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Chic Freak and More Treats / ナイル・ロジャース  ナイル来日!

2011年04月11日 | CHIC(ナイル/バーナード/トニー)
  ナイル・ロジャース、昨年、前立腺がんを患っているという告白を知って驚きましたが、来日です。しばらく闘病生活を送っていたそうですが、こうして来日して公演できるほど回復している感じでうれしい。
来日公演のスケジュールです。そんなに大きい会場ではないので、ナイルのGrooveを感じるのには最高。近年、けっこう来日してくれてるみたいです。



 行きたいんだけどな~。何かと今、家から離れられない状況なので、残念。最近、ライブ行けてない・・・
 ナイル・ロジャースは、基本ギターリスト。彼のギターにはリズムが宿る。世界にはすごいギターリストはたくさんいると思いますが、ナイルのこの天才的なGroove感は神が与えたGiftとしか思えない。さらにギターリストでここまで幅広いProduceができる人も知らない。
 そんなナイル来日を記念して紹介するのがこのアルバム。96年、3回目となったJTスーパープロデューサーズというProducerに視点をおいた素晴らしいコンセプトの音楽の祭典に、ナイルが選ばれます。(1回目・デヴィッドフォスター、2回目・ナラダ・マイケル・ウォルデン)この時、スラッシュやスティーヴ・ウィンウッドもゲストアーティストとして参加してる。その公演記念盤として、発表されたアルバムで、ナイル、CHICのGrooveを感じるのに最適な1枚でもあります。

シック・フリーク
ナイル・ロジャース
ビデオアーツ・ミュージック

 この公演は、ナイル・ロジャースのミュージシャン魂とナイルの音楽の根底にある“Dance”をコンセプトにした素晴らしいものでした。しかし、相棒のバーナード・エドワーズが体調を崩して亡くなってしまうという悲劇もまっていました。当時、ほんとびっくりしました。そういう意味でもナイル・ロジャースにとって日本はバーナードの魂が眠る場所でもあるという特別な思いもあるようです。
 バーナード・エドワーズはもういない。2003年にはドラマーのトニー・トンプソンも亡くなります。今やシックはナイルのみになってしまいました。
 ナイル・ロジャース、70年代はシックで、80年代はProducerとして、90年代はHip Hopのサンプリングとして常にシーンの先端を走った。70年代のナイルをリアルタイムには知りませんが、ディスコ(って死語なんだろうな~)で「ア~」っていうのはしてません。80年代の、マドンナの『Like a Virgin』、デュランデュランあたりがリアルタイム。もちろんデヴィッド・ボウイの「Let’s Dance」も最高。これらの曲のGrooveとかっこよさを超える作品っておれ的にはない。
 さらにCHIC SOUNDがヒップホップの源流ともいわれてる。かっこよくてのれるから、そこに言葉をのせるCoolな手法が近年のHip Hop Grooveとなった。90年代、それをわかってたPuffy Coms(P.Diddy)はナイルの音をNotorious BIG等でサンプリングしまくってメガヒットをうんだ。ナイルはBlack Musicのカテゴリーではくくれない。ロックもいける。(っていうかジャンル的にはロックかも)ポップに与えた影響もかなりあると思う。グラミーとかあまり縁はないのだけど、ナイル・ロジャースってほんと過小評価されてると思う。
 そんなCHIC時代やProducer時代のヒット曲を、リメイクして集めたのがこのアルバム。またちがった視点できけてめちゃいいです。特にナイルのギターPlay&Grooveが満喫できる。もちろんベースは、バーナード・エドワーズ。今となっては彼の遺作でもあります。ドラムは、トニーの生ドラムでないのは残念ですが。
 CHICの双璧のメガヒット曲、「Le Freak」と「Good Times」もナイルのギターが前面に出て、気持ちいいGrooveが全開。「Dance Dance Dance」はオリジナルより速いテンポで、超技カッティング・ギターにしびれる。ほんとこれにトニー・トンプソンの重厚でグル―ヴィーなドラムが叩かれてたらほんとにリアル・シックなのにって思います。
 ダイアナ・ロスのとの「Upside Down」やボウイの「Let’s Dance」もギターグルーブに重点を置いてるので、オリジナルとはちがった発見もあって新鮮。ここにマドンナの「エンジェル」やデュラン・デュランの「ノトーリアス」が入ったらさらに最高。
 「He’s The Greatest Dancer」を歌うのは、この時のボーカリストとしシックに加わってる、ミネアポリスのジル・ジョーンズ。プリンスの全面Produceでデビューした87年の作品大好きだったので、久々の彼女のセクシー・ボーカルは喜びました。シスター・スレッジの「We Are Family」、そして「Just One World」になど「世界は一つ、僕らは家族」というマイケル・ジャクソンにも通じる愛に満ち溢れたナイルの思いを感じます。今回の公演でもとりあげられるはず。
 今回の来日公演を記念して、ナイル・ロジャースの超ベスト的な2枚組も発売されています。

エヴリバディ・ダンス!
ナイル・ロジャース,シック
ワーナーミュージック・ジャパン

 Disk1はCHICのベスト。Disk2はレーベルをこえて集結させたナイルProduceのベスト盤でこれまた聴きごたえある。
 こんなに書いてたらナイルを体感したくなった。ナイル・ロジャースは生で感じるのが一番だと思う。ほんとナイル・ロジャースって最高のミュージシャンでありエンターテイナーだと思う。

ビデオアーツ・ミュージック
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クリエーター情報なし
ヤマハミュージックアンドビジュアルズ

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1 コメント

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タレさんへ (Amber)
2011-04-11 00:54:01
前回コメント頂きありがとうございました。せっかく頂いた、それも貴重なナイル・ロジャースネタでのコメントでしたが記事の内容とちがう所でしたので外させて頂きました。

ナイルのLive行かれるという事で、感想聞かせて頂いたらうれしいです。

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