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パラノーマル・アクティビティ (09) 恐かった

2010年09月25日 | 映画・ドラマ
  ホラー系そんなビビル方ではないのですが、引き込まれて恐かった~。秋の夜長にこの恐怖の作品はいかが。この作品のすごいとこはいくつかありますが、まず制作費が135万円とは驚いた。そんな低予算だからといってB級、C級の匂いのする作品でありません。スピルバーグのドリームワークスからの配給という事がこの作品の質の高さを証明しています。
 そして90億円の大ヒットだそうです。すごいですね。最初は、深夜映画館でのマイナー上映だったそうですが、見た人の口コミで評判と恐さが拡がっていきメジャー映画館で上映。全米1位も獲得し大ヒット。
 いわゆるハンディ・カメラ系の映画です。以前にも紹介した『クローバー・フィールド』は、宇宙から襲来した謎の生物がニューヨークをパニックに陥れる状況をドキュメンタリー風に撮影していましたが、その視点はすごい斬新でした。この手の元祖は、『食人族』、ちょっと前では『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。
 『クローバー・フィールド』でこのハンディ・カメラ系の作品おもしろいと思って、今度はゾンビを題材にした『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』を見たら、しょうもなくてこの手の作品の限界も見えた気もしたのですが、この『パラノーマル・アクティビティ』はやられた。
 まずハンディ・カメラで録るという動機、シチュエーションにリアリティーがある。この作品の主人公は若いカップルなのですが、彼女が小さい頃から心霊現象に悩まされており、家も家事で焼けてしまったというバックボーンがあります。トレーダーでけっこう儲けてる彼の家に2人で同棲しているのですが、以前から怪奇現象、いわゆゆポルダーガイスト現象に悩まされているのです。彼の方が、意欲的にその現象の原因を探ろうとハンディ・カメラ(暗闇でも録れるハイグレードなの)を購入して、寝室を録画するという設定なのです。



 そして、一夜一夜重ねていくごとに、その現象はどんどんエスカレートし、最期には・・・というStoryです。そんな低予算で制作されたとは思えない、演出と映像技術です。
 これはたしかに映画館の大画面でみたらより恐いでしょうね。この映画見た翌日、部屋の壁にかけてた飾り物の紐が急に切れて落ちてきてびびりました。この作品の日本盤も制作されるみたいです。

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