さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

不確かな情報に振り回されないように

2009年11月06日 22時54分27秒 | Web log
今日、誘われてジョナサンのクラスメートの
お母さんとお食事をした。

とくに親しいというわけでもないのだけれど、
断る理由もないので行くことにした。

その人はいつも困った顔をしている。
で、不安だからか、とにかく人のことがあれこれ
気になるらしい。

情報屋である。いろんなことを知っている。

わたしは、学校で誰がどうしたとか、誰が優秀で、
誰が何が上手でとか、親はどんな人だとか、
親はどんな職業かとか、別にどうでもいいやと
思っている。

全く気にならないといったら嘘なわけだけれど。

もちろん子供に何かあったら心配だけど。

それ以外は特に。

人は人。自分は自分と思うようにしている。
でないと、簡単に自分を見失ってしまう。

で、彼女がいろんなことを教えてくれた。

食事が済んで別れた後「あぁ、聞かなきゃ良かったな」
と思った。

間接的に話を聞くことで、親しくもない人に対する先入観を
埋め込まれてしまったからだ。良いことならともかく
悪いことならなおさらだ。

そうかもしれない、けれどそうでないかもしれない。
そうだとしてもそれは全てではない。

先入観をもってしまったが最後、それを完全に
払拭するのは難しい。

もし、悪い情報であれば、その人に防御線を張りたくなるだろうし、
また子供にも「悪い子」とは付き合ってもらいたくないと、
心の中でちょっと考えてしまう。

そうじゃないかもしれないのに。

情報はある程度自分の身を守ってくれるのかもしれない。

確かかどうかかも分からない情報や憶測が飛び交い、
疑いが先行し、あれが危ない、これが怖い、これが
悪いとパラノイアな世の中を作り出す。

それが全く悪いとは言わないけれど、それがいいとも
思わない。

情報は情報でしかなく、振り回されさえしなければ
いいのだけれど。

それに、人に関わる情報をそうだと思い込むその人も、
思い込まれる相手も気の毒といったら気の毒だし。

へなちょこなわたしは、どうも振り回されそうになるの
だけれど、そうならないように自分に言い聞かせているので
あります。


署名

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