秋っぽくなかった11月が終わり、12月へ。秋っぽい曲を紹介したいと思ったらもう冬になっちゃった。秋のちょっと肌寒い質感を感じながらセンチメンタルな曲を聴くのが好きなオレですが、11月は暖かい日が多かった。秋をほとんど感じることなく冬に突入って感じ。個人的に、秋っぽい質感を感じる(人によってかなり感じ方が違うと思われる)お気に入りのこの曲を紹介。
アリシア・キーズとマックスウェルの共演です。近年では最高のボーカルDUO。
グラミーにおいて最優秀R&Bボーカルを受賞している2人の共演です。
2012年に発売されたアリシアの5枚目のソロアルバム『Girl On Fire』に収録され、シングルにもなります(シングルとしてはそんなにチャートは上がらず)。
この曲の質感もすごくいいけど、2人のRAW(生)なボーカルがさらにいい。
BLACK MUSICが好きなオレですが、今でこそコンテンポラリーなサウンドが好みになったけど、R&B好きになったきっかけはBLACKのソウルなボーカルに魅了されてから。その点で言えば、マーヴィン・ゲイが最高なんだけど。あとアル・グリーンもいい。女性でいえば、ビリー・ホリデイ。
現代では、男性ボーカルではマックスウェルにその質感を感じてしまう。アリシアはちょっと違うイメージだったんだけど、この曲でのボーカルはRAWな感じですごくいい。
09年に3部作といわれる『BLACK summers’night』の最初が発表されてから一向に次作が出ないマックスウェル。何を躊躇しているのだろう??
そんな感じでマックスウェルの歌声を忘れていた頃に、アリシアとのDUOがアリシアのアルバムに収録されるという話が出て実際、発表されたのがこの「Fire We Make」。
マックスウェルどんなやねんと思ったら、ミュージックビデオにもしっかり出演。
そしてそのボーカルを聞いて、やっぱマックスウェル好きやねんという事を実感する。
彼のファルセットは美しい。ここまでソウルな男性ファルセットボーカリスト知らない。そして地声でのシャウトがエモーショナル。
マックスウェルがDUOしたのはアリシアが初めてだと思う。シャーデー・アデュとの共演を今でも望んでいるけど。
そしてアリシアのボーカルも相当いい。
アリシア・キーズ、一応出ているアルバム6枚(アンプラグド含む)はすべて持っていますが、あまり深く聴きこんでいない。グラミーも受賞しまくってるし、4枚目のアルバム以外は、アルバムもすべて1位に輝いているという素晴らしい実績。
これまでもアッシャーとのメガヒット曲「My Boo」(2011)でR&Bアーティストと共演しているけど、当時のアリシアはめちゃうまいボーカルというだけでそれ以上引き込まれる感じはなかった。でも今、33歳になり彼女のボーカルや曲の表現力の幅が広がり、深まった印象。
ヒップホップの帝王Jay-Zとの「Empire State Of Mind」の共演ではパワフルなボーカルと貫禄も感じた。最近では、ファレルのアルバムにも招かれていてレゲエ調の曲をかっこよく歌っていた。アリシア、ボーカルの表現力がすごく広がっている。
アリシアは、ピアニストとして普通にピアノアルバムも出せると思う。デビューアルバムのオープニングがベートヴェンの月光。自身もクラシックがベースにあるって言ってるし。アリシアがすごいのがそれに加えてヒップ・ホップな感覚も自然に身につけていること。ここまで様々なスタイルが融合している、融合できているアーティストはいないと思う。
ピアニストとしても勝負できる人だと思うのに、さらに歌えるという。グラミーのボーカル部門を受賞するレベルですから極めてます。
さらに美人!(タイプじゃないけど←おれのタイプなんてどうでもいいわ)
すごいタレントの女性です。
『Girl On Fire』のイントロを聞いたとき、アンビエントなピアノソロ曲で、アルバム間違えたかと思ったくらい。
『ピアノワン』(『ピアノ・TWO』もあり)という、ピアノ好きの人には絶賛されている選りすぐりのピアニストを集めたニューエイジ系の大好きなピアノソロアルバムシリーズがありますが、1曲目と2曲目その空気感を感じた。アリシアのピアノインストアルバムを聞いてみたいと思った。
そしてこのボーカルですよ。曲によってはビヨンセやフェイス・エヴァンスのようなゴスペルチックな感じもある。ビヨンセと似てるな~って思った。でも表現力がさらに豊かになり、この「Fire We Make」ではしっとりとした艶やかなソウルボーカル。
Alicia Keys, Maxwell - Fire We Make
ビデオもニューオリンズを舞台にしているもので、すごくレトロ的なソウル感があってそのねらいがわかる。
サウンドもダウンロー的なクラップハンドがいいアクセントだし、シンプルな音が2人のボーカルがさらに際立たせる。曲もアリシアを中心に書かれ、プロデュースもアリシアとは驚いた。
逆にマックスウェルのアルバムに入っていても異和感ない。
久々にすてきな大人のR&Bデュオに出会った。
この曲が収録されているアリシアのアルバムも、Rodney JerkinsやBABYFACEも1曲ずつ参加。外部Producerも意外と招いていますが、すごくいい感じのR&Bアルバムになっています。そこにはアリシアのボーカルの魅力がましているのもあると思う。今後、さらなるすてきな楽曲を生み出してくれそう。あと、ほんとノン・ボーカルのピアノソロアルバムも出して欲しい。
あと、マックスウェルさん、3部作とかでになくてもいいから、ほんと新作出してくださいよ、お願いしますよ。
アリシア・キーズとマックスウェルの共演です。近年では最高のボーカルDUO。
グラミーにおいて最優秀R&Bボーカルを受賞している2人の共演です。
2012年に発売されたアリシアの5枚目のソロアルバム『Girl On Fire』に収録され、シングルにもなります(シングルとしてはそんなにチャートは上がらず)。
ガール・オン・ファイア | |
アリシア・キーズ | |
SMJ |
この曲の質感もすごくいいけど、2人のRAW(生)なボーカルがさらにいい。
BLACK MUSICが好きなオレですが、今でこそコンテンポラリーなサウンドが好みになったけど、R&B好きになったきっかけはBLACKのソウルなボーカルに魅了されてから。その点で言えば、マーヴィン・ゲイが最高なんだけど。あとアル・グリーンもいい。女性でいえば、ビリー・ホリデイ。
現代では、男性ボーカルではマックスウェルにその質感を感じてしまう。アリシアはちょっと違うイメージだったんだけど、この曲でのボーカルはRAWな感じですごくいい。
09年に3部作といわれる『BLACK summers’night』の最初が発表されてから一向に次作が出ないマックスウェル。何を躊躇しているのだろう??
“ブラック”サマーズナイト | |
クリエーター情報なし | |
SMJ |
そんな感じでマックスウェルの歌声を忘れていた頃に、アリシアとのDUOがアリシアのアルバムに収録されるという話が出て実際、発表されたのがこの「Fire We Make」。
マックスウェルどんなやねんと思ったら、ミュージックビデオにもしっかり出演。
そしてそのボーカルを聞いて、やっぱマックスウェル好きやねんという事を実感する。
彼のファルセットは美しい。ここまでソウルな男性ファルセットボーカリスト知らない。そして地声でのシャウトがエモーショナル。
マックスウェルがDUOしたのはアリシアが初めてだと思う。シャーデー・アデュとの共演を今でも望んでいるけど。
そしてアリシアのボーカルも相当いい。
アリシア・キーズ、一応出ているアルバム6枚(アンプラグド含む)はすべて持っていますが、あまり深く聴きこんでいない。グラミーも受賞しまくってるし、4枚目のアルバム以外は、アルバムもすべて1位に輝いているという素晴らしい実績。
これまでもアッシャーとのメガヒット曲「My Boo」(2011)でR&Bアーティストと共演しているけど、当時のアリシアはめちゃうまいボーカルというだけでそれ以上引き込まれる感じはなかった。でも今、33歳になり彼女のボーカルや曲の表現力の幅が広がり、深まった印象。
ヒップホップの帝王Jay-Zとの「Empire State Of Mind」の共演ではパワフルなボーカルと貫禄も感じた。最近では、ファレルのアルバムにも招かれていてレゲエ調の曲をかっこよく歌っていた。アリシア、ボーカルの表現力がすごく広がっている。
アリシアは、ピアニストとして普通にピアノアルバムも出せると思う。デビューアルバムのオープニングがベートヴェンの月光。自身もクラシックがベースにあるって言ってるし。アリシアがすごいのがそれに加えてヒップ・ホップな感覚も自然に身につけていること。ここまで様々なスタイルが融合している、融合できているアーティストはいないと思う。
ピアニストとしても勝負できる人だと思うのに、さらに歌えるという。グラミーのボーカル部門を受賞するレベルですから極めてます。
さらに美人!(タイプじゃないけど←おれのタイプなんてどうでもいいわ)
すごいタレントの女性です。
『Girl On Fire』のイントロを聞いたとき、アンビエントなピアノソロ曲で、アルバム間違えたかと思ったくらい。
『ピアノワン』(『ピアノ・TWO』もあり)という、ピアノ好きの人には絶賛されている選りすぐりのピアニストを集めたニューエイジ系の大好きなピアノソロアルバムシリーズがありますが、1曲目と2曲目その空気感を感じた。アリシアのピアノインストアルバムを聞いてみたいと思った。
ピアノ・ワン | |
ヨアヒム・キューン,坂本龍一,エディ・ジョブソン,エリック・ワトソン | |
BMGビクター |
そしてこのボーカルですよ。曲によってはビヨンセやフェイス・エヴァンスのようなゴスペルチックな感じもある。ビヨンセと似てるな~って思った。でも表現力がさらに豊かになり、この「Fire We Make」ではしっとりとした艶やかなソウルボーカル。
Alicia Keys, Maxwell - Fire We Make
ビデオもニューオリンズを舞台にしているもので、すごくレトロ的なソウル感があってそのねらいがわかる。
サウンドもダウンロー的なクラップハンドがいいアクセントだし、シンプルな音が2人のボーカルがさらに際立たせる。曲もアリシアを中心に書かれ、プロデュースもアリシアとは驚いた。
逆にマックスウェルのアルバムに入っていても異和感ない。
久々にすてきな大人のR&Bデュオに出会った。
この曲が収録されているアリシアのアルバムも、Rodney JerkinsやBABYFACEも1曲ずつ参加。外部Producerも意外と招いていますが、すごくいい感じのR&Bアルバムになっています。そこにはアリシアのボーカルの魅力がましているのもあると思う。今後、さらなるすてきな楽曲を生み出してくれそう。あと、ほんとノン・ボーカルのピアノソロアルバムも出して欲しい。
あと、マックスウェルさん、3部作とかでになくてもいいから、ほんと新作出してくださいよ、お願いしますよ。