2年前の撮影時の記憶に浸り・・・
気づけば10日も経ってしまっているではありませんか。
そう、それほど考えることが多かったのです。
エントリーに時間がかかった言い訳はこの辺にして、その時の記憶を遡らせる。
2年前の私はまだ初心だった(?)こともあり、初めての撮影ではドッキドキ。今までのトレーニングの成果も出し切るつもりで、これからこのビデオが私を代表すると思ったらそれはそれは力を入れたもの。
撮影用に用意したダンスは全部で3つ。ベールを使ったエントランスと、アサヤ(スティック)を使ったサイーディ(Saiidi)、そしてドラムソロ。
ベリーダンスの「技」のひとつにターキッシュドロップ(立っている状態から、体を急に仰向けに床に落とす動き。ちなみにターキッシュドロップという名前は、トルコ人のダンサー達がやっているのを見たアメリカ人が作った名称)というものがあるのだけれど、そのビデオの撮影時、私はエントランスの曲の真ん中でドラマチックなターキッシュドロップを入れていた。
ドキドキの撮影も無事終了し、私はDVDの出来上がりを心待ちに楽しみにしていたもの。
そして出来上がったそのDVDを見てあれ?
あれれ?
あれれれれ?
カメラマンのおじさん、踊っている私のクローズアップを撮ったり全体像を撮ったり色々工夫したようだけど、肝心のターキッシュドロップのところで私が急に画面から消えている。要するに私の上半身のクローズアップをしていたところ、私が急に床に落ちたのだろうな、ということが予測される。
その後見られるのは左右に動くカメラの画面、しばらくして床でフロアワーク(床に寝転んで行なわれるダンス部分)をしている私の映像。
・・・っておい!
後で聞いた話によると、おじさんタバコを吸いながらあっち向いたりこっち向いたり、人としゃべりながら撮影しているものだから、一番大事な数十秒、ステージで踊っている私から目を離していたそう。
気づいたら画面から私が消えていたからあわててカメラで私を探したらしい。どこ行った?どこ行った?と。
下だよ下・・・。
結果、何も映っていない画面が左右に動く、そして急に下に落とされるカメラの目線、ってな訳ですわ。全く・・・。
そんなおかしな話が思い出された今回の撮影。
そして話はまだまだ続くのです。
おまけ - 今回の撮影時の写真 ↓
~続く~