日伊文化交流協会

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妄想ワイン No.21

2016年01月14日 18時03分44秒 | 妄想ワイン
こちらは、『清水の舞台から飛び降りる』ような気持で買ったワイン。
がっちゃんが普段買うワインの相場は1500円~2500円。
3000円以上出す時は試飲会に参加したり、何かの機会に飲むことがあって、あれは美味しいと思ったときか、または、珍しい葡萄品種でとにかく飲んでみたい。と思ったときぐらい。

なので、トスカーナのワインでそれもサンジョヴェーゼとかまぁ味のわかっているワインで1万円出すなんて、正直アリエナイ。
だったら、なんで買ったの?
って言われそうなんですが、前にちょっと書いた持ち込みワイン会の時、その時のお店のグレードとか縛りによりますが、5000円以上のワインとかって場合。まぁ5000円のワインを持っていく人はいないんですよね。
7000円とか1万円以上。
中には「家のセラーにあったものですが・・・」と言って、すごい古いヴィンテージのものをお持ちになる方も。
そういうワイン会に誘われるようになって来ると、別に見栄を張るつもりはないけれど、相手が持ってくる価格に見合うワインを持参しなくちゃ。ってことで買いました。

でもね、イタリアワインって実はそうそう高い物ってないんです。
もちろん名の知れたワイナリーで高いのはあります。特にピエモンテは、エリオ・アルターレ、アルド・コンテルノ、ガヤ、ブルーノ・ジャコーザ、ロアーニャ・・・
もう挙げればキリがないほど有名なワイナリーがたくさんあって、これらは最低でも日本で15000円以上で取引されるようなものばかり。
それでもフランスワインに比べたら安いんですけどね~。

で、そんなワインの王様と言える「バローロ」ですが、がっちゃんがそれほど好きではない。
もちろん、ガヤとか飲んだら幸せにな気分にはなるのですが、なんだろ、やっぱり自分の中の一番じゃないんです。

まっそんな私がこれは面白そうだと思って買ったのがコチラ↓
名門スピネッタ(ピエモンテ州のワイナリー)が、トスカーナで作ったワインです。
10年熟成なので、2004年が初リリース。
こちらは、前にも書いたけれど、会社の所在地と、畑が違う場所にあるので、併記しています。

※ワインの価格について、レストランで飲んだもの、ホームパーティーなどで飲んだもの、セールで購入したものなど、様々ありますが、ここに表示しているのは、ネットなどで調べた1本当たりの平均販売価格ですので、あくまで参考程度にご覧下さい。





【ワイン名】セッツァーナ リゼルヴァ カサノーヴァ 2004 ラ・スピネッタ
【生産者名】ラ・スピネッタ
【収穫年】2004年
【タイプ】
【葡萄品種】サンジョヴェーゼ95%、コロリーノ5%
【所在地】ピエモンテ州 アスティ県 カスタニョーレ・ランツェ
【畑】トスカーナ州 ピサ県 テッリチョーラ 
【カテゴリー】トスカーナIGT
【価格】12000円
【飲んだ場所】『持ち寄りワイン会』(マリア)
【インポーター】モンテ物産
【評価】88点
【コメント】スピネッタが手掛けたトスカーナワイン。10年熟成なので2014が1stヴィンテージ。この日のお料理は鹿や鴨などだったので、こういう重いワインにぴったり。奥深いルビー色、熟した苺の中に、スパイシーな香り。滑らかな舌触りを生き生きとした酸が引き締める。余韻が短いと感じたのは抜栓後すぐに飲んだからか・・・



≪妄想ワイン≫

政府系シンクタンクの主任研究員。経済活動や経済政策に関する調査・分析を行い、問題解決や将来予測などの提言をしている。ずば抜けた頭脳と、鋭い分析力を持つが、敵が多く、また歯に衣着せぬ物言いが災いし、上司からの覚えはよろしくない。10年来の愛人がいて、妻とは離婚係争中。


ちょっと辛口の批評かな。おいしかったけど、ちょっと優等生過ぎて、心には響かなかった感じ。



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