人生、子供とバイク

一生子供心

ベストテクについてその2

2007年08月23日 | バイク
日本のモトクロス界においては、むずかしいとかよくわからないとか、とかく日本のトップライダーには受け入れられていないベストテクですが、渡辺明氏によれば「ベストテク」はBO誌が名付けたもので、違う言い方をすれば「進化した現代のマシンに対応するための日本人のためのニューライディングのスタイル」つまり日本人が世界で通用する世界標準のオフロードライディングテクニックということになるらしいです。

ダートクール誌の最新号のうしろのほうの「カレンダー」に渡辺明所有のRA81が載ってますが1980年当時の話しのなかに「新しいライディングスタイルを....」のあたりは「私は20年前からこうやって乗ってますからねぇ~」というベストテクスクールでの渡辺明氏の口癖を裏付ける証拠になりました。つまり現代の進化したマシンの特性を最大限に引き出すための意識とテクニックがベストテクなんです。

とうさん(私)自身の下手さ加減が本当にいやになって、自分のライディングに疑問を感じるようになって、なにかのきっかけになればとベストテクスクールに通い始めたのが4年ちょっと前。この4年間に教わったことは頭では理解してるつもりがそれをライディングで表現しようとすればつい従来の我流のフォームになったりして、まだまだ納得できずにもがいてたりしてます。自分のアホさ加減にはつくづく呆れながらも、ベストテクのことはみんなに知ってもらいたかったり、そうでなかったり....。

すくなくとも、モトクロスを始めて2年ちょっとの36才の中年のオヤジが近畿選手権モトクロスの国内A級(NA250)で、ルーキーゼッケンの「09」をつけて走っているという事実の裏には「ベストテク」なんです。

この「ベストテク」には速効性はありませんので、早急に自分を変えたい人にはあまり向かないと思います。じっくりとコツコツと取り組んで今までの自分のライディングを根本から変えたいひとにはビデオをじっくりと何回も見てスクールに通えば半年か1年後ぐらいにはすこーしは変わってるかもしれません。

もし、あなたがモトクロスですぐに結果が欲しいのならとうさん(私)は「ベストテク」は薦めません。他にもレーシングスクールやライディングスクールはありますからそちらのほうがいいかもしれません。今の自分を変えるなにかのきっかけが欲しいかたは、一度「ベストテクスクール」を覗かれたらいかがでしょう? 自分に合う合わないを決めるのはそれからでもいいでしょう。目の前に置かれたジュースでもなんでもいいですけど、それがおいしいかまずいかなんて自分で飲まないとわかんないでしょ? ましてや他人の反対意見(この場合は「まずいから飲むな!」)を聞いて、飲まないなんてもったいない話しです。少なくともおいしいかまずいかよりどんな味かを吟味してから判断するべきでしょう。話がそれてますけど、つまりはベストテクに対しては変な先入観は持たないほうがいいですよ。ってとうさんがここで書いても説得力はないか(^^;)。

日本のトップライダーの中にもベストテクなライダーは居ますので機会があれば見つけてみてください。AMAのスーパークロスやナショナルの放送を見てK.ウインダムや成田亮とほかのトップライダーの違いの解る方は充分にベストテクの素質があると思われますので、ぜひスクールでお会いしましょう。なにが本物かを見極める目は常に持っていたいものですね。

藤井さんのホームページより

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