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たとえば私が馬で村を駆けぬけるとする。たぶん早くは
行けるだろう。だがもし、私がぶらぶら歩いて行くと
すると、いろんなものも見物できるし、友だちも私に
声をかけて、家の中へ呼んでくれるだろう。
目的地に早く着くことが、たいした得になるわけでは
ない。得とは、そんなものではない。
パパラギは、いつでも早く着くことだけを考えている。
彼らの機械の大部分は、目的に早く着くことだけが
ねらいである。
早く着けば、また新しい目的がパパラギを呼ぶ。
こうしてパパラギは、一生、休みなしに駆け続ける。
ぶらぶら歩き、さまよう楽しみを、私たちを迎えて
くれる、しかも思いがけない目標に出会う喜びを、
彼らはすっかり忘れてしまった。
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iPhone5が登場して、情報を送ったり入手したりするのが
ますます速くなると思うけど、速くなることは人生を
豊かにしてくれるのかなぁ・・・
ひとつの料理でもゆっくり味わったら満足できるのに、
いろんな料理をできる限り目の前に並べないと何か
損した感じがするようなものかなぁ。
どんなにおいしい料理が並んでいても、食べきれなかったら
意味がないよね~ かといって無理に食べて身体を
壊したらダメだよね。
ひとつの料理をゆっくり味わえる方向に進んでいったら
いいんだけどね~