折々の

季節と趣味の木彫りを

次々発行 ○○力

2013-01-28 21:30:01 | Weblog
 近頃出版界では タイトルに「○○力」が付いた本がブーム。
新聞の広告、書店に行っても結構並んでいる。
昨年のベストセラーは阿川佐和子著『聞く力』で100万部。

古くは赤瀬川原平の『老人力』が起源と言われている。これはもう10年も前になり、流行語にもなった.
タイトルは "シンプルで力強い" ものが出版業界の流行なのだそう。

渡辺淳一の『鈍感力』、池上彰の『伝える力』、
新しい所では伊集院静『分かれる力』

そして 姜尚中の『悩む力』とがタイトルに付いた本が次々と
発行、売れているようだ。
自身思うところが有り、タイトルにひかれてこれを読んだが・・・
難解な言葉が出て辞書を手元に置きながら、私にしては短時間で読み上げた?が一度位読んでもなかなか理解できない。
現代に生きる私達が格差社会と猛烈な変化に対しどのように生きれば?
「悩み」ながら強さを掴み取る生き方とは?
自分がコレと確信出来る迄悩み続ける(力とは? 正解なんてないだろうとは思っていたけれど)
まさしく「人間は考える蘆である」ではないが悩みぬくと、その人なりの何らかの解答があるだろうと筆者は書いていた。
(水仙の額縁 後ろは野バラの3段棚 先日、日本水仙の切り花を貰った。あの馥郁たる香りが何とも言えない。庭の日当たりのよい所は蕾が膨らみ春を待っている)