とても不思議な出来事

2010年05月16日 07時18分57秒 | 日記
私の家に一本の八重桜があります。

私がガンを患って手術をして二年半前になりますが、実は、この桜に、とても不思議な事が起こりました。

植えて何年になるか定かではないのですが何処よりも遅く、5月下旬か6月上旬に咲き、よその桜が終わってから、

美しい、ピンク色の花を毎年咲かせてくれていました。

全く、マイペースな八重桜で、よそはもうとっくに散ってしまっているのに、
  
ようやく目が覚めました~みたいな、遅咲きのピンクの八重桜なのです。


それが、3,4年前から、白い八重桜が咲くようになったのです。

あれ~? 栄養が足りないのかな~? と思っていたら、そんなこと吾関せずみたいに、次の年もまた白い八重が咲くので、

ム、ム、ム、と思っていたら、  その年の11月、私がガンになり手術をしたわけです。

それが、手術が終わって次の年から、少しピンクが戻ってきて、去年は6分所、ピンクが咲きました。

今年はどんな八重を咲かしてくれるのか、楽しみに思っているんですけどね~~。


       相変わらず、吾関せずみたいに、まだ、蕾のまま、のんびりしています。


        

   
      なぜ、こんなことに気付いたかと言うと、 

友達のご主人が亡くなった時、彼女の家にあった、樹齢百年以上の立派な松の木が、半分枯れたのです。


         

           何とも潔い位、スパッと半分・・・。

            ビックリしました。   いきなりですからね。    


    

    先日、伺ったら、枯れた部分は切りそろえてありました。     

         もう、一年・・・ 過ぎたんですよね・・・。
        


それで 「そう言えば、私もあの時、家の桜の木にも、異変があった。」と 思いあたったのです。


それに、あの時、病院がら退院して、その日は何ともなかったのに次の日、金のなる木 ( 正式には何と言うのか…。) が

いきなり根元より10センチ位の所からグニャリと腐ってしまったのです。

まるで精気が抜かれてしまったみたいに・・・。

きっと私がいない間の管理とかが、悪かっただけかもしれません。

幹が直径10センチはある 大きな金のなる木で ( 高さ1.5メートル位 )、

何の手入れもしなくても、毎年白い花を咲かせて、楽しませてくれていたのですが・・・。

ショックでした。

でもその時、夫が「 身代りになってくれたんだよ 」って言ってくれたんですよね・・・。

その言葉に救われたのを覚えています。

そんな事、こじつけだとおっしゃり方もいるでしょうし、縁起でもない、と言って不愉快に思う方もいらっしゃるかと思いますが、

こんな事も実際には起こりうるんです。

ただの偶然かも知れません。



            我が家の八重桜。今年はどんな色で咲きだすのか・・・。

        
            


            待ち遠しいような。  怖いような。  楽しみのような。