バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

祖父の死

2008-12-03 22:43:37 | その他
今朝、母方の祖父が亡くなりました。94歳でした。

昨日、苦しんで救急車で運ばれました。
私は姉と駆けつけたけれど、賢い祖父は、私たちが駆けつけたことで「死期が近い」と悟ってしまうと思ったので少し遠目に見てました。
昨日の時点では会話することもできたの。

延命治療をするかどうか聞かれ(しない、と答えた)「楽になるようにします」との医師の言葉に、もう家へは帰れないと思ったけれど、こんなすぐに逝ってしまうとは思っていませんでした。

祖父の死でいろいろ思うことがあります。
身体が不自由になってから、いや、祖母が亡くなってから、幸せだったとはとても思えない。
身体は不自由だけど、頭はしっかりしてて、賢い。精神的に孤独。これ以上生き続けていたら貯金が底をついてしまう。でも死ぬのは怖い。こんなことを思いながら生き続けていた祖父。
「もっとこうしてあげていたら…」って思わなくもないけれど、祖父には家族があり、私たちにできることは限られていた。別に住む私たちに、何かを言う権利はありません。
今回はいろんな原因が重なって亡くなったのだけど、「おばあちゃんのところに行けて良かったね」って心から思います。
だから思ったより私、大丈夫です。泣き虫の私も、泣き崩れたりしていません。

もしかすると、戦時中、戦争から生き帰ってからずっと、祖父はあまり幸せじゃなかったんじゃないか、って思います。
戦争で相手を殺し、仲間が死に、自分が無事に帰って来たことで、とても苦しんだに違いない。
負けん気が強くて頑固だったのは、戦争っていう悲惨な体験が、祖父をそういう気質にさせてしまったのだと思う。

最近、読んだ
夕凪の街桜の国
で、戦争で残った人の生き地獄を知りました。
http://jp.youtube.com/watch?v=K3bW_I9bC2w
映画は、自主映画会を企画するか、DVDでしか、観る機会はないようですが…

今朝、祖父が亡くなったことを東京に住む姉に知らせると、そこからすぐに身支度を整えて、夕方には豊田に着いてました。葬儀までは時間があるのに、すぐに来たのは「母をなぐさめるため」なんだと思う。
下の姉も、夜勤だったにも関わらず、すぐに飛んで来ました。
しみじみ、私の姉は2人とも温かいなぁ…と嬉しくなりました。行動力は優しさだと思う。愛情たっぷりの姉を持って、私は幸せです。

姉妹(兄弟)は協力するために生まれて来たんだなぁと思います。うちの娘たちが将来協力しあえる仲良しな姉妹であって欲しいなぁ。

金曜は告別式に出るため、急きょお店をお休みします。
その分、土曜日営業に振り替えます。
今週末は土日OPENします。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゲーム買わない仲間募集☆ | トップ | ミッキー社レールセット »
最新の画像もっと見る

その他」カテゴリの最新記事