バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

設楽キャンプ報告

2007-05-07 22:17:11 | 子育て親育ち
GWの一番のイベントは、設楽へキャンプに行ったこと。宿泊したのは豊川市野外センター「きららの里」。まだ新しくキレイなログハウスは、小学生以上1泊1,000円という破格値!安っ(°∇°;)
今回は環境問題やらに興味のある人が(友達が友達を呼んで)約40人くらい集まり(なので会ったことない方も大勢)、そのうち30人くらいがログハウスで泊まったの。一番の目的は、設楽ダム建設予定地の見学だったのだけど…道に迷って大幅に遅れて到着した私たち…間に合わなかった。・゜゜・(>_<)・゜゜・。 1時間くらいで着くトコロを2時間半ほどかかり(笑)携帯の電波が届かないと来てるから、にっちもさっちもどうにもブルドック♪(フォーリーブスね。念のため)

みなさん、設楽ダム問題って知ってる?
約30年ほど前に計画された事業で、必要ない地に、一部の人の金儲けのために計画された、2000億円という税金を使ってのまるで意味のないダム工事。意味がないだけじゃない、ここには絶滅危惧種や天然記念物の希少生物が多く住み、多くの自然が破壊される予定。それがいよいよ動き出そうとしている。
最初は多くの住民も反対運動をしていたけれど、長い月日が経ち(30年だよ!)そこに住む人たちも老齢化し、(ダムに沈む地域なぞを整備するはずもなく)町は廃れていく一方…。こんな、水没地区住民の30年におよぶ「へびの生殺し状態」に疲れ果てた120戸の住民が反対する気力をなくしてしまったのは当然のこと。住民の方々は、今はもう、補償金をもらい移住する覚悟で生活しているので、「反対」と言った暁にゃ「村八分」状態に遭ってしまうという…。
今更、その歴史を知らん人間が「反対運動」をすることは住民にとって迷惑なのかもしれない…。でも、だからといって無駄な公共事業を、一部の人の利益のために決行してはイケナイと思う。こんなことを許してはいけない。補償金を頼りに生活している水没地区の世帯に、慰謝料として補償金を出し、この事業はやめなければならない。だから、私たちは知恵を出し合い、できる限り反対していきます。もはやこれは愛知県だけの問題じゃなくて、きっとこの先も日本の各所で起こっていくだろう「強行な公共事業」に、国民はもっと関心を持って、NOを言っていかなければならないと思う。多くの方にこの問題を知ってもらいたいな。

ログハウスでは子ども達が大歓声をあげて遊び(縦割りで遊ぶ経験は子どもにとって大事ー!)、みんなで作ったご飯(マクロカレー)も、明け方までおしゃべりしたことも楽しかった♪初めて会う人もいたけれど、環境、食、政治、育児に似た感性を持つ者同士はすぐに意気投合できちゃいました。翌日の川遊びも面白かったねー♪考えさせられ、勉強でき、有意義な2日間でした。

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