就職先を探すことは結婚相手を探すことと似ていると思います。
結婚相手の探し方には、次の3つがあると思います。
①一目ぼれ型
②合コン型
③理想追求型
①は説明不要だと思います。
②は自分の周りの複数の人の中から探す方法で、
③は結婚相手の理想像を心に描いて、それにマッチする人を
探す方法です。
就職先の探し方にも、そのまま当てはまります。
①は、会社のインターンシップや説明会に参加したら、
その会社が好きになって就職したくなった場合
②は、複数の会社の説明会やインターンシップに参加してから、
その後で、一社を選ぶ場合
③は、社会に出たらどんな仕事をしたいかを先に考えて、
それから、そんな仕事ができる会社を探す場合です。
このように、就職先の探し方に3つの型があると言うことは、
それぞれの型にあった志望動機の書き方があると言うことです。
だから、履歴書やエントリーシートに志望動機を書くときは、
まず、自分が①~③のどの型で志望先を選んだか考える必要が
あります。
選考面接に合格しやすい志望動機は③だと思いますが、
自分が選んだのが①や②なのに、それを③として書こうと
するから志望動機が書きにくいのだと思います。
その時は、無理に③として書かずに、正直に①や②のままで
書くのも一つのやり方です。
ただ、②をそのまま書くと面接時の評価が悪くなる恐れが
あります。そこで、「複数の会社の中から一社を選んだ理由」を、
「自分が社会に出てからしたいこと」だと考えて、③として
志望動機を書くと良いと思います。その際、注意しないと
いけないことは「一社を選んだ理由」がはっきりしているか
どうかです。理由がはっきりしていないと、②で書いても
③で書いても面接時の評価は低いと思います。
①は自分の想いがストレートに面接官に伝わります。また、
①の書き方をする志望者は少ないと思うので、ユニークさも
伝わると高い評価が得られると思います。
ただ、一目ぼれで結婚すると、後になってから(冷静になって
から)、どうしてこの相手を選んだのか後悔することがあると
思います。仕事も同じで、入社したことを後悔することが
あるかも知れません。そのことは頭に入れて、就職先を選ぶ
必要があると思います。
(2016年4月3日撮影)
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