義父から託されたアコーディオン

ただいま、家中の片付けを少しずつしています。

わたしの以前の片付け方法は、ひとつの部屋の物を全部出して、何日かかけて片付けるというものでした。

片付け中は、物が散乱し居心地が悪かったですが、片付くと達成感がありました。

今回は、1ヶ所ずつ片付けて、使わないものは処分すると決めて始めています。

ところが、どうしても判断がつけられないものがありまして、それを屋根裏に運んで、家中が片付いたら運び込んだものを見極めようという作戦にでています。

今日、屋根裏部屋に運び込んだもののひとつに、アコーディオンがあります。



これは、処分するものではありませんが、今すぐに弾くのが難しくて、持ってきました。

屋根裏の一角は、わたしの勉強＆趣味の部屋になっています。

そこで、練習できるかなぁ～と。




アコーディオンは、義父にもらったものです。

義父は、一年前脳梗塞で倒れたその日、数十キロ離れたある場所で、歌のボランティアの予定でした。

８6才で自分で車を運転し、各所で皆さんと歌を歌うボランティアをしていました。

朝食後に倒れて病院に行き、一時は意識も無くなり寝たきりになってしまうか？という感じでしたが、義母の献身的な介護で家の中を歩けるようにもなり、言葉もゆっくりですが戻ってきました。


アコーディオンの演奏は県職員現役時代から磨き上げたものだったので見事だったのですが、脳梗塞のために左手が上手く使えなくなり、わたしに…と託されました。

わたしのレベルは、小学生の頃にエレクトーンをやっていたくらいです。

右手でメロディーを弾くのが精一杯。
左手でジャバラを動かしてさらに何も印が書いてないコードを押さえるなど、神業です。

とてもすぐには弾けるものではありませんが、先ずは触ってみていこうと思います。

人前で弾ける日は、来るのかなぁ。