barbaraunfufu

Burro nombrado, burro presentado.

東京の気分2006

2006-08-17 07:19:46 | Como esta MACHI.. ?
 その昔、東京はコワイところでした。次から次へと新しいものがやってきて、これを知らなきゃダサいとか普通じゃんとか言われてバカにされちゃう。でも今の東京はそうではありません。流行ものを知らなくたっていいんです、だって自分の好みでないも~ん。自分が何を好きかもわからず、マイセルフ見失っている人の方がカッコわるいです。

 80年代はビョーキ、90年代はフシギな人がもてはやされまちたが、00年代はフツーの人の時代。フツーであることがカッコよいというか、カッコよく見える時代であると思うのです。フツーってのは、ナチュラルでスローという言葉に置き換えられちゃうことが多くて、オーガニックでロハスなんてゆうのも仲間の言葉だと思います。

 友達と話してても特に面白い話をしなくてもよいし、笑わせるなんていうアッパー系な会話はそんなに求められていないようです。フツーなんですから。それよりもあの曲キモチいいよね~、あの本いいよね~なんていう心地よい話題を繰り出し、たまにちょっと皮肉を嘯いてみたり、っていうニュートラル系な会話をできる人が人気のようです。

 東京はだんぜんオシャレな人が増えました。私も嬉しいです。昔はお金持ちの家にしかなかった北欧のインテリアのカフェやレストランもたくさん出来ました。私も嬉しいです。これはホントウです。オシャレな人がたくさん集まる、話題のお店で開催されるパーティが大好きです。そこでレアな宗教ジョークなんて聞けた日はよく眠れます。

 人気文筆家のセレクトした古書店が人気です。店員さんがレコメンドを手書きする本屋さんが人気です。心を込めて誠実にものを作る手作り感覚のお店が人気です。すごく真面目で地に足がついていて、とてもよい傾向だと思います。わたしも嬉しいです。でもちょっと時々息苦しくなります。もっと息を吸うべきでしょうか?

『おしゃれ天国』のOui Oui

2005-02-13 05:39:44 | Como esta MACHI.. ?
2/10(木)青山ラウンジ・オー Lounge Oの『おしゃれ天国』に野宮真貴の歌謡DJユニット「Oui Oui」が登場。

 京都のクラブ・メトロで定期的に解されて好評を博したという『おしゃれ天国』。『ウィウィ Oui Oui』は元ピチカート・ファイブの野宮真貴とポスト・ピチカートといわれた男女ポップ・ユニットTV Jesusuの寺本りえ子、ヘアメイク・アーティストの富沢ノボルによるDJユニット。
 70、80年代のヒット・ナンバー。曲ごとにフリがあって、ダンスしながら唄うおしゃれリップ・ショウなのだが、計5回もお着替えする衣装はまさに圧巻。もちろん衣装は曲と合っている。トレンチでジュリー・メドレー、ソランジュ&デルフィーヌの『ロシュフォールの恋人たち』姉妹の姿で『ふたごの唄』。
 途中で「2丁目オートクチュール」のふたりによるリップショウ、「ふみふみ&チームバスロマン」によるバス・ロマンショウを挟んで笑いをとる時間もあり。
 元ピチカート・ファンらしき20代後半女子の観客がウィウィの衣装が変わるたびに「カワイー!」を連発の大ウケ。チラリと覗くお腹を見ては「細ーい!」と憧れの眼差し。
 注目したいのは向かって左に位置する寺本りえ子。細さ、サイズが野宮真貴とピッタリってのはお見事! 野宮真貴のシャキシャキとキレのある踊りにはついていけてないのだが、妖しく成熟したオンナの色気が立ち上っている! いつかウィウィはビクター&ロルフと並べて『おしゃれ双子大会』として見てみたい。
 
《お衣装変え》
 星条旗柄のボクシング・グラブにBANDAIロゴ入りバスローブ+瞳きわきわの黒のマッシュルーム・カット・ウィッグ→金のマッシュ・ウィッグにアーミー・キャップ(?)のミリタリー・スタイル→ピエール・カルダン風(?)大きな斜めストライブのマダム・ドレス。寺本さんがグリーンとブラック、野宮さんがホワイト&ブラック→ロシュフォールの恋人たちそのまま。金髪ロングヘアのウィッグに大きな帽子。野宮さんがピンク、寺本さんがイエロー→カラフルな水玉のトレンチコートにボルサリーノ→映画『CHICAGO』ちっくなオール・シルバー・スパン・ドレスにキツネのフェイス付き襟巻き+羽飾り
 
 
DJsはザッキー、岩村 学、Taku Takahashi(m-flo)など。Plastic Sex(中西俊夫(ex Plastics) & 野宮真貴)のライブ、長瀬哲朗 & EURA SHINYAのファッション・ショウ、美人寿司などもあり。大盛況。
 

NIEVES展

2005-01-27 16:21:13 | Como esta MACHI.. ?
 NIEVESは、チューリヒを拠点に、スイス人デザイナーBenjamin Sommerhalderが主宰する自主出版のチーム。そのエキシビジョンが表参道のgallary ROCKET で開催。
 NIEVESはZine(ジーン)と呼ばれるB6サイズ、1色刷り、30pほどの小冊子を各作家が1冊づつ作成、約5ユーロで販売する。Rita Akerman、Paul Davisらが寄稿。日本からはMiyagi Yukari、山内マスミ、長崎訓子、小池アミイゴが参加。1色なのでドローイングの力量、言葉のセンス、機知の有無が問われる。取り上げられている作家は脱力感覚、ユーモア、ぎりぎりの完成度が共通。会場には作品は約30冊のZine(ジーン)が置かれている。寄稿者の作品は額縁に入れられて飾られるなんてことはなくラフに壁張り。
 最小限の手数でキレイに言いたいことは言う、描きたいことは描ける人たち。

●Florencio Zavara http://www.brownlikeme.com/
腰掛けた男がオナラで宇宙へエスケープするコラージュ。傑作。
●Tanya Helen Rostic
マスクや股間のスミ一色ドローイング。モチーフが何か違うものに見えるアプローチ
●Lean Singer
映画のようなドラマチック・シーンの鉛筆ドローイング。ウマイけど用紙がトレペみたいだからトレースかも
●Kevin Lyons http://www.naturalborn.com/
手書きタイポ。DO OR DIE, STAY FREE, ALL EYES ON ME, A GUERILLA IN THIS WORLD WE ALL REBELS
●Stefan Marx http://www.livincompany.de/
彼の脳の構造マップのような難しいサイラス?
●Guy Melden http://www.livincompany.de/
手書きの幾何学模様ワールドに迷いこんだ男。コワイ
●Michek Gunzburger
スミ線の風景。最小限の線で描ききるところがスゴイ
●Kim Hiorthy http://www.smalltownsupersound.com/
厚めの紙に鉛筆で風景。何年かかって描いたのかと言いたくなる丁寧さなのに線はラフ

*NIEVES 
http://www.nieves.ch/ 
Nieves
Hohlstrasse 122
8004 Z?rich
Switzerland

*NIEVES展 at gallary ROCKET
〒107-0061 東京都港区北青山3-7-9
Tel:03-3499-8782

コレット・ミーツ・コムデギャルソン

2004-08-11 03:19:40 | Como esta MACHI.. ?
コレット・ミーツ・コムデギャルソン
03-5468-8301 11:00~20:00
東京都港区南青山5-12-3
http://www.colettemeetscommedesgarcons.com/

 パリのセレクト・ショップ「コレット」とギャルソンのコラボレイト・ショップが年内という期間限定でオープン中。1Fがショップで、2Fがギャラリー。
 ショップでは、パリのコレットでもマスコットになっているイタリア実存主義犬、カッペリーノ&ペペローネbyクンツエル+ディガスのグッズ、ジュンヤ・ワタナベの靴、黒いi-Pod 15万4800円! が置いてあるけど、品数はそれほど多くはない。製品数より、来店する客数の方が多く賑わっている。
 アート・コンセプト性の高いプロダクトに、ギャラリーが併設されているスタイルは、まさにガス・ショップ。かつてアート・ファンの間で話題になった中目黒のガス・ショップからサブカル色抜き、完成度上げてクールにまとめたといった感じか。
 アバンギャルドなシンプリシティの追求、をギャルソンはしてきたと思うのだが、コレットもきっとそうなのだろう。トンガってる大人なイメージが、競合できてる、と思えたのでした。

 ギャラリーではジュヌビエーブ・ゴークレールのGenevieve Gauckler黒くて丸いドットくん?のフォト・イラスト・コラージュ『invasion』展。