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'06/12/19の朝刊記事から
佐呂間竜巻 死亡の９人労災認定
北見労基署仮設事務所に危険性
【北見】網走管内佐呂間町の竜巻被害で、北見労働基準監督署は１８日、死亡した新佐呂間トンネルの工事関係者９人全員の労災を認定し、遺族補償年金や遺族特別支給金などを支払うことを決めた。
遺族が労災申請してから約３週間のスピード認定。
９人はプレハブ事務所内で勤務中に被災したことから、遺族は１１月３０日付で労災を申請。
同労基署が調査していた。
一般に天災が原因の場合、労災の対象にならないのが原則だが、作業環境などが被災しやすい状況だったと判定されれば、認められる。
今回、北見労基署は「プレハブ事務所の構造上に問題はなかったが、仮設物ということで潜在的な危険性があった」と判断した。
