久留米ツツジは、一般のツツジより早生で、花が小さく、多花性で、しかも色合い豊富なグループです。もともとは、江戸時代に久留米藩士の何某さんが、在来種のキリシマツツジとサタツツジから改良したのが始まりだとか。お花の好きなお侍さんだったのですね。そして、この優しい花はレジナという品種です。白に薄紅をさした色合いがなんとも言えず、あの派手なオオムラサキ(紫ピンクのよくあるツツジ)とは、まったく別物の観があります。花は二重というのでしょうか、ひらひらっと軽やかです。これは温室咲きですが、お庭に植えてあるものも、桜の咲く頃には咲き出します。小輪系のツツジの仲間としては、サツキが有名ですが、さつきは名前のとおり5月にゆっくりと咲いてきます。
とても丈夫で、育てやすい花でもあります。←ここ重要。背丈も30センチくらいなので、小さいお庭にも植えやすく、おすすめ二重丸◎といったところでしょうか。