住む地域を選ぶのに、参考になるかも！？

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お引っ越しを考えた時

どんな条件で探し始めますか？

間取り

値段

環境

などなど

いろんな条件を考慮しますよね

今日はそんな条件の中から

通勤や通学にはとっても影響のあるであろう

おうちマガジンで紹介していた

「２０３０年の首都圏鉄道網は？」

をご紹介します



◇最近の直通運転は１６年前の計画に基づいた物

2013年3月

東急東横線と東京メトロ副都心線の

相互直通運転が開始

池袋－横浜間が最短38分で結ばれて

利便性が大幅に向上した

その2年後の2015年3月14日には

上野東京ラインが開業

東北本線・高崎線・常磐線と

東海道本線を相互直通運転することで

宇都宮駅や高崎駅から熱海駅や

伊東駅・沼津駅までが直通となり

大きな話題となった



沿線で住宅を購入したり

家を借りたりした人にとっては喜ばしい一方

土地や賃貸物件の相場が上がってしまい

残念に思っている人もいるかもしれない



開通時には大きなニュースになるが

当然、プロジェクト自体ははるか以前から動いている

前述の2路線は

16年前の2000年に発表された

「運輸政策審議会答申第18号における答申路線」

にあるものだ



◇２０３０年の首都圏鉄道網を示した答申案とは？

では、最新の答申路線を見れば

未来の首都圏の交通網が見えてくるのではないか

実は、4月7日に国土交通大臣の諮問を受けて設置された

「交通政策審議会 陸上交通分科会鉄道部会

東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会」

がまとめた答申案には

2030年頃の首都圏鉄道網が記されていた



そこには

『「東京圏の都市鉄道が目指すべき姿」

を実現する上で意義のあるプロジェクト』として

24路線がピックアップされている

うち8路線は

「国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークのプロジェクト」

残り16路線は

「地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」

と位置づけられた



◇空港へのアクセスを向上させるために路線が充実

「国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークのプロジェクト」には

・都心直結線の新設（押上～新東京～泉岳寺）

・羽田空港アクセス線の新設及び

　京葉線・りんかい線相互直通運転化
　
　（田町駅付近・大井町駅付近・

　東京テレポート～東京貨物ターミナル付近～羽田空港、新木場）

・新空港線の新設（矢口渡～蒲田～京急蒲田～大鳥居）

・京急空港線羽田空港国内線ターミナル駅引上線の新設

というように

羽田・成田の両空港と都心とのアクセスを

向上させる路線が多く含まれる

訪日外国人観光客の急増を考えると

必要な改善だろう



それ以外には、オリンピックを念頭に置いたであろう

・都心部・臨海地域地下鉄構想の新設及び

　どう構想と常磐新船延伸の一体整備

　（臨海部～銀座～東京）

・東京８号線（有楽町線）の延伸（豊洲～住吉）

りにあ中央新幹線との接続を見据えたと見られる

・都心部・品川地下鉄構想の新設（白金高輪～品川）

などが挙げられた



◇埼玉や千葉の利便性も向上しそう

「地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」

では、以下の路線がピックアップ

・東西交通大宮ルートの新設

　（大宮～さいたま新都心～浦和美園（中量軌道システム））

・埼玉高速鉄道線の延伸（浦和美園～岩槻～蓮田）

・東京１２号線（大江戸線）の延伸（光が丘～大泉学園町～東所沢）

・多摩都市モノレールの延伸

　（上北台～箱根ヶ崎、多摩センター～八王子、多摩センター～町田）

・東京８号線の延伸（押上～野田市）

・東京１１号線の延伸（押上～四ツ木～松戸）

・総武線・京葉線接続新線の新設

　（新木場～市川塩浜付近～津田沼）

・京葉線の中央線方面延伸及び中央線の複々線化

　（東京～三鷹～立川）

・京王線の複々線化（笹塚～調布）

・区部周辺部環状公共交通の新設

　（葛西臨海公園～赤羽～田園調布）

・東海道貨物支線貨客併用化及び川崎アプローチ線の新設

　（品川・東京テレポート～浜川崎～桜木町、浜川崎～川崎新町～川崎）

・小田急小田原線の複々線化及び小田急多摩線の延伸
　
　（登戸～新百合ヶ丘、唐木田～相模原～上溝）

・東急田園都市線の複々線化（溝の口～鷺沼）

・横浜３号線の延伸（あざみ野～新百合ヶ丘）

・横浜環状鉄道の新設

　（日吉～鶴見、中山～二俣川～東戸塚～上大岡～根岸～元町・中華街）

・いずみ野線の延伸（湘南台～倉見）


また、埼玉県など首都圏北部では

「東西交通大宮ルートの新設」

「埼玉高速鉄道線の延伸」

「東京１２号線（大江戸線）の延伸」

によって、利便性が上がりそうだ



千葉県では

「東京11号線の延伸」

「総武線・京葉線接続新線の新設」

「京葉線の中央線方面延伸」により

より東京へのアクセスが向上するだろう



ただし、残念ながら

これらのプロジェクトが全て実施される可能性は低い

国土交通省は

優先順位はつけない方針だが

鉄道ネットワークの整備は莫大な費用が必要になる

自ずと、必要な路線が絞り込まれていくと考えられる


2030年といえば14年後

住宅を購入する人にとって

考慮するにはちょっと先過ぎるかもしれないが

頭の片隅に入れておいてもいいかもしれない


マイホームの購入で悩む

駅からの距離・環境VS価格・室内設備

ですが

今は駅から遠くても

将来的に駅が出来る地域だと

駅に近い物件と同じ価格で

ハイグレードな物件に出会えるかもしれませんね♪



最後までご覧頂き有り難うございました＾＾



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