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080407 クマに襲われ死亡

2013-10-27 21:15:34 | 社会
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’08/04/07の朝刊記事から

クマに襲われ死亡
山菜採り50歳男性 北斗


【北斗】6日午後2時20分ごろ、北斗市峩朗の山林で、山菜採りをしていた渡島管内七飯町桜町、会社員堀抜誠一さん(50)が、クマに襲われたようだと同僚から119番通報があった。
北斗消防署員が捜索し、約1時間後、ささやぶの中で倒れている堀抜さんを発見したが、すでに死亡していた。
函館中央署は死因などを調べている。
地元猟友会のハンターが、堀抜さんを襲ったとみられるヒグマ1頭を付近で射殺した。

同署などによると、堀抜さんの遺体には全身につめあとやかまれたような傷があり、顔や太ももから激しい出血があった。
クマは体長1.2メートル、体重約70キロの雄で、5歳くらいの成獣とみられる。

堀抜さんは、石灰石を採掘する峩朗鉱山で使う重機の管理会社に勤務。
6日は出勤日で、昼休みに同僚と2人で山菜採りのために事務所から約1キロの山中に入り別行動を取っていた。
昼休みが終わっても堀抜さんが戻らないため、同僚らが付近を捜したところ、クマを目撃。
このクマに襲われた可能性があるとみて、同僚らは午後1時45分ごろ、知り合いの地元ハンターや北斗市に連絡。
その後、119番通報した。

現場は北斗市市街地のJR上磯駅から約8キロ北西の峩朗鉱山付近の山林。
堀抜さんが倒れていたのは石灰石の運搬に使う作業道の斜面のささやぶの中で、付近に民家はない。

道内でヒグマに襲われて死亡した事故は、2006年10月に釧路管内浜中町で、ヒグマの駆除に出た男性ハンター(62)が逆に襲われて以来。
06年6月にも、日高管内新ひだか町で、山菜採りに出かけた男性(53)が襲われ遺体で発見された。



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