バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

私たち母親に大切なのは「ねぇ、おかあさん」って言われたら、手を止めて「なーに?」と心を向けること。

2013-04-18 21:26:58 | 子育て親育ち
火曜日、安冨歩さんの講演に岡崎まで行き、18時過ぎには帰宅する予定にしてた。
でも、あまりにも安冨さんのお話しが面白すぎて帰るのがもったいなくなり、「遅くなる」と家に電話して、懇親会にも急きょ参加した。

家に着くと、小6の次女が
「ママに頼まれてたブッダ2巻を、学校で借りてきたよ♡」
と嬉しそうに報告してくれた。



けど、パソコン仕事がたくさん残ってたから
「あぁ、ありがとう。また読むね」
と適当に返事して、パソコンとにらめっこ。

「あしたにはもう返さなくちゃいけないんだけど…」
「でも今は読めないもん。ちょっと置いといてよ」

半べそで眠りについた次女…。

そこでハッとした。

わたし、3月に次女が1巻を借りてきた時に「2巻が読みたい」と次女にお願いしてた。
その時は年度末で、学校の図書室の本は貸し出し終わりだったから、「4月になったら借りてくるね」と約束してくれた。

新年度に入り待ちに待った「貸し出しOK」になった初日、次女は自分の読みたい本ではなく、母に頼まれてた「ブッダ」を借りた。

「ママがきっと喜んでくれる」と思って借りたんだと思う。

なのに、私は家におらんし、当初の予定より遅く帰ってくるし、ようやく帰ってきたと思ったら
「本を読んでる暇はない」
と、私は一蹴した。

次女の気持ちをズタズタにしたんだと、途中で気づいた。

もし次女がすねて半べそにならずガマンしていたら、そのことにずっと気づかなかったかもしれない。

「ごめんね、ごめんね」と涙が出た。

こうして親は、子どもの「きっとお母さんが喜んでくれる♡」って優しい気持ちを時々踏みにじっちゃってると思う。
それでも子どもは懲りずに「お母さんに喜んでもらいたい」と思っていつもサプライズを用意する。

子どもと一緒にいる時間が長ければいいってものじゃない。
私たち母親に大切なのは「ねぇ、おかあさん」って言われたら、手を止めて「なーに?」と心を向けること。

これって、たったの5分くらいのこと。

仕事してたって、活動してたって、作れる時間だよね。

「ねぇ、おかあさん」って言ってくれる時期なんて、そんなに長くないもの。
子どもの話に心向ける時間を(意識して)持つようにしなくちゃね!

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