barbaraunfufu

Burro nombrado, burro presentado.

鉤十字の起源

2005-01-20 04:49:46 | Mondo mundo
ヨーロッパ共同体はナチズム、憎しみ、人種差別主義を掲げる団体の鉤十字の使用を禁止するようにとの要請を受ける。

 英国のハリー王子が仮装パーティにナチの征服姿で現れた事件は、英国とその周辺諸国に波紋を投げ掛けている。しかし鉤十字(la esv?stica)はヒトラーのずっと前から歴史に存在してる。鉤十字は幾何学的に20面体として知られているもの。サンスクリット語で「歓迎」を意味する"svastika" がこの言葉の起源で、インド=ヨーロッパ語族文化では幸運のシンボルとされてきた。ヒンズー教の建物には昔のものにも現代のものにもこの印はよく見られる。インドの工芸品、トロイの遺跡、ジャイナ教、仏教でもである。英国の作家でインド系の Rudyard Kiplingは、ナチが台頭するまでその作品の装丁に使用していた。英国の勲章にも使用されていたし、フランスのAmiensの教会の床にも。あまり知られていないがバスク地方では「ラウブルlauburu」の伝統的シンボルである。「ラウブル」は4つの頭の意味。
 カナダのオンタリオ湖の北、トロントの580キロ北にはその名も「スヴァスティカ(svastika)」という村があり、第二次世界大戦中に改名するよう政府が命じたが住民らによって拒否。1930年代にはドイツ国民社会労働党のシンボルとして使用された。ヒトラーは『わが闘争』の中で「私自身が最終的なデザインを決定した。赤い旗の地のサイズ、白い円のサイズ、鉤十字の太さを。」
 
*BBC Mundo 2005/01/20
http://news.bbc.co.uk/hi/spanish/misc/newsid_4184000/4184669.stm