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波乱万丈の歳月を経て
尚、落ち着けないシニアの日々

大切な友達の旅立ち

2020-10-26 20:30:29 | つぶやき

 

きれいな朝焼けの日に

また

大切な友達が旅立ちました

 

この街に越してきて

初めてできた気の置けない友達

フラ仲間で

同じビーグル犬愛好家

 

一緒に 地域のイベントで

フラを踊った頼れる仲間

 

彼女自身は

私たちが越してきた年に

愛犬を亡くしている

 

マイロやディディエのために

沢山の有益な情報をくれた人

 

娘が小さめの女の子のビーグルを探していた時に

アロハを見つけた人でもある

 

マイロの介護の時

アロハの散歩を引き受けてくれた人

旅行に行くとき

二つ返事でアロハを預かってくれた人

 

だから

彼女の家の前を歩くと

アロハは普通に彼女の家に入って行こうとする

 

マイロが亡くなった時に

すぐに駆けつけてくれた人

するべき手はずを教えてくれた人

 

そんな大切な人を奪ったのは脳腫瘍

 

結局 彼女に最後に会ったのは

マイロが亡くなった頃になってしまった

 

二月にラインをして

彼女が入院していたことを知った

 

早く元気になってね!

 

ありがとう!

 

それが彼女との最後のやり取り

 

あの頃は

私は咳喘息が治らず

コロナも猛威を振るい始めていたから

咳が止まらない私は

ひたすら怯えて引きこもっていた

 

4月に彼女は一度退院したけれど

その頃は長男が緊急入院して

こちらもバタバタしていた

 

そして

緊急事態宣言

 

私は彼女の病名を今日まで知らなかった

知らせたくないのかも…と感じたから

尋ねなかった

 

でも闘病中や病後間もない人を

見舞える世の中では無くなっていたから

 

そのうち・・・

 

そう思いながら

時々はメールを打ちかけて止めていた

 

どんな言葉が適切なのか分からなかったし

プレッシャーになるのも嫌だった

 

まさか

会えないままでさよならになるとは・・・

 

変な所で踏み込めない自分を悔やむ

 

コロナがなくても

私の変に遠慮する気持ちが邪魔をして

結果は同じだったかもしれない

 

彼女には

深い感謝しかない

 

アロハを連れて

おまいりにいった

ご家族が

それは愛おしそうにアロハを迎えてくれた

 

もう一年近く会えなかったのに

アロハも覚えていて

動かぬ友達を見て

く~んく~んと鳴いていた

この家で

どれ程 可愛がられていたことか・・・

 

 

いまはただ

とても

とても

とても

寂しい・・・

 

心よりご冥福をお祈りします

 

 


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