'08/10/11の新聞記事から
邦人女性医、ソマリアに
エチオピアで誘拐 電話取材に「無事」
【ナイロビ10日共同】日本人女性医師を含む国際医療団体「世界の医療団」の2人がエチオピアで誘拐された事件で、日本人女医が10日、ソマリア人記者の電話取材に「今は(ソマリアの首都)モガディシオにいて無事だ」と述べた。
犯人グループは2人の解放と引き換えに、身代金ではなく、エチオピアで拘束されている囚人を釈放するよう求めているという。
この記者の取材に対し、犯人グループは2人に電話を代わり、うち日本人女医は「ケイコ・アカハネ」と名乗った。
また「われわれは無事だ。食事や水を与えられている。エチオピアで誘拐された」と述べた。
2人は9月22日、ソマリア国境に近いエチオピア東部オガデン地方で誘拐された。
世界の医療団は「安全上の理由」で2人の氏名を明らかにしていない。