親方に長和の林間コースは良いとレースの誘いが有って出てみたが
子供(二男と三男)を連れて朝出発した。
前の日の夕方に親方から電話で
「ドシャ降りの雨が降ったぜ、明日はかなりマディーになるぜ
」
と大喜び
「俺止す」と一瞬思ったが「明日になればベストコンディションでしょ」と安易な考え
9時に会場に着いたが暑い
子供も暑いと大騒ぎ
受付を済ませ車検場へ
「日本一ゆるいエンデューロ」と言ううたい文句だから何も指摘されないだろうと思ったら、大間違え
キャリアを外せ、バーパットが無ければタオルを巻きつけろ、タンデムステップは出てこないようにテープで固定しろだのいろいろ言われた
ライダーズミーティングが始まりいろいろ説明を受けた。
熱中症に注意との事で、やばかったらプールを作って有るので飛び込むように
その言葉で子供の目はギラギラ
早速子供は、水遊びに突入~
3時間のあとに少し間を空けて90分がスタート、もちろん90分に出場
今回は何としても休憩なしで頑張って走りきる。
その為に、コンタクトレンズをして、新品のロールオフ付きゴーグルにした。
気合十分、不安100倍、緊張1000倍、装備万端
で出動
3時間がスタートして90分のスタートの番です。
ノソノソと走り出しスタートラインにいくのかと思ったら、もうスタートでした。
いつもの癖でスタート間際までゴーグルはしないのです。メガネが曇ってしまうから
スタートと気が付いて慌てて端っこにバイクを止めゴーグルをはめました。
前にいた親方は、姿かたちも無く女の方が走っているのが見えました。
後ろを見ると誰も居なく、マーシャルがにらんでいる
やっちまた~
林間コースの入り口でいきなり渋滞、止まっている人の間を縫って前の方に止まったらエンジンストップ
キック2,3回でエンジンが掛かり何時もの事だと思い徐々に前に行く。
結構急な下りが有りそこも渋滞で1列に並んでいる
今度は上りここで皆さん転んで渋滞を起こしている。
上るが途中でストップ押しを入れて難なくクリア
楽勝
少し行くと下って又上りそこでも渋滞。
右にラインを取り前の人がどくのを待つ。
開いたのでチャレンジ木の根ががけ下に招くように生えている。
根っこの右に行ったらがけ下左に行ったらクリア。
レッツゴ~
で、右側に行ってしまいました
「ま、フロントアップして少し左に振れば問題なし」
レッツゴ~
パイ~とクラッチをつなぐがそのまま根っこに捕まり木にぶつかる
バックしてもう一度
ゴツン
もう一度
ゴツン
ダメダコリャ
降りてフロントタイヤを持ち上げて根っこの上に出す「これでよし」スタート
ドテ
根っこにはまる
もう一度
又根っこにはまる
もう一度
持ち上がりません
もう力尽きました。
楽なフロントアップにもう一度チャレンジ
パイ~と何も無かったようにクリア~
ここでもうヘロヘロ
水分補給キャメルバックのお茶を飲む
暖かい
(朝、ぬるいお茶を入れるつもりでしたが、熱いお茶になってしまいました。暑い時には暑い物を飲め、です)
だけど息苦しく飲めない
この1回のスタックで足腰が立たなくなり、普通に走っても転びそうになるので早くもピットイン
車の所にバイクを止めてプールの所に行く自信が無いので、そこら辺に止めてプールの所に行き、遊んでいる子供たちに水をかけてもらうように言うが、無視される
自分で水かぶりますが、全然涼しくならない
とりあえず車の所に
水を飲み休むが体が熱くてどうしようもない。
装備を外しプールの所に行き水浴びをしばらくしていたら少しは良くなってきた。
コースの方を見ると親方が元気よく走っている。
「タフだね~親方」
一昨年までは、バテテ休み休み走っていたのに
だけど体が熱く、非常にだるい