さて、タオルミーナ二日目は朝日を見ようと、早起きをして、昨日行った4月9日広場に向かいました。
でも残念ながら方角を見誤ったようで、朝日が昇るところを見ることができませんでした。
気を取り直して、朝ごはんを食べたあとは、今回の旅の一番の目的だった、『青の洞窟』を目指してまずはゴンドラ乗り場へ行きました。(ガイドブックにはロープーウェイと記載していますが、どうみてもこれはゴンドラ)
えっ?青の洞窟ってカプリ島にあるんじゃないの?
はい、正解。
でも、実はあれは波で浸食されてできた穴に船で行って、洞窟に入ると、そこに差し込む光の反射で海が青く光って見えるというものなので、エメラルド洞窟とか、場所によって名前は若干違ってたりもしますが、実はあちこちにあるんです。
そうはいいつつ、光の角度とかいろいろ条件はあるみたいですけど。
ってことでその青の洞窟を巡る船に乗るためにゴンドラに乗って、マッツァーロ湾を目指しました。
ゴンドラは、片道3€。
朝9時から、0分、15分、30分、45分の毎時15分間隔です。
で、ここからが短い距離なのに、ちょっとややこしい。
写真を撮り忘れたのが悔やまれますが、もしこのブログをご覧になって、行ってみたいと思われた方のことを考えて、詳しく書きますね。
1.ゴンドラを降りたその場所は、駐車場になっています。
2.ゴンドラ発着場を出て、進行方向に真っ直ぐ進むと正面に道路がありますが、その道路の手前に薄いピンク色のコンクリートの四角い壁に囲まれた階段があります。
3.その階段を降りて、地下道を通り抜けるとビーチに出られます。その左側奥が、青の洞窟を巡る船の船着き場です。
これがその地下道の階段。
しかーーーーーーーーーーーーーーーーーし。
ビーチに出てみると、
お天気は良かったのですが、強風で波が高く。
遊泳禁止
パラソルも閉まってます
つまり泳げないぐらいってことは、船で小さな洞窟の入り口を潜り抜けることができないぐらいの荒さってことなんです。
「朝は波が高いから、午後2時ごろもう一回電話で聞いてくれ」
そういって、オヤジが携帯番号を書いた名刺をくれたので、いったん引き揚げることに。
ちなみに、値段は二人だけの貸切だと60€。
他の人と一緒だったら、一人25€に下がりますが、
「他人がいるとちょっと気恥ずかしい。」と思う方は5€差ですから、二人で貸切る方がいいかもですね。
でも、またすぐゴンドラに乗るのはもったいないので、その足でイーゾラ・ベッラに向かいました。
こちらが上から見た図。
この島は、モン・サンミッシェルのように歩いて渡れるんです。
このためにビーチサンダルをかばんに入れていた私たち、清掃をしているオジサンに、「ここに靴を置いて履き替えていくけど、この靴捨てないでね。」と言って靴を履き替え、渡りはじめました。
実は最初の俯瞰図はこの翌日の写真なので、波は落ち着いていますが、この日は遊泳禁止になるほどの波だったので、かなりデインジャラス。
ひざ上までくる波に足を取られつつ、転んでデジカメを濡らさないように細心の注意を払って渡りました。
≪こちらがその島からの景色≫
≪たぶん青の洞窟の入り口≫
≪ちょっと汗をかいたので、レモネードなどを飲んで≫
≪この後は、再びゴンドラに乗って上まで上がり、タオルミーナの観光の目玉、ギリシャ劇場へ≫
≪店の店頭に寝てた猫。まるで置物かと思うぐらいじっとしてました≫
≪お昼は、シチリア名物アランチーニやスキアッチャータで軽く済ませ≫
≪あとコルヴィア館も見て≫
このあとはどうしよう・・・と言うことで、昨日上ったサラセン人の城よりも、また一段高いところにある、町カステルモーラまでバスで行くことに。
このバスがね、なんと2時間に1本しかないんですよ。
(時間帯によっては1時間おきだったりもするけど)
で、ガイドブックに毎時15分と書いてあったので、つまりゴンドラみたいに15分毎と勘違いして、バスを待つものの、全然来ない。よくよく調べてみると、13:15の次が、15:15。でその次が、17:15(それもカステルモーラからの時刻)。
私たちが待つサンタ・パンクラツィオ広場からはこの写真の通り、50分発
それだったらチケットだけ買って、日陰でジェラートを食べるなりなんなりできたんですけど、そのバス停は様々な方面のバスが来るので、すごい人だかり。
一旦列から外れると、乗れないかもしれないし、(でもその列も何の列かわからない)離れるわけにいかない感じになっちゃって、炎天下の下1時間以上待ちました。
でも、上に上がると、そんな文句も忘れるほどの絶景。
≪昨日上がったサラセン人の城が眼下に・・・≫
≪原チャリだとブレーキが焼き切れそうな坂道≫
≪まさに天空の町って感じでしょ≫
シチリア最後の夜はホテルで教えてもらったレストランへ。
このレストランの名前はVICOLO STRETTO(狭い路地)と言う意味名なんですが、本当に狭くて、なんかまさに身体の幅一人分。
お店の人はみんなスキンヘッドで黒の制服。ちょっとこじゃれた感じです。
どれもおいしかったんですけど、写真が暗い・・・
今回の旅行中どのレストランも必ずテラス席に案内されて、風が気持ちいいし、景色も楽しめるけど、日が落ちるととにかく暗い。
ロウソクの明かりで食べるのはイタリア人的にはロマンチックなんだろうけど、私は明るいほうが好き。
あと今回意外だったのが、イタリアは南に行けば行くほど、夕食の時間が遅いとされていて、ナポリあたりは9時ぐらいが混む時間帯。
実際、ナポリで8時とかに予約して、ちょっと早めに行ったら、一番乗りって感じでした。
なので、シチリアも遅いだろうなぁ~って思ってどのレストランも予約は8時にしてたんですが、行くとほぼ満席って感じなんですよ。外国人旅行者が多いからかしら。
あとすごいなぁ~って思ったのは、タオルミーナなどは観光が主産業なのか、とにかくみんなバイリンガルと言うかトリリンガル。
ドイツ人のお客様にはドイツ語でオーダーを聞き、フランス人にはフランス語でメニューの説明をし、もちろん英語もペラペラ。
私が今まで旅行したイタリアのほかのどの地域より、外国語を話せる人が多いように思いました。
≪翌朝、昨日見れなかった朝日を求めて再び早起き。でも残念ながら曇ってて見えず≫
≪でも、偶然通りかかった電車をバッチリ撮ることができて満足≫
さて、観光としての旅ブログはこれで終わりなんですけど、他にもイタリアでいろいろ面白いことがあったので、それはまた次の機会に。
≪写真のレストラン≫
VICOLO STRETTO
Vivolo Stretto,6 -Taormina
+39-0942-62554
+39-349-8497118
VICOLO STRETTOオフィシャルサイト
クリックよろしく
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
でも残念ながら方角を見誤ったようで、朝日が昇るところを見ることができませんでした。
気を取り直して、朝ごはんを食べたあとは、今回の旅の一番の目的だった、『青の洞窟』を目指してまずはゴンドラ乗り場へ行きました。(ガイドブックにはロープーウェイと記載していますが、どうみてもこれはゴンドラ)
えっ?青の洞窟ってカプリ島にあるんじゃないの?
はい、正解。
でも、実はあれは波で浸食されてできた穴に船で行って、洞窟に入ると、そこに差し込む光の反射で海が青く光って見えるというものなので、エメラルド洞窟とか、場所によって名前は若干違ってたりもしますが、実はあちこちにあるんです。
そうはいいつつ、光の角度とかいろいろ条件はあるみたいですけど。
ってことでその青の洞窟を巡る船に乗るためにゴンドラに乗って、マッツァーロ湾を目指しました。
ゴンドラは、片道3€。
朝9時から、0分、15分、30分、45分の毎時15分間隔です。
で、ここからが短い距離なのに、ちょっとややこしい。
写真を撮り忘れたのが悔やまれますが、もしこのブログをご覧になって、行ってみたいと思われた方のことを考えて、詳しく書きますね。
1.ゴンドラを降りたその場所は、駐車場になっています。
2.ゴンドラ発着場を出て、進行方向に真っ直ぐ進むと正面に道路がありますが、その道路の手前に薄いピンク色のコンクリートの四角い壁に囲まれた階段があります。
3.その階段を降りて、地下道を通り抜けるとビーチに出られます。その左側奥が、青の洞窟を巡る船の船着き場です。
これがその地下道の階段。
しかーーーーーーーーーーーーーーーーーし。
ビーチに出てみると、
お天気は良かったのですが、強風で波が高く。
遊泳禁止
パラソルも閉まってます
つまり泳げないぐらいってことは、船で小さな洞窟の入り口を潜り抜けることができないぐらいの荒さってことなんです。
「朝は波が高いから、午後2時ごろもう一回電話で聞いてくれ」
そういって、オヤジが携帯番号を書いた名刺をくれたので、いったん引き揚げることに。
ちなみに、値段は二人だけの貸切だと60€。
他の人と一緒だったら、一人25€に下がりますが、
「他人がいるとちょっと気恥ずかしい。」と思う方は5€差ですから、二人で貸切る方がいいかもですね。
でも、またすぐゴンドラに乗るのはもったいないので、その足でイーゾラ・ベッラに向かいました。
こちらが上から見た図。
この島は、モン・サンミッシェルのように歩いて渡れるんです。
このためにビーチサンダルをかばんに入れていた私たち、清掃をしているオジサンに、「ここに靴を置いて履き替えていくけど、この靴捨てないでね。」と言って靴を履き替え、渡りはじめました。
実は最初の俯瞰図はこの翌日の写真なので、波は落ち着いていますが、この日は遊泳禁止になるほどの波だったので、かなりデインジャラス。
ひざ上までくる波に足を取られつつ、転んでデジカメを濡らさないように細心の注意を払って渡りました。
≪こちらがその島からの景色≫
≪たぶん青の洞窟の入り口≫
≪ちょっと汗をかいたので、レモネードなどを飲んで≫
≪この後は、再びゴンドラに乗って上まで上がり、タオルミーナの観光の目玉、ギリシャ劇場へ≫
≪店の店頭に寝てた猫。まるで置物かと思うぐらいじっとしてました≫
≪お昼は、シチリア名物アランチーニやスキアッチャータで軽く済ませ≫
≪あとコルヴィア館も見て≫
このあとはどうしよう・・・と言うことで、昨日上ったサラセン人の城よりも、また一段高いところにある、町カステルモーラまでバスで行くことに。
このバスがね、なんと2時間に1本しかないんですよ。
(時間帯によっては1時間おきだったりもするけど)
で、ガイドブックに毎時15分と書いてあったので、つまりゴンドラみたいに15分毎と勘違いして、バスを待つものの、全然来ない。よくよく調べてみると、13:15の次が、15:15。でその次が、17:15(それもカステルモーラからの時刻)。
私たちが待つサンタ・パンクラツィオ広場からはこの写真の通り、50分発
それだったらチケットだけ買って、日陰でジェラートを食べるなりなんなりできたんですけど、そのバス停は様々な方面のバスが来るので、すごい人だかり。
一旦列から外れると、乗れないかもしれないし、(でもその列も何の列かわからない)離れるわけにいかない感じになっちゃって、炎天下の下1時間以上待ちました。
でも、上に上がると、そんな文句も忘れるほどの絶景。
≪昨日上がったサラセン人の城が眼下に・・・≫
≪原チャリだとブレーキが焼き切れそうな坂道≫
≪まさに天空の町って感じでしょ≫
シチリア最後の夜はホテルで教えてもらったレストランへ。
このレストランの名前はVICOLO STRETTO(狭い路地)と言う意味名なんですが、本当に狭くて、なんかまさに身体の幅一人分。
お店の人はみんなスキンヘッドで黒の制服。ちょっとこじゃれた感じです。
どれもおいしかったんですけど、写真が暗い・・・
今回の旅行中どのレストランも必ずテラス席に案内されて、風が気持ちいいし、景色も楽しめるけど、日が落ちるととにかく暗い。
ロウソクの明かりで食べるのはイタリア人的にはロマンチックなんだろうけど、私は明るいほうが好き。
あと今回意外だったのが、イタリアは南に行けば行くほど、夕食の時間が遅いとされていて、ナポリあたりは9時ぐらいが混む時間帯。
実際、ナポリで8時とかに予約して、ちょっと早めに行ったら、一番乗りって感じでした。
なので、シチリアも遅いだろうなぁ~って思ってどのレストランも予約は8時にしてたんですが、行くとほぼ満席って感じなんですよ。外国人旅行者が多いからかしら。
あとすごいなぁ~って思ったのは、タオルミーナなどは観光が主産業なのか、とにかくみんなバイリンガルと言うかトリリンガル。
ドイツ人のお客様にはドイツ語でオーダーを聞き、フランス人にはフランス語でメニューの説明をし、もちろん英語もペラペラ。
私が今まで旅行したイタリアのほかのどの地域より、外国語を話せる人が多いように思いました。
≪翌朝、昨日見れなかった朝日を求めて再び早起き。でも残念ながら曇ってて見えず≫
≪でも、偶然通りかかった電車をバッチリ撮ることができて満足≫
さて、観光としての旅ブログはこれで終わりなんですけど、他にもイタリアでいろいろ面白いことがあったので、それはまた次の機会に。
≪写真のレストラン≫
VICOLO STRETTO
Vivolo Stretto,6 -Taormina
+39-0942-62554
+39-349-8497118
VICOLO STRETTOオフィシャルサイト
クリックよろしく
にほんブログ村
人気ブログランキングへ