心の休憩室 パート2

何度か中断していますが、書きたいことがでてくると復帰しています。

パパラギ2

2012-09-21 23:41:43 | 日記

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たとえば私が馬で村を駆けぬけるとする。たぶん早くは
行けるだろう。だがもし、私がぶらぶら歩いて行くと
すると、いろんなものも見物できるし、友だちも私に
声をかけて、家の中へ呼んでくれるだろう。

目的地に早く着くことが、たいした得になるわけでは
ない。得とは、そんなものではない。

パパラギは、いつでも早く着くことだけを考えている。
彼らの機械の大部分は、目的に早く着くことだけが
ねらいである。

早く着けば、また新しい目的がパパラギを呼ぶ。

こうしてパパラギは、一生、休みなしに駆け続ける。

ぶらぶら歩き、さまよう楽しみを、私たちを迎えて
くれる、しかも思いがけない目標に出会う喜びを、
彼らはすっかり忘れてしまった。

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iPhone5が登場して、情報を送ったり入手したりするのが
ますます速くなると思うけど、速くなることは人生を
豊かにしてくれるのかなぁ・・・

ひとつの料理でもゆっくり味わったら満足できるのに、
いろんな料理をできる限り目の前に並べないと何か
損した感じがするようなものかなぁ。

どんなにおいしい料理が並んでいても、食べきれなかったら
意味がないよね~ かといって無理に食べて身体を
壊したらダメだよね。

ひとつの料理をゆっくり味わえる方向に進んでいったら
いいんだけどね~