VALERIAN 映画と音楽 それはおれの非日常へのささやかなトリップ

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SADE (シャーデー) Stronger Than Pride

2008年06月12日 | SADE/MAXWELL
 シャーデー、好きなアーティストです。SADEは、看板ボーカリストのシャーデー・アデュとスチュアート・マシューマン(ギター、サックス)、ポール・スペンサー・デンマン(ベース)、アンドリュー・ヘイル(キーボード)の英国の4人組のバンドです。
 85年のデビュー曲「スムース・オペレーター」で瞬く間にシーンに躍り出る。アデュのルックスとボーカルも注目されて、お洒落なアーティストというて感じで日本でも紹介されてた気がします。特にJazzyっていうのがよくいわれていました。思うにおれもジャズっぽい雰囲気の曲きいたのSadeがはじめてだったかもしれません。でもPOPだったので、ききやすかった。Sadeみたいなアーティスト、いそうでいなかった。デビュー・アルバム『ダイアモンド・ライフ』は英国だけでなく、アメリカでも受け入れられ、結局全世界で600万枚をこえるセールスを記録。85年のグラミーの最優秀新人賞も獲得する。86年のセカンド『Promise』も前作のスタイルをさらに深め、「Sweetest Taboo」等のヒット曲をうむ。この2作でSadeのスタイルが確立した感がありました。
 この3rdの『Stronger Than Pride』からSadeのサウンドからJazzyな色がきえた感じがします。セルフ・プロデュースになったのもあるだろうな。そして、それによりアデュの色がより強くなった気がします。だから3作目からのSadeがおれは好き。Sadeはシングルよりアルバムを通して聴くべきアーティストだと思います。SADEはサウンドもすばらしいですが、深い愛を表現するアーティストでもあると思います。シャーデーの愛の世界をリアル・タイムに感じたのは4th『Love Deluxe』です。この世界は当時はまりました。彼女らは、流行などに振り回されることなく自分たちのスタイルを自然に維持しています。まさにオンリーワンの存在です。
 そしてこの3rdです。今からの時期にピッタリ。といってもイケイケ夏サウンドではないです。大人の夏アルバムです。タイトル曲、「Love is stronger than Pride」から一気に砂浜とカリブ海が目の前に拡がる感じです。詩も素適。

人生は移ろいやすいもの それともこんな風にあなたを待っていても冬が来るだけかしら
もっと寒くなって もしかしたら雪さえ降るかもしれない 

今でもそれは、それは愛しているの プライドなんてどうでもいい 
今でも心から愛しているの 何て大きな愛なの 
いまも心から愛してる もうプライドなんてどうでもいい・・・ 
 

 スチュアート・マシューマンを中心にアデュの愛の世界のサウンドを作り上げます。音はすごくシンプルです。ギター、ベース、シンセ、ドラム、普通のバンド構成です。でもなぜにこんなにも研ぎ澄まされたサウンドが生み出せるのか不思議。アルバム全体ももすごくトータル感がある。9曲目「I Never Thought I’d See The Day」夏の夜のけだるさがピッタリ、そして切ない。
 とても素晴らしいアルバムです。特に恋をしている人にとってはとても。

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