書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

四愁詩    張衡

2012-01-24 09:09:58 | Weblog
我所思今在雁門
欲往従之雪紛紛
側身北望沸需巾
美人膾我錦繍段
何以報之青玉案
路遠莫致侍増歎
何為懐憂心煩椀

我が思う所は雁門に在り
往きて之れに従わんと欲すれば 雪紛紛たり
身を側てて北望すれば 沸巾を需す
美人 我れに錦繍段を贈る
何を以てか之れに報いん 青玉案
路遠くして致す莫く侍りて歎きを増す
何為れぞ憂を懐いて 心 煩椀する

曹操〈上〉―魏の曹一族 (中公文庫)
陳 舜臣
中央公論新社


曹操〈下〉―魏の曹一族 (中公文庫)
陳 舜臣
中央公論新社


曹操―矛を横たえて詩を賦す (ちくま文庫)
川合 康三
筑摩書房


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