ふと、大学の先生としての自分の役割はなんだろうと
考えたけど、准教授だったら研究をして論文を書いて
教授を目指すことも役割になるよね。目的と言った方が
いいかも知れないけど・・・
でも、そういう年齢は通り越しているので、学生たちが
社会に出てから早くひとり立ちできるように指導する
ことかなぁ。
腕のよい料理人になろうと思ったら、いろんな食材を
知ってるだけではダメだよね。それらをどう料理するか
調理法を知っていたり、新しい料理を作りだす能力が
必要だよね。
大学で言えば、知識をたくさん頭に詰め込んでも、
それは食材をたくさん知っているのと同じ。
調理法、つまり知識をどう使うかを知っていないと
ひとり立ちできないよね。
かと言って、どう使うかを丁寧に教えすぎると学生たちは
頭で覚えるだけになってしまって、自分で考える力は
つかないよね。
学生たちが自分で考えても行き詰ってしまった時に、
少し助け舟を出してあげるのがいいと思っているけど、
一年間という限られた時間の中で、そんな風にうまく
指導できるかどうかを今年試してみるんだよね。
うまく行けばそれでいいし、うまく行かなかったときは
別のやり方を考えればいいもんね。
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