
ナイル・ロジャース、昨年、前立腺がんを患っているという告白を知って驚きましたが、来日です。しばらく闘病生活を送っていたそうですが、こうして来日して公演できるほど回復している感じでうれしい。
来日公演のスケジュールです。そんなに大きい会場ではないので、ナイルのGrooveを感じるのには最高。近年、けっこう来日してくれてるみたいです。

行きたいんだけどな~。何かと今、家から離れられない状況なので、残念。最近、ライブ行けてない・・・
ナイル・ロジャースは、基本ギターリスト。彼のギターにはリズムが宿る。世界にはすごいギターリストはたくさんいると思いますが、ナイルのこの天才的なGroove感は神が与えたGiftとしか思えない。さらにギターリストでここまで幅広いProduceができる人も知らない。
そんなナイル来日を記念して紹介するのがこのアルバム。96年、3回目となったJTスーパープロデューサーズというProducerに視点をおいた素晴らしいコンセプトの音楽の祭典に、ナイルが選ばれます。(1回目・デヴィッドフォスター、2回目・ナラダ・マイケル・ウォルデン)この時、スラッシュやスティーヴ・ウィンウッドもゲストアーティストとして参加してる。その公演記念盤として、発表されたアルバムで、ナイル、CHICのGrooveを感じるのに最適な1枚でもあります。
この公演は、ナイル・ロジャースのミュージシャン魂とナイルの音楽の根底にある“Dance”をコンセプトにした素晴らしいものでした。しかし、相棒のバーナード・エドワーズが体調を崩して亡くなってしまうという悲劇もまっていました。当時、ほんとびっくりしました。そういう意味でもナイル・ロジャースにとって日本はバーナードの魂が眠る場所でもあるという特別な思いもあるようです。
バーナード・エドワーズはもういない。2003年にはドラマーのトニー・トンプソンも亡くなります。今やシックはナイルのみになってしまいました。
ナイル・ロジャース、70年代はシックで、80年代はProducerとして、90年代はHip Hopのサンプリングとして常にシーンの先端を走った。70年代のナイルをリアルタイムには知りませんが、ディスコ(って死語なんだろうな~)で「ア~」っていうのはしてません。80年代の、マドンナの『Like a Virgin』、デュランデュランあたりがリアルタイム。もちろんデヴィッド・ボウイの「Let’s Dance」も最高。これらの曲のGrooveとかっこよさを超える作品っておれ的にはない。
さらにCHIC SOUNDがヒップホップの源流ともいわれてる。かっこよくてのれるから、そこに言葉をのせるCoolな手法が近年のHip Hop Grooveとなった。90年代、それをわかってたPuffy Coms(P.Diddy)はナイルの音をNotorious BIG等でサンプリングしまくってメガヒットをうんだ。ナイルはBlack Musicのカテゴリーではくくれない。ロックもいける。(っていうかジャンル的にはロックかも)ポップに与えた影響もかなりあると思う。グラミーとかあまり縁はないのだけど、ナイル・ロジャースってほんと過小評価されてると思う。
そんなCHIC時代やProducer時代のヒット曲を、リメイクして集めたのがこのアルバム。またちがった視点できけてめちゃいいです。特にナイルのギターPlay&Grooveが満喫できる。もちろんベースは、バーナード・エドワーズ。今となっては彼の遺作でもあります。ドラムは、トニーの生ドラムでないのは残念ですが。
CHICの双璧のメガヒット曲、「Le Freak」と「Good Times」もナイルのギターが前面に出て、気持ちいいGrooveが全開。「Dance Dance Dance」はオリジナルより速いテンポで、超技カッティング・ギターにしびれる。ほんとこれにトニー・トンプソンの重厚でグル―ヴィーなドラムが叩かれてたらほんとにリアル・シックなのにって思います。
ダイアナ・ロスのとの「Upside Down」やボウイの「Let’s Dance」もギターグルーブに重点を置いてるので、オリジナルとはちがった発見もあって新鮮。ここにマドンナの「エンジェル」やデュラン・デュランの「ノトーリアス」が入ったらさらに最高。
「He’s The Greatest Dancer」を歌うのは、この時のボーカリストとしシックに加わってる、ミネアポリスのジル・ジョーンズ。プリンスの全面Produceでデビューした87年の作品大好きだったので、久々の彼女のセクシー・ボーカルは喜びました。シスター・スレッジの「We Are Family」、そして「Just One World」になど「世界は一つ、僕らは家族」というマイケル・ジャクソンにも通じる愛に満ち溢れたナイルの思いを感じます。今回の公演でもとりあげられるはず。
今回の来日公演を記念して、ナイル・ロジャースの超ベスト的な2枚組も発売されています。
Disk1はCHICのベスト。Disk2はレーベルをこえて集結させたナイルProduceのベスト盤でこれまた聴きごたえある。
こんなに書いてたらナイルを体感したくなった。ナイル・ロジャースは生で感じるのが一番だと思う。ほんとナイル・ロジャースって最高のミュージシャンでありエンターテイナーだと思う。
ビデオアーツ・ミュージック
来日公演のスケジュールです。そんなに大きい会場ではないので、ナイルのGrooveを感じるのには最高。近年、けっこう来日してくれてるみたいです。

行きたいんだけどな~。何かと今、家から離れられない状況なので、残念。最近、ライブ行けてない・・・
ナイル・ロジャースは、基本ギターリスト。彼のギターにはリズムが宿る。世界にはすごいギターリストはたくさんいると思いますが、ナイルのこの天才的なGroove感は神が与えたGiftとしか思えない。さらにギターリストでここまで幅広いProduceができる人も知らない。
そんなナイル来日を記念して紹介するのがこのアルバム。96年、3回目となったJTスーパープロデューサーズというProducerに視点をおいた素晴らしいコンセプトの音楽の祭典に、ナイルが選ばれます。(1回目・デヴィッドフォスター、2回目・ナラダ・マイケル・ウォルデン)この時、スラッシュやスティーヴ・ウィンウッドもゲストアーティストとして参加してる。その公演記念盤として、発表されたアルバムで、ナイル、CHICのGrooveを感じるのに最適な1枚でもあります。
![]() | シック・フリーク |
ナイル・ロジャース | |
ビデオアーツ・ミュージック |
この公演は、ナイル・ロジャースのミュージシャン魂とナイルの音楽の根底にある“Dance”をコンセプトにした素晴らしいものでした。しかし、相棒のバーナード・エドワーズが体調を崩して亡くなってしまうという悲劇もまっていました。当時、ほんとびっくりしました。そういう意味でもナイル・ロジャースにとって日本はバーナードの魂が眠る場所でもあるという特別な思いもあるようです。
バーナード・エドワーズはもういない。2003年にはドラマーのトニー・トンプソンも亡くなります。今やシックはナイルのみになってしまいました。
ナイル・ロジャース、70年代はシックで、80年代はProducerとして、90年代はHip Hopのサンプリングとして常にシーンの先端を走った。70年代のナイルをリアルタイムには知りませんが、ディスコ(って死語なんだろうな~)で「ア~」っていうのはしてません。80年代の、マドンナの『Like a Virgin』、デュランデュランあたりがリアルタイム。もちろんデヴィッド・ボウイの「Let’s Dance」も最高。これらの曲のGrooveとかっこよさを超える作品っておれ的にはない。
さらにCHIC SOUNDがヒップホップの源流ともいわれてる。かっこよくてのれるから、そこに言葉をのせるCoolな手法が近年のHip Hop Grooveとなった。90年代、それをわかってたPuffy Coms(P.Diddy)はナイルの音をNotorious BIG等でサンプリングしまくってメガヒットをうんだ。ナイルはBlack Musicのカテゴリーではくくれない。ロックもいける。(っていうかジャンル的にはロックかも)ポップに与えた影響もかなりあると思う。グラミーとかあまり縁はないのだけど、ナイル・ロジャースってほんと過小評価されてると思う。
そんなCHIC時代やProducer時代のヒット曲を、リメイクして集めたのがこのアルバム。またちがった視点できけてめちゃいいです。特にナイルのギターPlay&Grooveが満喫できる。もちろんベースは、バーナード・エドワーズ。今となっては彼の遺作でもあります。ドラムは、トニーの生ドラムでないのは残念ですが。
CHICの双璧のメガヒット曲、「Le Freak」と「Good Times」もナイルのギターが前面に出て、気持ちいいGrooveが全開。「Dance Dance Dance」はオリジナルより速いテンポで、超技カッティング・ギターにしびれる。ほんとこれにトニー・トンプソンの重厚でグル―ヴィーなドラムが叩かれてたらほんとにリアル・シックなのにって思います。
ダイアナ・ロスのとの「Upside Down」やボウイの「Let’s Dance」もギターグルーブに重点を置いてるので、オリジナルとはちがった発見もあって新鮮。ここにマドンナの「エンジェル」やデュラン・デュランの「ノトーリアス」が入ったらさらに最高。
「He’s The Greatest Dancer」を歌うのは、この時のボーカリストとしシックに加わってる、ミネアポリスのジル・ジョーンズ。プリンスの全面Produceでデビューした87年の作品大好きだったので、久々の彼女のセクシー・ボーカルは喜びました。シスター・スレッジの「We Are Family」、そして「Just One World」になど「世界は一つ、僕らは家族」というマイケル・ジャクソンにも通じる愛に満ち溢れたナイルの思いを感じます。今回の公演でもとりあげられるはず。
今回の来日公演を記念して、ナイル・ロジャースの超ベスト的な2枚組も発売されています。
![]() | エヴリバディ・ダンス! |
ナイル・ロジャース,シック | |
ワーナーミュージック・ジャパン |
Disk1はCHICのベスト。Disk2はレーベルをこえて集結させたナイルProduceのベスト盤でこれまた聴きごたえある。
こんなに書いてたらナイルを体感したくなった。ナイル・ロジャースは生で感じるのが一番だと思う。ほんとナイル・ロジャースって最高のミュージシャンでありエンターテイナーだと思う。
![]() | ライヴ・アット・モントルー 2004 [DVD] |
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ヤマハミュージックアンドビジュアルズ |
ナイルのLive行かれるという事で、感想聞かせて頂いたらうれしいです。