折々の

季節と趣味の木彫りを

次々発行 ○○力

2013-01-28 21:30:01 | Weblog
 近頃出版界では タイトルに「○○力」が付いた本がブーム。
新聞の広告、書店に行っても結構並んでいる。
昨年のベストセラーは阿川佐和子著『聞く力』で100万部。

古くは赤瀬川原平の『老人力』が起源と言われている。これはもう10年も前になり、流行語にもなった.
タイトルは "シンプルで力強い" ものが出版業界の流行なのだそう。

渡辺淳一の『鈍感力』、池上彰の『伝える力』、
新しい所では伊集院静『分かれる力』

そして 姜尚中の『悩む力』とがタイトルに付いた本が次々と
発行、売れているようだ。
自身思うところが有り、タイトルにひかれてこれを読んだが・・・
難解な言葉が出て辞書を手元に置きながら、私にしては短時間で読み上げた?が一度位読んでもなかなか理解できない。
現代に生きる私達が格差社会と猛烈な変化に対しどのように生きれば?
「悩み」ながら強さを掴み取る生き方とは?
自分がコレと確信出来る迄悩み続ける(力とは? 正解なんてないだろうとは思っていたけれど)
まさしく「人間は考える蘆である」ではないが悩みぬくと、その人なりの何らかの解答があるだろうと筆者は書いていた。
(水仙の額縁 後ろは野バラの3段棚 先日、日本水仙の切り花を貰った。あの馥郁たる香りが何とも言えない。庭の日当たりのよい所は蕾が膨らみ春を待っている)


イタリアの“忠犬” (時事通信より)

2013-01-20 10:28:36 | Weblog
 イタリア南部の村で、飼い主だった女性の葬儀が営まれた小さな教会に2ヵ月も毎日通い続けているジャーマンシェパードが話題を呼んでいるそうだ。(右の写真は資料)

この犬は12歳で飼い主は一人暮らしで他に3匹の救助犬と暮らしていた。4匹は何時も女性の後をついて回っていたという。
葬儀には女性の棺を運ぶ葬列にピタリと寄り添い、その後も、毎日午後の礼拝の鐘が鳴り出すと何処にいても教会にかけ戻って礼拝の最前列に陣取って終わるまで静かに座っていると。
アルジェリアの人質事件、大阪・高校生の体罰に寄る自殺・・・と嫌な事件が続く今、一匹の犬のこんなに感激するニュースを聞いた。

”天声人語“書き写しノートを再開

2013-01-20 10:15:04 | Weblog
 日付を見たら昨年の4月末から始めた朝日新聞コラムのノート書き写し。

初めは毎日30分ほどで習慣になるかな?と
夜、家事が終わった頃机に向かっていたが・・・。
そのうち読んで、切り取りだけになり、近頃は目先の
事に追われサボってきた。新年も半月過ぎ、これを機会に又始めようと思う。
ノート一冊でひと月分が書き写せるが、あまり興味の
ない記事もあり、月を跨いで使っている。

2人の論説委員が2007年から交代で、できるだけ
新鮮なニュースを題材に執筆。
一日分603文字からなり、テーマは掲載前夜か当日に決め、勿論大ニュースが起きれば臨機応変に切り変えも。
6つの段落からなり、ツカミ、テーマの説明、最後は結論から構成されている。
左ページのメモ欄は知らない漢字や言葉を辞書で調べたり、日記代わりにもと(別に日記をつけているのでこれに切り替えようかな?)、自由に使え文章の構成力やリズムが身に付くと言う。
大学入試にも取り上げられた事を聞いている。

編集部によれば、毎日、感想の手紙でお叱り、励まし、そして文中で触れた詩や句の問い合わせなど熱心な読者から手紙が来るという。この専用ノートが出る前に着目して、大学ノートに書き写している熱心なファンがいると聞いたことがある。

変わる渋谷駅

2013-01-05 07:03:28 | Weblog
 この春、渋谷駅が横浜と埼玉県の各駅を直接結ぶターミナル駅に生まれ変わる。

一日の乗降客が300万人とも言われ、JRと私鉄8路線が乗り入れ、新宿、池袋に次ぐ有数のターミナル駅。乗り換えに不便な複雑な構造と施設の老朽化で大規模な工事と再開発が進められているとのニュース。

東急東横線は地上2階から地下5階へ移り、同じ地下5階を走る東京メトロ副都心線と直結。これにより全国でも珍しい5つの鉄道会社間での直通運転が実現する。
東横線が横浜高速鉄道みなとみらい線と副都心線が既に東武東上線や西武池袋線と結ばれているので横浜方面は乗り換えなしで行ける。

この地に引っ越す前は横浜にいたので東横線は懐かしい。横浜の友人と会うのも便利になる。
昨年大規模商業施設「ヒカリエ」が開業し、渋谷駅周辺の大型開発が進められている。