’08/04/02の朝刊記事から
道東暴風雪 標茶 70台立ち往生
ウトロで降雪69センチ
台風並に発達した低気圧の影響で、道内は1日午後も道東を中心に激しい風雪に見舞われ、飛行機の欠航やJRの運休が相次いだ。
国道や道道も各地で通行止めとなり、釧路管内標茶町の国道272号では車両計約70台が立ち往生。
釧路、根室両市では計1千戸以上が一時停電となった。
札幌管区気象台によると1日午前の降り始めから2日午前1時までの降雪量は網走管内斜里町ウトロで69センチ、網走市で48センチ、同管内大空町女満別で45センチ。
いずれも4月の1日の降雪量としては史上最高だった。
釧路、女満別、中標津空港では丘珠、羽田便など計35便が欠航。
JRも花咲線と釧網線で計16本が運休した。
標茶町阿歴内付近の国道272号では1日午前7時ごろ、乗用車同士の接触に端を発し、17台が立ち往生。
さらに同11時半ごろには、トラックや乗用車数台が絡む追突事故が発生し、男性1人が重傷、女性1人が軽傷を負った。
午後1時に通行止めになった後も、国道の支線から車が入り込んだことから、さらに50台が動けなくなったが、午後8時半までにすべての車が救出された。