アメリカ、ケンタッキー州南部にあるコービンという名の小さな町が舞台です。40種類以上の職を転々をしながら、30歳後半でガソリンスタンドを始めるも、農民に貸したガソリン代が回収できずに倒産。しかし、その後、彼は、ガソリンスタンドを利用する人たちをターゲットに小さなレストランを始めます。
彼は、そのレストランで働く息子の死去や家事などの試練も乗り越え、試行錯誤の末にフライドチキンの独自のスパイスと調理法を完成させ、レストランを軌道に乗せます。しかし、運命とはなんと過酷なことでしょうか。そんな彼を更なる試練が襲います。
コービンから西に11キロ離れた場所に作られたハイウェイ。車の流れは激変し彼のレストランに立ちよる客は激減しました。
維持できなくなったレストランを手放した上に、税金と未払い金を支払った65歳の老人の手に残ったのは、中古車、そして、独自にあみ出したフライドチキンの調理方法だけ。
そう、ケンタッキーフライドチキンの創設者、カーネルサンダースのお話です。
その後、彼は、フライドチキンのオリジナルレシピを教える代わりに、売られたチキン1羽に付5セントを受け取るビジネスを思いつきます。
今で言うフランチャイズビジネスを考えたのです。
車で寝泊りしながら各地を回ります。しかしフランチャイズビジネスが一般化されたない時代に、彼は何度も「ノー」を突きつけられます。
それども不屈の精神で挑み続けた彼が「イエス」の返事をもらったのは、実に1006回目の交渉でした。
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道頓堀川から始まり、近日も知多の海運会社敷地で人形が捨てられているのが見つかった という。
不況現代、カーネルサンダースが話題に上がるのは、彼のように不屈の精神で努力すれば何歳からでも立ち上がれるとの教えを説くメッセージをもらったような気がする・・・・・