クリスマスプレゼントpart.１

うちはおもちゃ屋なので、娘たちは時折隠れ家に来ては、シロフォン付き玉の塔や、ネフの積み木などで遊んでいく。「幸せだね～、いいね～」と言われることも多いが、実は困ることもある。それはサンタさんからの贈り物がお店にも並べられていること。今は「サンタさんもこういうおもちゃが好きなのよ」でごまかしているが、少し苦しいのだ…。先日も「今年は何を贈るの？」と聞かれてキーナメモリーを広げていたら突然娘が店に入って来た（汗）。

「キーナメモリー(写真・9,030円)」の何がすごいかというと、まず、可愛すぎるイラスト（幼稚園グッズの図案にも使えるよーん）。そして木製であること。紙製のものならいつかボロボロになってしまうかもしれないけれど、木製ならば時が経つにつれてどんどん味が出てくるだろう。キーナメモリーはキーナー夫人の代表的おもちゃ。スイス、チューリッヒ郊外にあるチューリッヒ市立の更生園に併設されている木工所で社会への復帰を目指す障害を持つ人達が一つ一つていねいに作っているそうだ。20年作り続けられているロングセラーで、30ペアの5cm角の木のカードが60枚入り。娘への贈り物は日本の多くの玩具メーカーのような「売り上げ重視」「大量生産」のおもちゃとは違う、心がこもったものがいいなぁ。
神経衰弱や、絵合わせ(同じ絵を並べていくので２歳くらいから遊べます)、物語作り(絵を並べてストーリーを考えていく)、分類分け(食べ物、乗り物、植物など)など、可愛いだけでなくアイデア次第で幾通りにも遊べる優れもの。女の子への贈り物にこれはいかが？（こちらも在庫有りマ～ス）。
…「娘に」というのは口実で、一番欲しいのは私だったりして。