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チーム バチスタの栄光

2008年10月17日 | 映画・ドラマ
  吉川好きの女性が貸してくれて見ました。(Thanks)テレビドラマも始まりましたね。原作が各方面で評価されてたし、すごい売れてたし、医療系の話なので興味がありました。作者の海堂尊氏は、自身も医師で、エンターテイメント小説として表現していますが、その向こうにはこの人が訴えたい医療の闇があります。(ある意味こわい)ノンフィクションとして表現するより、こういう手法で訴える方がわかりやすくはある。「たかじんのそこまでいって委員会」(最高ですね、この番組)にも登場して、主張されてました。ネタばれにつながるので深くは言及しませんが、「日本の解剖率2%台は、先進国中ぶっちぎりの最下位。98%は、体の表面を見るだけのいい加減な死亡診断が下されている。」(『別著『死因不明社会』より)この事実は怖いですね。警察もことなかれ主義的なとこがあるのでしょうか。
 バチスタ手術って言葉を有名にしたのは、医龍ですよね~。いやーあのドラマ、2から見始めて(遅ればせながら)はまったのですがおもろかった。2と1を同時進行で見てしまいました。
 さて話はこちらにもどって、映画を見る人に、「犯人はぜったいに言わないで下さい」という事をすごくアピールしてましたね。基本的に、私このBlogでもネタばれなしでのレビューをこころがけていますので。見始めて、テンポがよかったのですぐに作品に入れた感じ。でいったい誰が犯人で、どういうおちなんだ?というとこで最後まで見てしまうという感じ。終わりかと思ったらまた展開があって、なかなか考えてるな~とは思いましたが、犯人の動機がちょっと説得力にかけるとこはありました。
 テレビドラマも始まりました。映画とドラマのキャスティングを比較するのもおもしろい。主人公の調査任務を命じられた心療内科医師の役を映画では竹内結子が演じていましたが、ドラマでは伊藤淳史。ちょっとどうなのよ~とは思いましたが、これから馴染んでいきそう。(原作も本来男性なんですね)映画のキャスティングも個性的でよかったですが、ドラマもかなり力入ってるの感じます。もう一人の主役、厚労省の変人官僚を映画も阿部寛が見事に演じてましたが、ドラマの仲村トオルもなかなかどうして、いい感じ。この人演技うまいな。
 ドラマは、映画とはちがう結末を迎えるということです。原作も読んでみようかな?

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