ。
生タマネギのスライス、トマトとキュウリのサラダも出てきた。
ピデは、羊肉とピーマンとタマネギとチーズのやつだった。
超うまそう。
熱々を食べなくては。でもその前に写真。
もう今回の旅行じゃほとんど飯と猫の写真しか撮ってねえよ。
さて冷めないうちに。
うまい。最高だよ、君ぃ。
この生地のパリパリとチーズと具がナイス組み合わせだ。
ちょっとくどい感じもするが、トマトとキュウリ、アイランで無問題。
っていうか、ビール欲しい。
大満足。
9TL。450円くらい。お安い。
帰りに大繁盛してるペイニル屋(チーズ屋)があったので覗いてみた。
蜂蜜を味見させてくれた。
うまい。
まあでも買わないんだけど。
ここら辺は蜂蜜とチーズの店が多い。ほぼ必ず両方扱ってる。
どういう組み合わせなんだろうな。
そしてこの店は、チーズの種類が多い。
裂けるチーズ、穴あきチーズ、他にもいろいろ。
お、こいつ皮にくるまれてる。初めて見た。
写真だけ撮って出てきた。
この前買ったチーズ大図鑑に載ってなかったのも多いなあ。
まああの図鑑は東欧とかコーカサス地方がおざなりだしな。ロシアも載ってないし。
ホテルに戻る途中にビール(EFES 500ml瓶)と豆購入。4.5TL。
また歯で開けた。
うっ、この豆すごい。口の中の水分全部無くなる勢い。
パッサパサだな。パッサパサ。
ひよこ豆を炒ったものらしい。
5粒で十分だった。
日記書いて就寝。