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田 中 優 の “持 続 す る 志”
優さんメルマガ 第35号 2009.2.11
http://tanakayu.blogspot.com/
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□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■□■□
ケニアから戻りました。熱帯での冷房のせいで風邪を引いて
しまいました。しかも戻ってすぐに新潟で講演。暑かったり
寒かったりで、冷凍・解凍に失敗したオサカナの気分です。
モンバサという海の町から、ケニアの首都ナイロビまで
飛行機で飛ぶとき、窓側、左手を指定しました。というのも
キリマンジャロ山が見えるからです。この山、赤道直下に
あるというのに5895メートルの高さがあり、山には冬の富士山
みたいに冠雪しているのです。
ところが10年前に行ったとき、ものすごく減ってました。
今回はどうだろうと思っていたからです。というのも、知人が
「行ったらキリマンジャロの雪は増えていて、『アルゴアにと
っての不都合な真実』だな」と話していたからです。
そうなのかな、本当に・・・?
と思っていたのです。実際の写真がこれです。
http://tanakayu.blogspot.com/2009/02/blog-post_11.html
どうしてくれます?
もう雪解け水に期待できないですよ。この話を言った知人には、
責任を取って、きちんと水を届けていただきたいです。
日本人の中で海外まで見られる人が少ないせいでしょうか。
でたらめばかりです。うんざりします。
もう一枚、かつての写真も載せましょうか。かつての冠雪との
違いを感じてください。
正直な感想を言うと、もう手遅れかもしれないですね。これで
ケニアでもタンザニアでも多くの動物が死に、人々が死ぬでしょう。
いいかげんに言葉遊びの話はやめてもらいたいです。
船の中での早川千晶さんとの話で、またいろいろ気づきました。
その話もこれから書きたいと思います。
とりあえず、無事戻りました!