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“ボーン”シリーズ 3部作 マット・デイモン

2008年11月10日 | 映画・ドラマ
  この作品は、最初から3作を想定して製作された感じです。マット・デイモン主演のスパイ・アクション大作、“ジェイソン・ボーン”3部作。1作目「ボーン・アイデンティー」はリアルタイムに見ましたが、その時は「まあまあ」の楽しさでした。で2作目も見ず、逃したので3作目もヒットをよそにリアルタイムで見る気がせず、今回のWOWOWの放送で3部作を3日で見切るという至福のひとときを過ごしたのでした。
 この作品こそ、3作一気に見るべきですね。間をおくとちょっとつながりを忘れてしまう。マット・デイモン演じる、記憶を失ったCIAのエージェント、ジェイソン・ボーンが、自分の失われた記憶とその中に隠された国家的陰謀が話の軸です。こうして3作見ると、ずべてが綿密につながっているのがわかります。
 マット・デイモン、やはりジミー大西系のゴリラ顔を連想させるのですが、ジェイソン・ボーン見事に演じています。おれいわゆるスパイ系大好きなんです。だから007シリーズも大好き。ただエンターテイメント性の高いあのシリーズとはちがって、このボーン3部作は、重厚、ハードボイルドです。リアリティーがあってひきこまれます。CIAのチームが、あらゆる手段でターゲットの人物を追うのですが、デジタル・コンピュター世界では、あんなにすべてが筒抜けなのってのは思いますが・・・
 世界のあちこちを舞台にするのは、これまた世界をまたにかける007と共通するのですが、なんか描き方がまったく違う。007は、華やかな場が多いですが、このボーンシリーズは、ほんとその街並みの生活感を写してて地味といえば地味なんですが、それがすごくリアル。
 カーアクションも、この作品のみどころですが、すごいんですが、いかにも映画的なド派手なカーアクションでなく、実際ギリありえるかもよりもちょっとすごい感じのすごいカーチェイス。すべてのアクションシーン、すごいんだけど現実にしっかり地がついているので軽くない。007はエンターテイメント性が高くて、「それはないよ」ってのも有りの作品で、それはそれでおもしろい。
最終の「ボーン・アルティメイタム」が世の中的には一番評価が高いそうですが、おれ的には2の「ボーン・スプレマシシー」がよかったです。女優もジュリア・スタイルズがヒロインなんですが、ぶっちゃけ超きれいって感じの女性ではない。そこもリアル。 当初、このジェイソン・ボーンは、ブラッド・ピットも候補にあがっていたそうですが、あんまかっこいい俳優がやらない方がよかったと思う。マット・デイモンでせいかい。
 まだ見てない方は、まとめてみるのをお勧めします。

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