心の休憩室 パート2

何度か中断していますが、書きたいことがでてくると復帰しています。

想いでの一枚:ミレニアムブリッジ

2014-09-08 21:27:05 | 日記

 フランスで生活を始めるようになって、一番、最初に

感動したのは、テムズ川とミレニアムブリッジだったなぁ。

 

フランスに行く前に、CNNの英語テキストをよく聴いていたん

だけど、付録のCDに英語ニュースが録音されていたんだよね。

 

ミレニアムブリッジが完成した後、橋を歩く人々の歩調がそろうと

橋のゆれが大きくなって危険なので、橋は通行止めになって

ゆれないように改良されたみたいなんだよね。

 

そのニュースが頭に残っていたので、ミレニアムブリッジを

渡ったときは感無量だったよ。

 

まさか、ミレニアムブリッジを実際に渡れるなんて夢にも

思わなかったもんね。

 

読書も同じじゃないかなぁ。

 

心に残る場面が出てきたときに、自分の目でその場面(風景)を

見れたら感動するよね。

 

反対の言い方をすれば、そういう感動できる機会を増やすために

本はたくさん読んだ方がいいんじゃないかな。

 

さっき、読み終わった朝井リョウさんの「桐島、部活やめるんだって」の

中で目に止まった言葉。

 

「人間関係は硝子細工に似ている。見た目はとてもきれいで、

美しい。太陽の光を反射して、いろいろな方向に輝きを飛ばす。

だけれど指でつっついてしまえばすぐに壊れるし、光が

当たればそこら中に歪んだ影が生まれる。」

 

「未来はどこまでも広がっている。

違う、出発点から動いていないからそう見えるだけだ。」

 

 

 

 

(2009年1月10日撮影)