一杯の水

動物であれ、人間であれ、生命あるものなら誰もが求める「一杯の水」。
この「一杯の水」から物語(人生)は始まります。

「シェルタリング・スカイ」

2005年10月01日 19時29分12秒 | cinema
私のNo.1映画といったらこれ!

シェルタリング・スカイ

アスミック

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「どこがどのように気に入ったのか。何が素晴らしいのだ」、と聞かれれば、答えに窮するのですが、鑑賞するたびに作品の持つ豊かさを実感します(と言ってもまだ、2回しか鑑賞していないのですが)。
かの小林秀雄の言葉を借りるならば、「美は人を沈黙させる」というに相応しい作品ということでしょうか。

VHSで、そしてLDで鑑賞してきたのですが、2度目の鑑賞でも感動が薄れることなく、さらなる豊かさが感じられる作品でした。LDは、自宅の60インチのスクリーンでの鑑賞でしたが、この作品のスケールを堪能するには60インチでは小さすぎるかもしれません。できれば劇場の大画面で、ぜひ一度鑑賞したい作品です。

さて、最後になりますが、この作品は、友人の吟遊詩人さんもBEST1に挙げていらっしゃる作品で、私がひそかにブログで「My Best Cinema」に挙げたなどと知れたら、大変なことになってしまいます(笑)

ということで、この作品は、私の「裏 BEST1」作品という、ややこしい位置においておきたいと思います


***************************************

実は、私は「小林秀雄」が結構好きで、全集を3セットも所蔵してしまってます(笑)
本棚のスペースを空けたいので、友人に1セット引き取ってくれるように頼んでいるのですが、友人も「場所がない」、ということで、今は友人の引越し待ちです(笑)


小林秀雄の代表作のオンパレード!
静かな美しさが心を打ちます。
小林秀雄全集〈第7巻〉歴史と文学・無常といふ事

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好奇心と愛情の相違、
美の神秘と鑑賞の本質が語られていきます。
小林秀雄全作品〈21〉美を求める心

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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私の取らないでね。 (吟遊詩人)
2005-10-03 11:53:09
『シェルタリングスカイ』良いよねぇ。

どこが、どういいのか、何が感動的なのか分からないのに、良いんだよねぇ。



でも、これは、「マイベスト」なんだから、便造くんには、あげません。

勝手に取らないでくださいね。



まぁ、「裏ベスト1」ってことなら、一応、許してあげよう。

でも、裏も表も、関係ないような気がするんだけど・・・
返信する
そろそろ (便造)
2005-10-03 14:57:42
もう一度観てみるかな。

まだDVDを購入してから鑑賞していないんで。

新たな発見、または勘所が分かればいいのですが(笑)

でも、分かれば分かったで、ちょっと寂しくなるかな。

分からない良さ、というのも在るしね。
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