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銀色のシーズン (07) 主演 瑛太/田中麗奈

2009年01月04日 | 映画・ドラマ
 久々にスキーを題材にしたLOVE映画を見ました。現代の「私をスキーに連れてって」をねらってるのかなと思いつつ見ました。今やスキー人口は減る一方。雪山いっても今の若い世代はスノーボードでしょうね。そういうおれもボーダーだったりします。業界関係者も、期待の作品だったのでしょうね。
 おいらは「私をスキーに連れてって」世代ではないですが、上の世代はもろこのバブリーな時代を過ごされております。リアルタイムに体感してないおれらの世代もこの映画をバイブルにしてる人多いです。私の知り合いにもスキーシーズンになると、これを見てテンションあげる人がおります。おれも何度すすめられたか・・・この作品は、三上博史、原田知世が主演でした。ユーミンSOUNDをバックに当時としては先端オシャレ作品だったでしょう。セリカが活躍しまくって、スペシャリティーカーという言葉もうんだ。この作品かなりの経済効果があったでしょうね。
 そしてこの作品です。主役は、瑛太です。おれ、けっこうなよなよとしたキャラの彼の作品見る事が多くて、こんな感じがあったとは知りませんでした。(一般的にはこっちのキャラの方が通ってるのかな)いい演技してます。
 オープニングから迫力のある航空撮影でのスキーシーンがすごい。日本なの?と思ったら北アルプス・白馬八方尾根。普通は走行してはいけない場所だと思いますが。エンディングでNGシーンもでますが、かなり激しくこけてる。ちょっと命もかけた撮影っぽい。八方尾根は上級者向けときくので行った事はないですが、憧れるスキー場ですね。スケールのでかいとこはいい!おれが行った大きいとこって野沢温泉スキー場が最大かな~。次で北海道のニセコ、ルスツ。安比高原も行ってみたいとこ。
 さて映画にもどって、将来が漠然とし定まっていないながら、そのありあまるエネルギーを雪山にぶつける若者3人を軸に話は進んでいきます。青春映画ですね。しゃれたトレンディー作品ではなく、この3人がかなり無茶をするとこが今風かな。危険区域を(雪崩を人工的におこして)すべる為に、密輸入した大砲みたいなの山に向かって打ちこんだりするんだもんな。今風なら、ひとりぐらいボーダーにしてもよかったのに。田中麗奈は、町興しで企画したスキー場での結婚式にやってきた花嫁を演じますが、途中、ちょっと何?と思う秘密が明かされます。青春映画です。挫折、苦悩、ときめき、希望、最後はけっこう感動しました。こういうメッセージもいいと思いました。瑛太は今後もさらに成長していくだろう俳優さんですね。
 スキー人口減ってるんですね。私の周囲も、結婚したり家庭に入ると雪山から遠ざかっています。体力の衰えもあるのでしょうか。で若い世代が引き継いでやっていかないと増えないのでしょうが、若い世代の非正規雇用者率も高く、山なんかいってる場合ではないでしょうね。みんなで行く事もほとんどなくなりました。おいらも1日すべるパワーもなくなり、初すべりの昨日も一人で半日滑ってきました。いい年してこんなに攻めんなよって感じで滑ってます。スノーボード談義はまた次回。

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