2021年10月16日
最後はクロコノマチョウです。
本当はもう少し早い時間に行きたかったのですが、曇りの昼過ぎでは他の撮影者も姿がありません。
最初に撮影したのは食草のジュズダマと反対の葉上でした。
クロコノマチョウ(静止)
広角側でも撮影しました。
クロコノマチョウ(静止)
近づいても飛ばないので当日羽化を期待します。
試しにツンツンすると、小飛して開翅しました。
止まっていたのがジュズダマではないので驚きましたが、羽化直後に一発ビンゴです。
翅の形状、橙紋の発達から雌で良さそうです。
クロコノマチョウ(静止)
移動して地面でも開閉を繰り返したので、羽化直後で間違いなさそうです。
他の個体を探すと翅裏は撮影できますが、あまり個性的な個体は見当たりません。
唯一色調がかなり違う個体は見失って撮影できませんでした。
羽化直後ではないと思いますが、小飛して一度だけ開いた個体を撮影しました。
橙紋は発達していませんが、前翅の突出は雌のように思えます。
葉被りは残念ですが、ワンチャンスに撮影できたのは幸運でした。
雌雄の同定に関して他の方の見解も聞きたいです。
クロコノマチョウ(静止)
蛹殻に止まるようなシーンの撮影には遅い到着でしたが、期待以上の撮影ができました。
本当は秩父で1日、ここでゆっくり半日撮影したいところでしたが、日曜は雨の予報で駆け足の撮影になりました。
それでも曇りの日に3箇所でしっかり撮影できたのは幸運でした。