棄てた一粒の柿の種
生えるも生えぬも
甘いも渋いも
畑の土のよしあし
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寺田寅彦さんの「柿の種」の最初に出てくる言葉だけど、
いろんなことを考えさせられる言葉だよね。
短文集で、「なるべく心の忙しくない、ゆっくりとした
余裕のある時に、一節ずつ間をおいて読んでもらいたい」と
前書きに書いてあるけど、読み始めたら、次のページを
めくってみたくなってしまうよ。
寺田さんのような名短文が書けるようになりたいなぁ。
そのためには、自然に対するアンテナの感度をもっと
あげないとだめだろうなぁ・・・
この睡蓮を見て、寺田さんだったらどんな文章を書くんだろうなぁ。
(2014年6月14日撮影)