「メタンハイドレート」は夢のエネルギーなの？（田中優メルマガより）

原発事故が起きる前から、優さんには「メタンハイドレート」の危険性について聞いてた。
一旦暴走を始めると、手に負えなくなることを。

それなのに、ここにきてメタンハイドレートは「夢のエネルギー」と言われ始めた。
ここにも原発同様、大きな利権が絡んでるんじゃないかと思う。
そして、大変な自体になって後悔しても後戻りできなくなりそうで怖い。

NHKで紹介していた動画はこちら☟
http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_nw9_20120202_1652

優さんはテレビを見てないから、「今、テレビでヤバイんだってば！！」って状況を説明して、メルマガに書いてもらいました。
これが掲載された有料メルマガは「転載・転送禁止」ですが、この部分に関しては転載OKもらったので、こちらにコピペしますね。

無料メルマガにも書いてくれるそうですので（頼むよ、優さん♡）、こちらではちょっぴりお先に。

…………有料メルマガより一部抜粋…………

それよりはるかに問題なのが「メタンハイドレート」なんだ。
ところが新たなエネルギーだとか言われて、人々の大きな期待を集めてしまっている。

メタンハイドレートは、陸から伏流水を流れてきて大陸棚に貯まった有機物の分解ガスではないかとぼくは思っている。
要は生き物が嫌気性微生物菌によって分解され、メタンガスになったものだ。
それが地下にあるときは、圧力によって水に溶けている。

それが海の大陸棚に流れ込んでシャーベット状に積ったものだと思うのだ。
だからそれはとても微妙な条件の元で積っている。
安定して存在しているものではないと思う。

少しの海流の流れの変化で、溶けだしてしまうのもそのせいではないかと思うのだ。

これが溶けだしたことが地球の歴史には数回ある。
そのときには二酸化炭素の20倍以上の温室効果があるために、地球のすべての水分が蒸発し、地球全体の海が蒸発してほとんどの生き物が絶滅したそうだ。

そんな恐ろしいものを、手柄と見栄しか考えていない学者たちの玩具にさせるのは危険だと思わないか？

彼らは全然分かっていないんだ、それがどんな事態につながるかを。
原発並みにタチの悪い話じゃないか。