Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

渡りに船、ってこのこと

2022-10-26 08:15:34 | えとせとら

                                                                                                           

今年、ブルーベリーも豊作でびっくりだったのですが、もうひとつ豊作なのが、かりん。

マルメロ=かりんだと思っていましたが、どうやらちょっと違うみたいですね。もちろん同族なんでしょうけど。

既に10個は採っているのに、まだ木に10個程度ぶら下がっています。

去年だったか、初めてかりんジャムを作りましたが、さすがにこんなにたくさんは無理だな・・・でも捨てるのもなんだかもったいない。

 

そう思っていたとき、ふと頭に浮かんだのがご近所のNさん。

以前、これまたたくさん採れたスモモを差し上げたら、「スモモ酒にした~」と嬉しそうに話していて、なんだ、生で食べないのか?と思ったことがあったんです。

ずいぶんと前の話だったのだけれど、スモモをお酒にするのなら、かりんももしかして?

 

会ったら訊いてみよう、なんて考えていたら、スーパーでばったり!

「かりん酒って、作る?」と訊くと、今年はどういうわけかほとんど生らなくて、もう作れないと諦めていた、とのこと。ご自分のところに木があるんですね。でも不作だったんだ。

なんてまあ、よいタイミング!と、うちのかりんをもらってもらえるか伺うと、「えっ!?いいの!!??」と大きな目をキラキラと輝かせました。交渉成立。

その日の夕方、野菜室に保管しておいたかりんのうち、傷のないものを選んで6個、ついでにサツマイモもおまけというか押し売りでもらっていただきました。

こういうのって、渡りに船というか、求めよさらば与えられんというか。願えば通じるものだな~と思いましたわ。

 

ところでこの、渡りに船、なんですが、私の中では「船」じゃなく「舟」のイメージなんですよね。小型の手漕ぎ舟。渡し舟の感じするじゃないですか。矢切の渡しなんかぴったり。

あちこちにまだわずかに残っている渡し舟ですが、私は乗ったことがありません。一度体験してみたいな。


秋はお芋の季節

2022-10-25 06:00:00 | 田舎暮らしの現実

昨日の記事に書いた太刀魚ですが、当然のことながら一度に食べきれるはずもなく。

残った太刀魚2切れを持って、畑に出かけた木曜日。その日のお昼ごはんの相方のおかずとなりました。

いつもなら農協のスーパーで魚のフライを買ってくるところでしたが、相方の大好物のアジフライもなければ、私の好きな白身フライもなかったので、太刀魚の存在は実にありがたかったですね。

 

さて、畑での農作業。

まずは前回、いや前々回だったか、種を蒔いた小松菜や大根などの間引き作業に着手。私がお昼の片づけものをしている間に相方が大根の間引きを始めたので、私は小松菜を担当したのですが、これがまた大変で。

何が大変って、ずっとしゃがみっぱなし。同じ姿勢であまり動かないものだから、すごーく足腰に堪えます。

4畝やったものだから、翌日はしっかり筋肉痛でした・・・・・・

二日目には前回私が1畝掘ったサツマイモをもう1畝。今度は相方が掘って私が運ぶ作業。

さすがに相方は私みたいに傷まみれにすることは数少なかったですね。

面白いと思ったのは、葉の出ている地面の真下より少しずれたところにお芋がぶら下がっているところ。土の中からお芋が顔を出すと、なんだかすごい宝物を発掘したみたいな気分になります。

もう1畝ありますが、それは次回にとっておいて、次に里芋の試掘。

今回は買った種芋の他に、去年採って残っていたもののうち、芽が出始めそうなものを選んで植えてあります。そういうのは当然あまり葉の茂り具合がよろしくないので、さぞやお芋の出来もよくないだろうと

思っていました。

それでも芋ひとつひとつは小さめながらも、思ったよりは出来ていました。サツマイモ、里芋を並べて日光浴させて。

                            

気がついたのは、サツマイモの表面が比較的きれいだということ。

サツマイモにしてもジャガイモにしても、どうも表面の肌が汚くて見た目があまりよくなかったのですが、今年のサツマイモはちょっと違っていました。

相方が苗を買うとき、お店の人が「この苗は〇〇だから」と話していたようですが、その肝心な○○のところをすっかりお忘れでして。要するに普通のと違ってなにやら処理か何かしているのでしょうけれど、

今回見た目がいいのもその苗のせいかもしれません。

里芋も日曜日に豚汁にしましたが、相変わらずぬめりがすごい。下茹でした鍋の内側についたぬめりをいきなりスポンジで洗ったために、いつまで経ってもスポンジがなんだかぬるんっ、としていました。

土つきで保存するほうがいいと言われる里芋だけれど、洗って乾かしてからのほうが皮が断然向きやすい。そう言えば名古屋辺りではレンコンも土つきで売られているけれど、傷がついた部分が土の下に隠れている

ときがあって、そういうのにあたったときはかなりな残念感。

一昨日はサツマイモを天ぷらにしました。お相手はびっくりするほど安かったレンコンと、スライスされたカボチャ。

でも小さめのサツマイモを2本カットしたら、かなりの量になってしまいました。2人暮らしだとよくあるのだけれど、いつまで経っても材料の分量に悩みます。レンコンもたったひと節だったけれど多かったので、

全部半分くらい残して、昨日のおかずに回しました。

 

そうそう、今回の畑では今季初、薪ストーブに火を入れました。が、ここでトラブル発生!

ストーブの扉にあるガスケットと呼ばれるパッキンにあたるものが、扉を開けた瞬間にぱらりと剝がれ落ちました・・・・・・下のほうはなんとか止まっていましたが、とにかくなんとかしないと凍えてしまう。

そこで応急処置をやっとの思いで施してなんとかしのぎましたが、今度行くまでに補修材料を調達しておかないと、と思っています。もう一か所の扉のほうも剝がれかけていたので。

                              

夏の葉野菜、空芯菜にも花が咲き始めていました。ヒルガオ科なので、朝顔みたいなラッパ型なんですね。成長がものすごくてとても食べきれなかったので、これは自家栽培じゃなく買ったほうがよさそうだなと

思いました。

                               

私の大好きなアマガエルも今年はそろそろ見納めです。来年もまた会いましょうね。


招かざる到来もの(でもおいしい)

2022-10-24 08:26:14 | 食べものいろいろ

木曜から畑2日、相方の仕事の手伝い2日(正確に言うと1日半)の肉体労働はさすがに堪えるものがありますわ。普段怠けているから無理もありませんが。

幸い相方のほうはほぼ回復したと言ってよくて、その証拠にここ二晩、晩酌復活しております。その前日は350ml缶ビールが飲み干せなかったんですけどね。

飲めないほうが家計にはやさしいけれど、相方の元気回復のほうが大切。

 

順を追って記事にしていきたいと思いますが、畑の話の前にその前日の晩に突如やってきたものについて。

 

その晩のごはんのおかずのメインは、ツバスの刺身。ツバスはハマチとかブリのもっと小さい頃の呼び名。お値打ちだったのでつい買い物かごに入れちゃいました。

食事の支度もすっかり済んで、あとは相方が家に入ってきてお風呂を済ませるまでちょっと本でも読もうかな、といただきもののミカンの皮をむいたところで、玄関から相方が呼ぶ声が。

「ちょっとこれ、〇〇さんがさぁ」

なんやねん、人がゆっくりくつろごうとしたところだったのに・・・と玄関へ赴いて目にしたものに正直仰天。だって

                              

もちろん目にしたときはビニール袋の中にいましたけどね。太刀魚です。実際には3尾、入っていました。

〇〇さんはご近所さんで、なんでも同じ学区に住む親戚のお向かいさんからもらったものがやってきたけれど、○○さんは山育ちで、頭のついた魚なんてとんでもない!ウナギも食べないんだと聞いて、そっちのほうが驚き。

だいたいその○○さんは苦手なものが多いのに、人望と人脈の豊かなお人柄のせいで、いろんないただきものがやってきます。それもかなり大量に。

いつもそのお裾分けに預かるのが我が家、ということで今回も、となったのだけれど、既におかずも出来ている今、それも明日から畑に行くというときに来るぅ?

だいたい太刀魚って身が薄いからあまり買う気になれなくて、今まで買ったことがありません。まして丸ごと、しかも3尾って・・・・・・

近くにいる相方の同級生(鍼灸師の彼)のところへ一尾強制的お裾分けをして、残すところ2尾、が写真のそれ。

なにしろ太刀魚さんは長い!特に向かって右側のものは全長86センチほど。捌いたら卵らしいものがありましたが、太刀魚の卵が食べられるのか、おいしいのかそうでないのかもわからないのでさようならして、

さて、どうやって食そうか。

あれこれ考えるのも料理するのも面倒なので、そういうときは煮るか焼くかの二択。やっぱり塩焼きかな。

当然そのまんまではグリルに入るわけもないので、ブツブツと適当な長さにカット。中骨が結構硬くて力が要りましたが、塩をして2回に分けて焼きました。

                        

もうちょっと見た目を整えてから写真撮れよ~、と過去の自分にツッコミますが、味はおいしかった!脂ノリノリ、というのとは真逆であっさり。でも旨味は充分で、相方は食べた後、お湯をかけて塩をちょっぴり

足して骨湯を楽しんでいました。骨まで愛しちゃうってところ。

相方が競馬を楽しむために週末買っているスポーツ紙の釣り欄にも、伊良湖沖などで太刀魚が、と書いてありましたからシーズンなんですね。秋はサンマだけじゃないってこと。

先ほどの頭のついた写真を娘に送ったら、見事にサンマと間違えました。確かに顔つきなどは似ていなくともないけれど、目がデカくて少々キモい。名前に刀という文字がつくのも似ていますが、身はかなり違います。

どちらかと言えば私は太刀魚のほうが好きかも。でも今回のように突然の来訪は出来れば勘弁してほしいな。

 


不安(爆弾?笑)を抱えながら

2022-10-20 05:30:39 | 田舎暮らしの現実

昨夜、相方は1か月近くぶりに晩酌(ビール350ml缶)を恐々試してみたら、また頭痛が・・・今朝もまだ痛みが残っているみたいです。まるで二日酔いみたいですね。

ずっと飲んでいなかったので、元々それほど強くないものだから、下戸に近くなってしまったのかも。

そんな感じでまだ本調子とは言えない相方と、今日明日と畑へ行ってきます。

まだまだ相方の具合も心配で、不安しかありませんが、里芋サツマイモ共に収穫を待っていると思われるので。

朝晩冷え込んできたので、今季初、ストーブの火入れになりそうです。

明日夕方には帰りますが、土日は相方の仕事の手伝いなので、ブログは数日お休みということになりそうです。

昨日の夕方突然やってきた「えっ!?」なものについても書きたくてたまりませんが、それはまた後日。

気温差が激しいので、皆さんもお体を大切に。


今年は色黒

2022-10-19 06:00:19 | 食べものいろいろ

一気に晩秋のような冷え込みの朝。さっぶーっ!

今日は急ぎ、ガウンやこたつ布団など干して、夜の冷え込みに備えなくては。

 

うちの畑では芋を3種類作っています。ジャガイモ、里芋、そしてサツマイモ。今畑では里芋とサツマイモが収穫を待っているはず。

作りての相方は里芋ラブで、他の2種類は正直、どーでもいいと思っています。でも周りにジャガイモラブ、サツマイモラブな人たちがいるものだから、作ってしまうんですよね。掘るの大変なのに。

この3つの中で一番相方に愛がないのが、サツマイモ。

甘いものが大好きなのに、甘みが一番強いサツマイモがどーでもいいなんて矛盾していると思うんですけど。

「サツマイモは天ぷらと鬼まんじゅうがいい」というのが彼の持論。私は素揚げしたのにお塩をぱらっとしたのと、あとは焼き芋がいいなぁ。最近スーパーで売っているので、屋台や車で売りにくることはほとんど

なくなってしまいました。サザエさんでは相変わらず車を追いかけて走っていますけどね。

この前の土日はとても暑くて、焼き芋や天ぷらなんてとてもじゃないけど作る気にもなれませんでしたが、月曜は雨模様で気温も平年並み。日差しもないのでちょっとひんやりと感じられて。

 

これは絶好の鬼まんじゅう日和      と判断。

 

最近は少しは知名度が上がった?かもしれませんが、名古屋地方ではごくポピュラーな食べ物の鬼まんじゅうが、実はこの辺りでしか食べられていないようだと知ったのはそんなに前ではなかったはず。

角切りにしたサツマイモを小麦粉などの生地に混ぜて蒸し上げる、いたってシンプルな和菓子です。

サツマイモを掘るたびに「オレは鬼まんじゅうが」とつぶやく相方をここ数年無視してきました。だって作っても食べるのあなたひとりでしょ。

私は嫌いではないけれど、やっぱりそこは非・甘党だし。おなかが膨れてしまいすぎるのもなんだかね、で、あまり食べないんです。味見程度で終了。

でもたくさん採れたし、私が掘るときに傷だらけにしちゃったから、早めに消費しないとね。で、作りました。

                             

きび砂糖を使ったので、売っているのに比べると色黒。

以前プリントアウトしておいたレシピ2つを参考に作ったのですが、蒸し時間をちょっと端折ったらサツマイモがところどころしゃっきりとした歯触りのままでした。あら、やや失敗か?

でも食べられないわけじゃないし、レンチンして温め直したらなんとかなるだろうレベルだもんね。まして食べるのは相方だけだし。

サツマイモを賽の目切りにするのが一番厄介かな。力が要りますもん。

角切りにしながら、私の母親がサツマイモの天ぷらをするときに、こんなふうに角切りにしてかき揚げみたいにしていたことを思い出しました。私は母親の作る味があまり好きではなかったのですが、天ぷらは

おいしかったな、って、揚げるだけだもんね。鬼まんじゅうの材料から砂糖を抜いただけなんだもの。

10個出来上がって、5つは冷凍にしました。今シーズンはもう作らなくてよさそうです。