書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

王鐸・遊中條語

2006-12-16 07:58:46 | Weblog

王鐸(1592-1652)
明王朝の復活を図って戦ったが武運拙く清朝に下る。
詩文、画、書、いずれにも長じていたが、特に書において、
董基昌と並び評される能筆であた。
一日法帖すると、一日需に服し、規則的な生活態度を崩さなかった。
一つの字は一万遍書かねば上達しないといい、書に対する熱情振りが
覗われる。

遊中條語(1639)
王鐸18歳の時に旅した想い出を後に書いたものである。
じぶんの住んでいる辺りの山が当時の山の姿に似ていることから追憶したらしい。

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