行き先も、泊まる所も決めずに、行きあたりばったりです。
と、言っても最初の行き先は決めてました。
まず、最初は、旭川方面に行こうと。
そこから、層雲峡の方へ回り黒岳に登ろうと。
だから層雲峡のホテルに予約も入れてありました。
所が、札幌駅で、孫とあった途端、新十津川に行きたいと。
新十津川の昆虫館に行きたいと。
なるほどと思い、急きょ行き先変更。 さて面白くなるかも…。 と一人ワクワク。
あっ、カメラは持たずに出かけました。
夢中になっても大人げないし、写真を撮ることが目的ではないし…。
写真は目と言うファインダーからのぞき 心のアルバムにしっかり収めて来ようと思っていました。
3日間、天気には恵まれました。
一応孫が一緒ですから、雨合羽を持ちましたが使う事もなく
空は青空 いい気持ちと歌いだしたくなるような3日間でした。
あっ、孫は、Sと言います。 これからはSと呼びます。
Sは小学4年生になった男の子です。
両親が共働きをしているせいか、小さい頃から聞き分けが良すぎて
私にはそこがちょっと不満でもあったわけなのですが…。
Sと二人だけの旅は初めてです。
お互いちょっと照れる所から始まりました。
二人で列車の中でお弁当を食べおしゃべりをしてる間に新十津川到着。
所が調べなかった私も悪かったのですが、何と昆虫館(虫ランドと言うそうです。)は閉館してなくなってました。
で、やむなく次の旭川行きを待って旭川に向かいます。
旭川からバスに乗り換え、層雲峡へ。
ホテルに荷物を置き、そこから歩いて黒岳のロープウエイ乗り場へ。
ロープウエイとリフトを乗りていで、7合目まで行けますので子供でも容易に登れます。
黒岳と言うのは、1984メートルの山で、北海道の大屋根、大雪山の連峰の一つです。
豊かな自然と荘厳な景観が魅力の山々です。
眼下に雲が有りちょっとした仙人になった気持でした。
高山植物のコマクサ草がピンクの可愛らしい花を咲かせていました。
生憎 ガスがかかってきたので頂上へは行かず、またロープウエイでおりてきました。
Sと一緒にいて感じたのですが、彼の両親は二人とも 音楽家です。
小さなときから音楽を聞いてそだったからでしょうか。
絶対音感を持った子なのです。 ( 母親も絶対音感を持ってるのですが。)
絶対音感なんて特殊な能力かと思っていたら
すべての音を拾ってしまうのですね~。
ちょっとかわいそうでした。
人間は不必要な音や聞かなくてもいい音は、自然に耳には入って来ないと言うか
脳が認識しないように出来てるものだと思うのです。
そうしないと疲れますものね。
でも Sはすべての音を拾ってしまい、その中の音を瞬時に音階(音程)に変えてしまうのです。
今更ながらビックリです。
雲や風にも音階が有るなんて知ってました?
おまけに嫌いなと言うか不安になる音階が有るらしく、
えええっ、 てビックリするような所で反応するので
何でこの音が音楽になるんだ。と、こちらも驚いてしまいます。
旭川からは、二通りの行き先を考えてました。
道東方面に向かいクジラウオッチングをするか、稚内方面に行き、稚内見物や出来たら利尻島に行ってみようかと。
で、彼はクジラウオッチングをしてみたいと言うので、網走方面に向かうことにしました。
夫に連絡してまず泊まるホテルの手配をしてもらって、また旭川に戻って電車に乗ります。
本当は知床の方にも行ってみたかったけど、まだそんなに沢山は無理でした。
網走ではレンタカーを借りてサロマ湖や原生花園を見たり、納沙布岬に沈む夕日を二人で見たりしました。
二人並んで夕陽を見ていたらもうこんな機会はきっとないだろうな~
って思い、ちょっと目頭が熱くなりました。
次の日はホエールウオッチングしましたが残念ながらクジラには会えませんでした。
その代わりイルカが遊覧船と並行して追いかけてきて可愛かったです。
網走には2泊して、帰りは女満別空港から飛行機に乗り千歳まで帰ってきて
そこから、札幌まで戻りました。
3泊4日のSとの最高の旅でした。
楽しかったけどちょっと気を使い疲れました。
が、いい旅でした。
Sより私が、嬉しくて、一番楽しんでいたのかもしれません。
また行こうねって話しながら、でした。
明日から田舎のお墓参りをかねて出掛けます。
早朝に家を出発しますのでコメントお返事遅れるかも知れません。
m(__)m
絶対音感って ない人にとっては 羨ましいかっこいいことのように思っていましたが 苦しさを伴う才能なんですね。
小学生のころは自分でコントロールが難しいところもあるでしょうがお母様も同じ能力があるのでしたら
理解してもらえて 大丈夫ですね。
層雲峡は 去年の秋 北海道へ行った時娘婿の両親と旭山動物園で落ちあって見学した後 上士幌へ向けていくとき通りました。
10月半ばでしたがもう雪がありました。
道東方面は 私たちの新婚旅行でレンタカーを借りてめぐりましたので どこも行ったことがあるところばかりの地名で うれしかったです。
私も 何年かして孫が もっと大きくなったら 青春切符で巡る旅でもしてみたいと思いました。
お母様がそのような方なら将来が楽しみですね
層雲峡も 黒岳へも登りました 鹿 リスに出会い高山植物を楽しみました
お孫さんと楽しい旅行 彼の記憶に残る事でしょうね
写真のない旅 想像しながら読みました
こう云うUPも良いですね
一杯一杯の写真が ちゃ~~んと見えます。
S君の心にバジルさんとの、今回の旅行
大きく深く残って、その一ページづつを
時折 開くのでしょうね。
羨ましいわ。
絶対音感 初めて知りました。
それも夫と言うサポートが有ってでした。
ホテルなど夫が私の迷わないような便利な所に取ってくれて助かりました。
Sは先天的に絶対音感を持ってたような所が有ります。
正直凄いなって思ってたのですが、今回一緒に旅をしてわかったのですが
学級内で奇声を発したりする子がいたりするとものすごく堪えるようです。
母親は、もう耳から抜く事も出来るようですが、Sはまだそれが出来ないようで…。
道東に新婚旅行でいらしたのですか?
今のレンタカーはナビが付いてるのでとても楽でした。
二人でおしゃべりしながら気ままな旅は楽しかったです。
Sは将来学校の先生になりたいそうです。(~_~;)
だから余り必要ないと思うのですが。
私はもっと凄いものかと思ってましたが、全部の音を拾ってしまうのは、
やっぱり雑音が多い状態ですからちょっとかわいそうでした。
一緒に住んでないのでわからないことでしたが今回わかって良かったなって思います。
お風呂がもう一緒には入らないので、大浴場は落ち着いて入れなかったです。(~_~;)
夜中に行こうかなって思ったりもしましたが、万が一目覚めたら大変と思って
やめました。
それにオホーツクの空はきれいでしたよ。
いつか一緒に行きたいね。
夕陽は逆に遅いのですよ。
日本で一番最後に陽が沈みます。
Sと思わず「きれいだね~。おばあちゃんは一生忘れないよ。」なんて話をしました。
そらさんもトラちゃんと、もう少し大きくなったら考えてみて。
思ってるより楽しい。
気は遣うけど小学4年生と言うと独立心も出てきて、荷物を持ったり結構私を守ろうとするの。(~_~;)
可愛いのよ。
忘れられない旅になるでしょうね。
行き当たりばったりの旅こそ思い出に残るものです(ニッコリ♪)
良い旅を無事 たのしまれましたね
ご主人様のサポートありてこそ・・感謝感謝ですね
写真はなくとも すべてが目に浮かぶようです
ありがとうございます
ホームグランドみたいなものです。
Sは、息子の小さかったころをほうふつとさせるようなしぐさが有り可愛かったです。
オホーツクの空はこちらと違い空が淡いパステルカラーなんですよ。
何故なのかなって不思議に思いました。
知床の方には行かなかったのですが今度また行ってきたいと思います。
と言ってももう電車はいいかな…。
やっぱり車の方が、自由がきいていいです。
去年までの私には考えられないことでした。
今年はずいぶんと冒険が出来てます。
でも油断はせず、気は抜かずに、体調管理は怠らぬようにしようと思ってます。
Sが一緒でしたので、気持ちをいつも孫の方に持って行っててあげようと思い
カメラは持って行きませんでした。
万が一の時は携帯でも撮れますしね。
でも写真がなくても目に浮かぶって言って頂いて嬉しいです。(~_~;)