わたしの思春期振り返ると、そーとーヒドいことを母に言ってたな。
けど、そん時は、自分は正しいと思ってた。
恋愛に口を挟まれるのがイヤだったから「私が親になったら、子どもの恋愛は応援する」と心に決めた。
「勉強しなさい」って言われるのがイヤだったから、「私は子どもに『勉強しろ』と言わない」と心に決めた。
いちいち、「寒いからコート持ってったら?」「雨降りそうだよ。傘は?」と世話焼かれるのがイヤだったから「放任の親になろう」と決めてた。
反面教師派の私は、自分がイヤだったことは繰り返さないようにしてるから、口うるさい親になってない気がする。
子どもは私の所有物ではないし、別人格の生き物なのだと、自分に言い聞かせて来た。
けど、長女(中3)はそんな私のことを、
「私のこと興味ないから何も言わないんでしょ。もっと親らしくいろいろ言ってよ」
と言ってくる(そう来たか)。
いずれにしても、子は反抗するらしい。
「反抗期は親を乗り越える作業」だから、どんな親だったとしても、子どもが反抗するのは健全なこと、と知って納得。
しかし、私が思春期の頃ですら親に絶対に言えなかった暴言をガンガン吐いてくる。
その度に「私の子育て間違っていたのかしら」と弱気でいると
「愛されてる自信があるから反抗できるんだよ。捨てられちゃう、絶縁されちゃう、と心配だったら、親にヒドいことなんて言えない」
「気を使わなくちゃいけない親には反抗なんてできない。暴言吐くのは甘えてる証拠」
って周囲の方からずいぶん慰めてもらってきた。
それでもなんか、ピンと来なかっただよね。
自分の時のことなんて忘れちゃったし。
でも、なんか分かった気がした。
自分が恋人(結婚してる人は恋愛時代を思い出してみて)に十分に愛されてる余裕シャキシャキの時って、ワガママ言ったり、すねたり、いじけたりしても、「どうした?」「ごめんね」ってかまってくれるから、いじけ甲斐がある。
もし、「なにいじけてんの?そういう子どもっぽいとこ疲れるんですけど」って軽蔑されたり、放置されたりしたらいじけ甲斐もない。
もし、そんなことして「こんな面倒な女、もう要らん」と捨てられる危険があったら、イヤなことも常に我慢して聞き分けの良い女を演じてなくちゃいかん。
これと一緒ではないか。
甘えなんだな、やっぱ。
恋愛体質な私は、恋愛に置き換えると、いろんなことが理解できるw
おまけ☟
わたしの大好きなジャケット、ボブディランの「Freewheelin' 」。
もぅキュンキュンくる♡