折々の

季節と趣味の木彫りを

季節のことば(気象協会発表による)

2013-04-28 10:19:09 | Weblog
 日常聞いている天気予報で、季節感を表した「季節のことば36選」を気象協会が発表した。

これまで、中国伝来の二十四節気を使用していたが、実際は寒さの底なのに「立春」 まだ暑さの盛りの八月に「立秋」等々、季節感のずれは暦の上ではと注釈を付け使われていたが、今の季節感を表し、現実と隔たりが少なくなると思う。
一般公募で寄せられた中から選ばれたとかで、今後天気予報で使われる。
二十四節気を季語としてこれまで使用して来た俳人らから反対が出て、暦の研究家らとも検討し馴染みがあり、季節の先取り感がある新たな言葉を作り、”ひとこと解説 ”も発表するそうだ。


  
 1月  初詣 寒稽古 雪おろし
 2月  節分 バレンタインデー 春一番    
 3月  ひな祭り なごり雪 おぼろ月
 4月  入学式 花吹雪 春眠
 5月  風薫る 鯉のぼり 卯の花
 6月  あじさい 梅雨 蛍舞う
 7月  蝉しぐれ、ひまわり 入道雲 夏休み
 8月  原爆忌(広島、長崎) 流れ星 朝顔
 9月  いわし雲 虫の声 お月見
10月  紅葉前線 秋祭り 冬支度
11月  木枯らし1号 七五三 時雨
12月  冬将軍 クリスマス 除夜の鐘
            

4月19日 誕生日の花(矢車菊)

2013-04-19 06:45:42 | Weblog
 今日19日は ”ラジオ深夜便 ”の誕生日の花は矢車ギク
(NHK第1 午前4時50分ごろ放送で聞き落とすことが多いが、今朝はシッカリ メモった)

花言葉は教育
もとは麦畑などに多い多年草だったが、園芸用に改良され、ドイツ、エストニア、マルタ共和国の国花に使われているとか。
近頃ホームセンターには、派手な花々が並ぶが、昔からあり、どちらかと言えば地味。晴れ渡った空き地に咲く青紫の群落を見てみたいもの。

短歌(鳥海昭子)
何ごとか何ゆえか胸の空(から)まわる矢車菊の淡い青いろ
31文字に季節と調べが読み込まれ、作者の思いを想像し私自身にも共感できる事が・・・。   

被災犬 故郷への旅

2013-04-10 09:37:32 | Weblog
 ドキュメンタリー 飯館村の被災犬が21頭、2年ぶりに故郷へ。

福島原発が近く「居住制限区域」に指定され無人の村となった飯館村で飼われていた犬達。家族と一緒に住めなくなり、岐阜県にあるNPOが無償で預かっていた。
先月家族との再会を果たすためキャンピングカーで狭いケージに入れられ、800キロを揺られ村に向かった。

村役場で飼い主が新しい首輪やマットを用意して待ちわびるところへ到着。嬉しそうに家族に飛びつく。
2年ぶりの故郷、失われた時間が戻り、僅か3時間だけ、荒れた家や、散歩道を行く。
林業を生業としている男性に飼われていた犬は何時も乗っていた軽トラックに飛び乗った。
アッと言う間に時間となり、抵抗せず、素直に車のケージに乗ったのは、あたかも自分の立場が分かっているのか、人間の仕業に翻弄される無抵抗な彼らに感動。
このところ、朝刊連載の震災動物 の獣医師の奮闘ぶり "いのちの記録” も読んでいる。

少花粉スギに期待

2013-04-06 16:19:29 | Weblog
 写真を見ているだけで鼻がムズムズ
アッと言う間に4月も6日。桜も散りだし、庭の花々も一斉に咲き出したのに、持病の花粉症はシツコクまだ
マスクが手放せない。服装が軽くなっていくのに。

20数年来の憂鬱な季節。昨年の暑さから今年はヒドイと予想され覚悟していた。スギはシーズンそろそろ終わりヒノキに移っているとの情報も。私は売薬でやり過ごす.
車の排気ガスもアレルギー反応を増幅しているらしい。戦後木材の需要が高まり、スギやヒノキ等成長の早い樹木が植えられたがその後、安い外材に押され国内の需要が低迷し、伐採、間伐等滞り、今に至るようだ。

国民病とも言われる花粉症、東京都や各自治体が対策に花粉量1%以下の「少花粉スギ」の苗木を植林とか、まったく花粉を出さない「無粉粉スギ」を20年かけて開発したという朗報だが、植え替えや苗木が育つのにどれほどの歳月を要するのか、果たして生きているうちに恩恵に浴せるのか分からない。