「青春」とは、私たちの心の中の大人にもなっても変わることのない
子供らしさです。そしてその子供らしい部分が多ければ多いだけ、
私たちは冷静な意識をもった生き方をしながらも、よりいっそう
豊かに生きることができます。
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子供時代には、誕生日から次の誕生日までが何と
長かったことだろう! 年をとるにつれて、そのあいだは
短くなる一方だ。
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この2つの文は、ヘルマン・ヘッセの「老年の価値」という作品の
中で見つけたよ。 ヘッセの作品は好きだけど、この作品を
じっくり読むのはまだ早いかなぁと思って(笑)、途中でやめて
しまったよ。
「いつも上機嫌であれ!」
これは、アランの幸福論に書いてあるみたいだね。
世界の名著 必読書50という本に幸福論が紹介されていたけど、
この文句のあとに書かれていた文章を書き写してみると・・・
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小雨が降っているとする。 あなたは、表に出たら、傘を広げる。
それで十分だ。
「またいやな雨だ」などと言ったところで、何の役にも立たない。
雨も雲も風も、どうなるわけでもない。
「ああ、結構なおしめりだ」と、なぜ言わないのか。
こう言ったから雨のしずくがどうなるわけでもないが、そのほうが
あなたにとってよいことだろう。ほんのちょっとした喜びの
衝動でも、あなたの心と身体をあたためる。
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何かあると、すぐに楽しくない気持になってしまうけど、そんな
気持ちに支配されていても何の役にも立たないよね。
そんなときは、楽しいことを考えるようにした方がいいよね。
楽しいことを考える習慣をつけると、笑顔になってくると思うなぁ。
そう思わない?